今日のまゆーら

  「ぼくを探しに」 2018年9月1日 

2018年09月02日

 

 

境内の上の山で、大きい木がパックリ裂けているのが見えるのは、

多分夕べの落雷ではなくて、先週の台風のせいに違いない。

なのに、なんだかまた、次の台風が不気味…。

 

文庫のお客ははるちゃんだけで、そのはるちゃんは自力でスライムを作っていた。

なんでもおうちで目分量で試したら大成功したそうで、

材料一式を持って来て、文庫でもスライム作りにいそしんでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵の具を入れてきれいな色になった所を撮影してみた。

うー、手の隙間から垂れそうだ。

 

一緒にやろうと誘ってくれたけれど、私は、昔作ったことはあるものの、

スライムは基本作らない。

なぜかというと学童保育の教室では、このネバネバが天敵なので!!

 

ところではるちゃんのお誘いを断って何をしていたかと言うと、

前に和本作りに使った襖紙の見本帳で、今日は封筒を作っていたから。

 

 

 

 

 

 

 

型紙を作って和紙を切り、ボンドで貼ってみる。

結構すごいのが出来たわ。

でもこんなの、使う機会があるのかしらん。

 

サイズは定型郵便サイズなので、普通に切手を貼ればOK。

和子さんが使ってくださるとのことなので、調子に乗っていくつも作ってみた。

でも分厚い分、重量にご注意を。

 

ところでお寺の副住職でもある、はるちゃんのお父さんが文庫で読んでいたのは

シェル・シルヴァスタイン作の『ぼくを探しに』だったと思う。

それとも続編の『ビッグ・オーとの出会い』だったかしらん。

 

 

 

 

 

 

 

 

普通に絵本の棚にあるけれど、小さい子向きの絵本とはちょっと違う。

なにかが足りない・足りないかけらを探しにいく…

何が足りないのか、そして続編では大きな丸・ビッグ・オーに出会う。

世界中で読み継がれている、大人の童話だ。

 

哲学的すぎて、私なんかはついついスルーしてしまう手の本だけれど、

そんな本もあるよ、と並べているのが文庫だと思っている。

絵本の世界も多様なのです、と笑っておこう。

 

次の文庫の日は、9月15日です。

(芝 直子)