今日のまゆーら

  「バムとケロのそらのたび」 2015年10月31日 

2015年11月02日

お寺でハロウィン…と言う斬新な行事の日。

たまたま文庫の日がハロウィンに当たるので、
どうせならみんな仮装をしてきたらお菓子をあげよう!と
軽いノリで言いだしたのだけれど…、ふたを開けてビックリ。

ご住職がみんなでお経をあげる気満々で待っていてくださった?!
初めは冗談かと思ったわ。

自由にも程があるんじゃないかと思いつつ、仮装した子どもも大人も
本堂に上がって『子供の経典』をあげる、世にも不思議な光景。

その後、階段に集まって集合写真をご覧あれ。
後列にいるナスビは、ゆっくんのママ。
元気いっぱいで、お盆のお供え物になりきっていた。
ハロウィン

 

 

 

 

 
まあ世界的にも子どものお祭りで、キリスト教と直結する文化でもないらしい。
バットマンやかわいい妖精、デビル、魔女などに目一杯仮装した子どもたちが
本堂を走り回り、境内で遊んでいた。

もちろんみきちゃんママの御指導で、「trick・or・treat!」と叫んでお菓子をもらう。
私が用意したお菓子の他にも、色々差し入れがあって、
子どもたちは楽しいハロウィンだったようで、何よりだった。

その後の工作コーナーは、タオルハンカチを使ってクマの人形作り。
ハンカチを丸めて輪ゴムで縛り、目や鼻、飾りなどをボンドでつけるだけ。
急きょお願いして不要のタオルハンカチを持って来てもらったので、
持ってない人もいたけれど、なんとか予備のを使って全員が作れた。

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べてみたら表情も色々で可愛い。
みきちゃんは耳を長くしてウサギにしていたし、りこちゃんのはアヒル…。
写真には写ってないけれど、眼鏡をかけたクマさんもいた。

ところで今日のおススメ絵本は、ハロウィンの季節に因んで
島田ゆか作の『パムとケロのそらのたび』。
Jack-o’-Lantern(ハロウィンカボチャ)が出てくる。

パムとケロのシリーズは、お話も面白く、すみずみまでこだわった
隠れたストーリーが一杯で、何度読んでも飽きない本だ。

『パムとケロのそらのたび』は、
おじいちゃんから届いた大きな荷物を組み立てて飛行機を作り、
それに乗っておじいちゃんに会いに行く話。

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玉ねぎ山脈やリンゴ山、かぼちゃ火山など、次々に飛行機に危険が迫る。
今度持って行くのでぜひ読んでください。

次の文庫の日は、11月7日です。
(芝 直子)