今日のまゆーら

  「やきざかなののろい」 2019年11月30日 

2019年12月05日

 

 

今日の文庫のお客様は3人。

はるちゃんと、前回初めて来てくれたののかちゃん、

それに初登場の、ののかちゃんの妹のなちちゃんだった。

お姉ちゃんと一緒に自転車で来てくれたとの事。

 

帰りは二人だけで帰るというので、おうちの場所を聞いてみたら、

「鉄棒しか無い公園知ってる?」

…知らないなあ。

 

とにかく交通量の多い県道を通らなくて良いらしいので、安心した。

何年か前に、和子さんが散歩の途中で文庫のチラシを

公園のフェンスか何かにぶら下げてきた、と聞いたから、

その種が実を結んだのだろうか。すごい事だ。

 

 

 

 

 

 

さて可愛い女の子3人で、今日はミサンガを作る。

リクエストしてくれたはるちゃんが作りかけていたのを見て、

ののかちゃんたちも「作りたい!」と言ってくれたのだ。

 

作り方は三つ編みができる子なら、いたって簡単。

5番の刺しゅう糸を三つ編みにしたのを3本作って、

それをまた三つ編みにするだけ。

多少編み目がきつかろうがゆるかろうが、それなりにきれいに見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は編み上がったミサンガ3本と、手首に巻いてみたところ。

ふっくら可愛い手は、1年生のなちちゃんだ。

 

その後カードゲームでしばらく遊び、4時半が近くなったので、

借りる本を選ぶ?と言ったら、ののかちゃんが「決めてる」と言って

絵本の本棚から出したのは、塚本やすし作の『やきざかなののろい』。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小骨が多くて食べにくい焼き魚は、「ぼく」にとって苦手な料理。

お箸でぐちゃぐちゃにほぐして、食べたふりをしていたら、

お風呂の中や寝る時まで、「食べてくれ」と言って

骨だけの焼き魚が追っかけてくる。

 

それでも絶対に食べないぞーと言っていると…。

呪いなんか怖くないけど、やっぱりちょっぴり怖くなってくるかも。

それとも焼き魚を食べたくなってくるかな。

 

ののかちゃんはミサンガを編みながら、本棚のこの本が気になって、

借りて帰ろうと思っていたそうだ。

すごいなあ、面白い絵本を見つける嗅覚もあると見た。

 

さて次回は成道会。

別名お汁粉パーティで、時間はいつもと同じ2時からです。

 

次の文庫の日は、12月7日です。

(芝 直子)