1か月ぶりの文庫の日。
「新しい工作をしたい」との
ゆきや君のリクエストにこたえて、
チラシとビニール袋で作るフリスビー。
作り方はいたって簡単。
チラシを巻いて棒状にしたもので輪っかを作り、
ビニールをピンと貼るだけだ。
ただしセロテープが無くなっていて、
途中で買いに行っていただくというハプニングが!
皆さんのおかげで完成したフリスビーは、
とにかくクルクルと良く飛んで、
うっかりすると屋根に乗りそうで冷や冷やするほどだ。
投げる場所を選ぶ工作だなあ。
写真はチロッと舌を出しながら
見事なフォームで投げたゆきや君と
目玉模様のフリスビーを手にした りこちゃん。
遊んだあとは、文庫の入口に腰かけて、
『チリメンモンスターをさがせ!』の本で
チリモン探しが始まっていた。
『ミッケ』シリーズと同じような、物探し絵本だけれど、
きしわだ自然資料館の著作だけあって、
出てくるチリモンが実に詳しくて、図鑑としても面白い。
へえぇ、海にはそんな生きものがいたんだ!と、
出てくるチリモンが多種多様なのにもびっくり。
そう言えば、子どもの頃食べたちりめんじゃこには
こんなのがいっぱい入っていたわ。
タツノオトシゴなんかがいたら、トクした気がしたものだ。
今では選別されているらしいが、
雑味があると嫌がられるのかなぁ。
何でもきれいにしなきゃ売れないとか??
人間も魚も、雑味があってこそ味わい深いと思うけれど。
真剣にチリモン探しをしているみきちゃんらを横目に、
そんなしょうもない事を考えてしまった。
次の文庫の日は、6月2日です。
(芝 直子)