「きつね森の山男」 2014年5月17日 

今日のまゆーら 2014/05/17

五月晴れの気持ちのいい日。
文庫のお客はりこちゃんとママだけだった。

さやちゃんとこは岬公園に遠足らしい。
いいお天気過ぎて紫外線が怖いだろうな。

紀北子どもの本連絡会で今度、おいしい食べ物の出てくる本を特集するので、
どれがいいかと文庫を物色。
あらかじめ考えていた候補の他に、あるわあるわ、
おいしい食べ物の出てくる本が一杯だ。

古くから知られている本で、ああ、あの本に出てくるヤツね、というのにするか、
新しい所で数ある中で選ぶか。

馬場のぼる作の『きつね森の山男』は前者の方で、
これに出てくるふろふき大根は実においしそう。

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ところでふろふき大根って、なんでふろふきって言うのだろう。
りこちゃんママは「茶道のお風炉?」との意見だが、漢字は風呂だと思う。
まさか湯船で茹でるはずもなし、なんだろう。

山男は殿様の前で、ポンポンと輪切りにした大根を大釜に入れる。
うーん、食べたくなってきたぞ。

他の候補は、ストーリーと関係なく主人公がおいしそうなパンを食べる
『名探偵カッレ君』とか、
こわいけれど食べてみたい田島征三の『だいふくもち』とか。

新しい本では、このブログにも時々紹介する
とよたかずひこの『おいもさんがね』のシリーズかも。
井上荒野の『ひみつのカレーライス』も捨てがたい。

…なんだかんだ言って、今日はおいしい物の本ばかり見ていた。
おまけにりこちゃんママからは、帰宅後わざわざウスイえんどうを頂いた。
わーい、今日は豆ご飯だ。

馬鹿言ってたら、文庫で写真を撮り忘れていた。
仕方ないので頂いたきれいな豆を撮ってみよう。
本当に翡翠みたいだ。

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一人で遊んでいたりこちゃんが借りて行ったのは
谷川俊太郎の『これはのみのぴこ』。
ご存知言葉遊びの名作だ。

「これはのみのぴこ
これはのみのぴこのすんでいる ねこのごえもん」
うん、最後のページまで暗唱できるわ。

りこちゃんもぜひおうちで暗記して下さい。
ちなみにお姉ちゃんのみきちゃんは、寿限無を暗唱できるそうだ。
落語家になれるかもよ。

次回の文庫の日、5月31日は私の学校の運動会です。
終わってから来るので、3時ごろになります!

次の文庫の日は、5月31日です。
(芝 直子)

由良浅次郎翁五十回忌、髭白長四郎翁二十五回忌ならびに正教寺にご尽力頂いた先人への感謝法要

雲城山正教寺 お知らせ 2014/05/03

6月28日土曜日
10 時から
先人の皆さまへの感謝法要を行います。

由良浅次郎翁が和歌山市の偉人ということで
法要に引続き
由良浅次郎翁没後50年記念事業を行います。

由良浅次郎翁のご令孫で和歌山市観光発信人
由良禎造様の講話を
和歌山市長を始めご来賓をお迎えして
拝聴します。

午後からは
薬膳弁当を頂きながら
和歌山で活躍する兄弟芸人すみたにの爆笑漫才や
音楽をお楽しみいただきます。
司会はFM和歌山でお馴染みの
宇和千夏さんが担当くださいます。

その他にも
日展書家上田大愚先生の写経講座を初め
体験型のワークショップを多数企画中です。

お楽しみに!!

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前住職近況

「もうそろそろお迎えやな。
念仏申して、また会いましょう。」

今朝は、記憶の回路がしっかりしていたのか
いつになくはっきりとした口調で
坊守にそうもうしたそうです。

今年は数えで100歳になります。

昨年より、心筋梗塞を患い
入退院を繰り返していますが
穏やかな毎日を過ごさせて頂いています。

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