今日のまゆーら

  「へんしんトイレ」 2016年6月18日 

2016年06月21日

前回とはうって変わって、静かな文庫。

ひたすら本を読むりこちゃんと、プラバンのお絵描きに夢中のさやちゃん。

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私もさやちゃんと一緒に、プラバンを作ることにした。

職場のトイレの鍵に付ける、キーホルダーのタグが欲しかったのだ。

 

プレハブの学童保育の建物にはトイレがなく、校庭のトイレに行くので、

戸締りの鍵が必需品。

開けた後、うっかり自分のポケットに入れてしまおうものなら、

閉める時に他の指導員が大探しする羽目になるのだ。

 

それでポケットに入らないように、でっかいウサギのぬいぐるみを

ぶら下げてあるのだが、ついでにトイレと書いたタグも欲しい!

 

「よし、トイレの鍵ってわかる絵を書くぞ」と、文庫でそれらしい絵本を探す。

何しろ子どもたちって、トイレだのウンチだのが出てくるお話が大好き。

 

パッと心当たりの本を集めてくれてビックリ。

ついでに言うと、二人が来た時に座る場所が毎回同じ所…と気がついて、

なぜかしらと、さやちゃんママと話したのだが、答えは明快。

 

りこちゃんは自分がいつも読む、お話の本棚の前に陣取るし、

さやちゃんは絵本の溢れた場所にまず座るのだった。

まぁ、文庫は狭いから、たいして場所に悩むこともないし。

 

その自分のテリトリーから、りこちゃんがパッと出してくれたのは、

ウンチが出来る仕組みの科学絵本。

多分タイトルは『うんこのできるまで』、佐藤守著。

 

一方、わたしと妙ちゃんがウンチの本と聞いてまず連想したのは、

ご存じヴェルナー・ホルツヴァルトの『うんちしたのはだれよ!』だった。

ウンチを頭に乗っけたまま、犯人捜しをするモグラ君の絵は忘れられない。

 

そしたらさやちゃんは、「絶対へんしんトイレ!」と言って、

あきやきただし作の『へんしんトイレ』を出してくれた。

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『へんしんトンネル』のシリーズで、子どもたちにも大人気の絵本だ。

まこちゃんが「まこまこまこ」と言いながらトイレに入ると、

コマになって出てくるとか、色んな物に変身する言葉遊びの絵本。

 

でもこの絵本に、普通のトイレやウンチの絵があったかなあと言ったら、

さやちゃんがかわいいウンチの絵を見せてくれた。なるほど。

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面白いから二つともプラバンにしてしまった。

モグラ君の方はちょっと強烈だから、他の指導員のひんしゅくを買うかも。

インパクトはあるんだけどなぁと、思案中です。

 

さて、ウンチに明け暮れて文庫はお終い。

ご協力ありがとうね。

 

次の文庫の日は、7月2日です。

(芝 直子)