からすのパンやさん

今日のまゆーら 2011/10/29

『からすのパンやさん』は、
言わずと知れたかこさとしの絵本。

40年も前からのロングセラーで、
今も本屋さんの児童書コーナーに堂々と並んでいる。

久しぶりに来てくれたゆきや君が本棚を物色して
かこさとしの本が並んだ中に見つけた。

ゆきや君のおうちにもあるそうだ。
おうちの本棚に絵本がたくさんあるって、
すごくいいね。

子どもの側にいつもいい本を置きたい。
手に取れる所にいっぱい本が欲しい。

そう思って文庫が生まれ、
文庫が集まって紀北子どもの本連絡会が出来た。
(今は細々と続けているけど)

お母さん、おうちの中にぜひ
子どもたちの興味を引く本を並べて下さい。

子どもたちがつい手に取りたくなるような本を。
お母さんのおススメの本があれば、
さりげなくその中に混ぜて置いて下さい。

おっと、柄にもなく偉そうなことを書いてしまった。

『からすのパンやさん』の中でも一番人気は
見開きページ一杯に面白いパンが並んだ所。

みぃちゃんのお気に入りは、ぱんだぱん。
ゆきや君の好きなパンはどれ?
ついつい必死でパンの名前を読んでしまう本だ。

ところで先日、きょうた君の借りた本の数が
100冊になって、お祝いのキーホルダーをゲットした。

だとしたら、他の子も100冊位にはなっているのでは?
そう思って今日はみんなの貸出ノートをカウントする。

そしたら案の定、みきちゃんは100冊どころか250冊位、
りこちゃんとゆきや君も100冊を突破していた。

兄妹3人で1冊のノートを使っているあいか姉ちゃんも、
きっと100冊になっているハズ。

やあやあ、来週はみんなまとめて100冊のお祝いだ。
写真は貸出ノートを見せてくれる、りこちゃん。

ノートには返したしるしの孔雀のスタンプが並ぶ。
孔雀はサンスクリット語で悪を食べる鳥との事。
まゆーらのシンボルなのです。

うーん、久々に文庫周回マラソンをして、
フウセンカズラの種をあちこちの草はらに
『花咲かじいさん』ヨロシク蒔いてきたらくたびれた。

次の文庫の日は、11月5日です。
  (芝 直子)

第233回如月会のご案内

如月会 2011/10/21

10月如月会例会(第232回)予告

〈10月時間表〉
・13:00~13:30 ・10月のことば
・時事問題ワンポイント
・表紙(詩)鑑賞>
  ―金子みすず・日本唱歌集―

・13:30~14:20 ・古典文学シリーズ>>
「源氏物語」

・14:20~15:10  ・くらしの法律シリーズ
「相続」

・15:10~15:30  ・明治文学シリーズ
与謝野晶子「みだれ髪」

☆日時:10月21日(金)13:00~15:30
☆場所:正教寺

なぞなぞのくにのアンパンマン

今日のまゆーら 2011/10/05

今日の文庫はあいか姉ちゃんと、さやちゃんだけ。

ハロウィンも近いことだし、
カボチャやおばけ、こうもりなどの切り絵をして遊ぶ。

でも何でこの時期、猫も杓子もハロウィンだろうね。
お菓子の包装紙もハロウィン一色。

その割に、ジャック・オ・ランタンともいう
あのカボチャの目鼻立ちがいまいち分からない。

もっとギザギザの歯で、とか
三角の目で、とか、苦労して作ったのが写真のカボチャ。

さあ、出来栄えはいかに。
写真は、出来たカボチャを顔にあてたさやちゃん。
カメラを向けたらきっちりポーズを取ってくれた。

いいお顔もしてくれたのだけれど、
カボチャの陰で…。

あいか姉ちゃんが帰った後は、さやちゃんの天下。
いっぱい遊び、大好きなアンパンマンの絵本を
読んでもらう。

ママの妙ちゃんが取りだしたのは、
『なぞなぞのくにのアンパンマン』

やなせたかし作のアンパンマンシリーズの中では
ごく初期の本で、今は絶版らしい。

なにしろさやちゃんのリクエストで
アンパンマンの登場人物のイラストをササッと描ける
妙ちゃんが、「顔が違う」と言うほど。

うーん、長く連載しているコミックなんかで、
第1巻を見たら、あまりのタッチの違いに
びっくりするよねぇ。

アンパンマンも変化しているらしい。

内容は、アンパンマンがなぞなぞを
すらすらと解答していく話。

ピーマンに、
どうしてそんなにアンパンマンはよく知ってるの、と
聞かれたジャムおじさんが、
顔の中においしいアンが入っているからだよ、と。

今度ピーマンのお腹にもいいものを入れてあげよう、と
言うのだけれど、えーっ、それは余計なお世話…。

さてさて、もう一枚の写真は
二人羽織状態でブンブンゴマを回す
さやちゃんとママです。

次の文庫の日は、10月29日です。
  (芝 直子)

11ぴきのねこ

今日のまゆーら

今日の文庫はレディースディ。

みきちゃん・りこちゃん姉妹に、あいか姉ちゃん、
それに寝起きでまだちょっぴりお眠のさやちゃん。

色画用紙で作ったムササビを
輪ゴムの力で飛ばす工作をする。

けっこうスイスイ滑空して、宙返りしたり、
予測のつかない飛び方になるのもおもしろい。

などと言っていたら、あいか姉ちゃんのムササビが
シュパッと勢いよく飛んで、本棚の隙間に…。
でもって、いくら探しても見つからない。

「夜になったら出てくるんやわ、夜行性やし」
と慰めていたら、妙ちゃんが一言。

「巣を作って子ども生んでたらどうしよう」

それは大変だ。
でも見たい気がするわ。

一方、寝起きのさやちゃんは、
後生大事に風船をつかんでいたが、
境内で遊んでいるうちにパーンと割れた!

びっくりしてしばらく固まっていたさやちゃん、
気を取り直して…
境内のフウセンカズラを千切っている写真です。

どっちも風船に違いない。
でもこの時期のフウセンカズラの実は
まだ緑だったり、薄い黒だったり。
微妙な薄墨色の実を見て、
「昔の喪服の色みたい、にび色って言うの」と
面白い連想をしたのはみきちゃんのママ。

鈍色って書くんだよね。
薄い黒と言うか、濃い灰色と言うか。

写真はまだそこまで色づく前の、緑色の種。
グリーンピースみたいだ。

ところで今日持っていたのは、
前から買いたかった『11ぴきのねこ』シリーズ。

言わずと知れた馬場のぼるの名作絵本だ。
ボロボロだったのを、6冊まとめ買い。

30年も前から、うちの子どもたちも大好きだった。
『11ぴきのねことあほうどり』の、
あほうどりの兄弟がどんどんでっかくなって
ねこたちの前に現れる所は、何回読んだか。

あのコロッケは、ホントにおいしそうだった。

次の文庫の日は、10月15日です。
  (芝 直子)