第202回「如月会」例会〈4月〉

如月会 2009/04/24

予告 第202回「如月会」例会

4月
・13:00~13:50  ・4月のことば
               ~4月は「出発(たびだち)」の月~
              ・「出発」は英語で“departure”
                       (ディパーチャー)
              ・時事問題ワンポイント
              ・表紙(詩)鑑賞 

・13:50~14:40  ・古典文学シリーズ
「源氏物語」―「澪標(みおつくし)()」― 
・14:40~15:25  ・楽しみながら学ぶ暮らしの法律
― 「相続」 ―
・15:25~16:00  ・明治文学シリーズ
「樋口一葉作品集」             

・4月24日(金)午後1時~4時(正教寺)です。
・新しい方お待ちしています。ぜひ御参加下さい。

いつもちこくのおとこのこ -ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシー

今日のまゆーら 2009/04/18

樹人君の今日の注文は
「『ねえ、どれがいい?』を書いた人の本、全部出して。」

バーニンガムの本ってことね。

工作しながら聞いたので、「後でね」と答え、帰る頃になって思い出した!

『ガンピーさんのふなあそび』、『いっしょにきしゃにのせてって』、『アボガドベイビー』

まだ何か忘れてるような…と探して、思い出した。
「あっ、いつもちこくのおとこのこ!」

そう叫んだら、間髪をいれずに樹人君ママの妙ちゃんが
「えっ、樹人のこと?」

いやいや、と大笑い。

本棚から取り出して、「これ面白いでぇ。読みたいわ」と言ったら、みんなも「知ってる!」と言いながら聞いてくれた。

中学生になったそうたアニキも、いつのまにか絵を描く手を止めている。

「先生、悪いで」
「えーっ」
「ほんとの事言うてんのに、かわいそう」

ところでこの絵本の表紙の裏には、先生に命じられて、罰にジョンが書いた書き取りがびっしり書かれている。

「もうわにのうそはつきません。てぶくろもなくしません」
という意味の英語の書き取りなのだが、みきちゃんのママに読んでもらったところ、新事実が判明。

どっさり書いているうち、ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシーは、途中で単語のスペルを間違えて、そのまま書き続けていたのだ!

なんとバーニンガムの芸の細かいこと。
みきちゃんのママは、さすが英語の先生。

そのみきちゃんの家に、だるまさんシリーズの作者、かがくいひろし氏からハガキが届いたと、みきちゃんが見せてくれた。

読者カードのお返事だとか! すごいなあ。

今日の工作は、母の日も近いので粘土のカーネーション。
それを(仕掛けカード)に貼って、開くと『お母さんありがとう』の字が出るようにしたのだが・・・

落っこちて知らずに踏んでしまったカーネーションは、押し花に化けてカードに張り付けた。

完成して良かった!

次の文庫の日は、5月2日です。
  (芝 直子)

ぶかぶかティッチ

今日のまゆーら 2009/04/04

文庫に新しいメンバー登場!!
って、ホントにこれ以上ないほど新しいメンバー。
だって、生後1か月のさやちゃんだから。

いっとくんママの妙ちゃんが、生まれたばかりのさやちゃんと一緒に久しぶりに来てくれた。

おそるおそる抱っこさせてもらって、緊張のみきちゃん。
降ろした後、心底疲れた顔になったのがおかしい。

「肩凝った」と顔に書いてあるようだ。

お兄ちゃんになったいっと君が、『いたずらかいじゅうビリー!』を出して来て、「この人の本、他にない?」と言うので、文庫にあるだけのパット・ハッチンスの本を出してみた。
 
もっとあった気がするのだが…。

『ロージーのおさんぽ』に始まって、『おまたせクッキー』、『おやすみみみずく』。

それに『ティッチ』と『ぶかぶかティッチ』だ。
妙ちゃんがそれらを次々読んでくれた。

そしたら『ぶかぶかティッチ』を聞いていたいっと君が、赤ちゃんを連れたママがおうちに戻ってくるシーンを見て、「そんなに早く帰ってくるって、おかしい!」

うーん、この絵本を見てそんな感想を言えるのは、直近に妹が生まれたキミくらいかもしれないゾ。
思わずみんなで笑ってしまった。

ティッチのように、妹にお下がりの服をあげるのは無理かもしれないけど、一杯あげられるモノがいっと君にはあるに違いない。

「また絵本を読む日々が始まるんやねぇ」と妙ちゃん。

いいなぁ、そんな風に赤ちゃんの誕生を思えるお母さんって。

今日はいっと君とみきちゃんが、ミニチュアの兜飾りを作り上げた。
とてもきれいに出来ました。

「芝さん、さやが小学校卒業するまで、文庫でいてね」と妙ちゃんに言われたけれど、それはどうだか。

私はいくつになるのだ?
なんぼネコ年でも、すごいおばあさんネコになるかも。

そう言えば、前回私の誕生会をやっていただいた時、子どもたちに一杯プレゼントをもらった。

たいていお手紙や工作の作品だったけれど、そうたアニキがくれたのは、本物の猫用ドライフードだった。

「ありがとう、おいしくカリカリ食べてます。」

次の文庫の日は、4月18日です。 
  (芝 直子)