朝の大雨警報が解除になって、日が差してきた。
この分なら今夜は天の川が見えるかも。
織姫と牛飼いは一緒に過ごす事が出来るかしら。
と言うわけで今日持って行ったのは
舟崎克彦文・二俣英五郎絵の『たなばたものがたり』。
働き者の織姫と牛飼いが、一緒になったとたん
互いに夢中になって働くことを忘れ、
天帝の怒りに触れて引き離されるというお話。
他にも、七夕の絵本『たなばたむかし』では、
羽衣伝説にのっとったバージョンもある。
天女の羽衣を隠した男が天女との間に子をもうけるが、
天女は羽衣を見つけて天に帰ってしまう。
99足のわらじを編んで天に向かった男は…
やっぱり溢れた大河に引き離されることになる。
七夕の絵本を読んでいたら、妙ちゃんが
さやちゃんはひこぼし様と言わずにひこかび様と言う、
と秘密のネタを教えてくれた。
面白いから、読み聞かせは「ひこかび様」と
読んでみようかとしたが、この本では
「牛飼い」になっていて、彦星様という言葉が無かった。
残念。
でも『たなばたものがたり』は、
みきちゃんが借りて帰ってくれた。
ところで写真のすごくインパクトのある顔は、
絵本『でこちゃん』を顔にかざしたさやちゃん。
前髪を切りすぎて流行りの(前髪ぱっつん)になった
てこちゃんのおはなし。
この絵がさやちゃんそっくりで大受けし、
芝さんにも見せてやろうと、文庫に持ってきてくれたもの。
いやいや、さやちゃんの方がかわいいよ。
もう一枚は、河童になった三人。
なぜかみんなでキュウリの丸かじり中。
何もつけず、ヘタのついたままのをガリガリ…。
さやちゃんが大好物なので、みんなもお相伴したらしい。
でもみきちゃんとりこちゃんは、途中でギブアップ。
うーん、やっぱりマヨネーズかお味噌が欲しいね。
七夕らしく、星の切り絵を作っていたら、
久しぶりにやってきたいっと隊長が、すらすらと
伝説の超絶技でカニやトンボを切ってくれた。
声もハスキーになって、すっかりオニイサン。
また来てください。
次の文庫の日は、7月21日です。
いよいよ夏休みだぁ。
(芝 直子)