もりのドギマギ

今日のまゆーら 2009/10/31

あいまいなままだった絵本の名前が判明。

以前このページで、うろ覚えで書いたけど
パソコンでヒットしない、と言った本は、
『森のガオガオ』ではなく、舟崎克彦作の
『もりのドギマギ』だった。 

なんてこった。全然違うじゃないか!
なんたる記憶力の無さ…。
主人公の名前まで間違っていて、へこんでしまった。

それを文庫で見つけて、いっと君ママの妙ちゃんが
子どもたちに読んでくれた。

「なんでドギマギは、元の姿に戻れないの?」

うーん、何でだろうね。
お姫様が大好きだからかな。

聞いてくれたのは、今日初めて文庫に来てくれた
あゆみちゃん。
いつものメンバーのみきちゃんのお友だちだ。

二人は同じ幼稚園のクラスで、同じ日に生まれ、入学に備えて用意したランドセルも、同じ水色だとか。

他にも今日は、妙ちゃんのお知り合いのご家族が見えた。
お父さん、お母さんと、一歳になったばかりの
りこちゃんだ。

お父さんは本職のイラストを描かれる方で、
みきちゃんたちが作っていた工作用に、
ハロウィンの絵を描いてくれた。

牛乳パックの絵合わせキューブだが、
カレンダーのクマのきれいな写真を貼って、
とても素敵なのが出来た。

で、空いた所にプロの絵を…と思ったのだけれど、
結局、見ているうちに自分でも描きたくなった
あゆみちゃんもみきちゃんは、自作の絵を貼った。

だから、せっかく出来上がったプロのイラストは、
めでたく二人のお土産にすることに。

ありがとうございました。

ところで、りこちゃんと言う名前は、みきちゃんの
妹とおんなじだ。

せっせとみきちゃんらが工作をしている側で、
マジックを持って行ったり、ボンドを口に入れたり。

いろいろかき回してくれる。
いやぁ、口がくっついたらどうしようと思ったぞ。

「みきちゃん、りこちゃんという子に悩まされる
運命なのね」と妙ちゃん。

お迎えにきた、妹の りこちゃんも文庫に入って来て、
文庫は二人の りこちゃんの天下…。

あゆみちゃんも、りこちゃんズも、また遊びに来てね。

次の文庫の日は、11月7日です。
  (芝 直子)

ぶんぶん ぶるるん

今日のまゆーら 2009/10/17

今日も少し大きくなった子猫3匹を連れて、文庫へ。
いっと君が発泡スチロールで、子猫用フィールドを
作ってくれたので、しばらくその中で運動会をする。

いっちょまえにおしっこを飛ばすし、ミルクの量も増えて、
ますます手がかかる。

さやちゃんを抱いて子守をしている藤浪さんと、
おんなじ境遇みたいな気が…、あ、いや、失礼。

今日の工作は、沖縄土産の『ハブの卵』をもじった
びっくり工作。

ただし一年生とかには、ハブの卵と言っても怖さが
伝わらないので、改名して『ハチの袋』。

ハチが入ってます、と書いた封筒を開けると…!
ま、あとは開けてのお楽しみ。

それで封筒の表に、ハチの絵を描きたいのだが、
ハチの絵…。

ハチの出てくる絵本はないかと、文庫で大探ししたら、
見つけたのが、『ぶんぶん ぶるるん』
バイロン・パートン作、てじまゆうすけ訳の絵本だ。

一匹のミツバチが牛のお尻を刺して、怒った牛が
雌牛に八つ当たりして、その雌牛がミルク絞りの
おばさんに当たって・・・。

どんどん八つ当たりが繋がっていくお話。

でもその絵本を見て私が描いたハチの絵より、
いつものことながらいっと君がすらすらと描いた
ハチの方が、《怒れるスズメバチ風》で迫力満点
だったけれど。

それから、山の上の畑でコオロギとりをする。
久しぶりの山の上は、お昼の雷雨がウソのように
晴れて、すっかり秋の空気でいい気持だった。

いっと君が捕まえたコオロギの遊び場を作って
やるのだと、みきちゃんと二人で畑に穴を掘った。

次々に穴が増えて中でつながり、プレーリードッグタウン
ならぬ、コオロギタウン。

コオロギは迷惑だろうなぁ。

次の文庫の日は、10月31日です。
  (芝 直子)

ねことたのしくくらす方法

今日のまゆーら 2009/10/03

今日の文庫のメインゲストは、多分私が連れて行った
3匹の子猫。

一週間前に、うちの物置でへその緒がついたままの
生まれたての子猫を見つけてしまい、親猫の姿も
見えなくて、仕方なく保護してしまったのだ。

それからというもの、三時間おきの授乳のため、
勤め先の学童保育の教室にも一緒に通勤。

今日の文庫にも連れて行ったものだから、いっと君、
みきちゃん、あいかちゃんなどいつものみんなの
注目の的になった次第。

哺乳瓶でミルクを飲ませたら、周りをずらりと
子どもたちが取り囲んでくれる。

そりゃあ、こんなちっぽけな猫を見るのは、
みんな初めてかもなぁ。

卵を呑んだようなポンポンのおなかになった所で、
かごに戻して、「もうねんね。」

そしたらみんなも、てんでに好きな遊びを始めた。

みきちゃんが声に出して読んでいたのは、私が
本棚から引っ張り出して見ていた、ゆーちみえこ作の
『ねことたのしくくらす方法』。

幼稚園なのに平仮名もカタカナもスイスイ読める。
すごい。

ずっと前に買った本なので、今読んでみると色々
猫の飼い方の描写に問題があるんだけど。
例えば猫のご飯に、鰹節や煮干し、と書いていたり、
飼い主の食べているおかずを分けてもらっていたり…。

まあ、猫の育児書代わりにするのでなければ、
優しくてパワフルな女の人に愛されている猫たちが
すごく自然で、幸せそうで、大好きな絵本だ。

しかもこの女の人、四季が巡る間に新たに3匹も
猫を拾っている…。
って、他人ごとではないが。

境内ではいっと君が、段ボール箱を切り開いて、
いろんな物を作っている。
大物の工作らしい。

みんなも参加して、段ボールのラケットとボールで
テニス(?)が始まっていた。

子猫が汚すので、ぼろ布がいくらあっても足りなくて、
とぼやいていたら、藤浪さんが、白い新しい布を
いっぱい下さった。

使い捨ての掃除用に切ってあったものだとか。

「おばちゃん、お孫さんに使ってね。
三匹の初孫の出産祝い。」
と妙ちゃん。

もったいない!
と言いながら、頂いて帰って来た。
ありがとうございました。

次の文庫の日は、10月17日です。
  (芝 直子)