9月23日(火)13:00~
秋のお彼岸法要をお勤めします。
お誘いあわせの上、どうぞお参り下さい。
9月23日(火)13:00~
秋のお彼岸法要をお勤めします。
お誘いあわせの上、どうぞお参り下さい。
一か月ぶりの文庫の日。
と言うのも、9月初めに文庫がある正教寺の前ご住職・中井裕子様
子どもたちにとっては「お寺のおばあちゃん」がお亡くなりになったから。
100歳のご長命で、文庫の子どもたちにも温かく接してくださり、
さぞうるさかったであろう子どもたちの声を、喜んでくださった院主さん。
お通夜と告別式には文庫の子どもたちの姿もあり、みんなでお別れをしました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
そのお通夜の席で、導師様がお話の中で触れられたのが、
湯本香樹実作・涌井駒子絵の、『くまとやまねこ』の絵本だった。
くまは、大切な友だちだった死んだ小鳥を、きれいな箱に入れて抱いて歩き、
他の仲間からは「忘れなくては」と言われて、遂にうちに引きこもる。
でもある日、まぶしいお日さまに惹かれて外に出たくまは、
昼寝をしているやまねこに出会う。
側にあった変わった形の箱が気になったくまは、中を見せて、と頼む。
片目をあけてくまを見たやまねこは、両目を開けて
「君の持っているきれいな箱を見せてくれたらね」と言うのだ。
やまねこの奏でるバイオリンを聞いて、くまは死んだ小鳥との思い出を
どんどん思い出すのだが、白黒のページをめくるたびに
次々赤い色が増えていく所が、キュッと胸に迫る。
この本は、以前から手に入れてうちに置いていた本の一つ。
小さい子が多い文庫向きかどうか、ちょっと思案して…。
東日本大震災の後で、被災地に手持ちの絵本を贈った時も、
この本の内容が辛いと感じる子がいるかもしれないと思って、残してしまった。
心にしみるいい本だけど、あまりにも直近につらい体験をした時よりは
しばらく時間がたってから読んでほしい気がしたのだ。
大切な人との別れを頭では納得できている大人なら、
分かれの後でも受け止められる内容だとは思うけれど。
でも導師様のお話にも出てきたし、思い切って文庫デビューした次第。
さてその文庫は、ビンゴゲームで盛り上がった後、境内で走り回る。
ちょうど来てくれたあいか姉ちゃんの愛犬・もこを取り囲む皆さんの写真。
次の文庫の日は安原小学校の運動会との事。
運動会が大雨で延期になったら来ます、とみきちゃんのママが言っていた。
でも予定通りある方がいいよね。
そのまた次の文庫の日くらいには、ご住職がカルメラ焼を作ってくださるらしい。
どんなんかなあ。お楽しみに。
次の文庫の日は、10月4日です。
(芝 直子)
〈9月時間表〉
・13:00~13:40 ・9月のことば
・時事問題ワンポイント
・ 表紙(詩)鑑賞
―金子みすず・日本唱歌集ー
・13:40~14:30 ・古典文学シリーズ
「源氏物語」
・14:30~15:00 ・明治文学シリーズ
与謝野晶子「みだれ髪」
・15:00~15:30 ・ 「くらしの法律」(相続)
☆日時:2014年9月26日(金)13:00~15:30
☆場所:正教寺
☆会費:1000円
☆初めての方もお気軽にご参加下さい。
今年で4回目を迎えました。
命の大切さ
自ら命を断ってしまう方を
どうやったら減らせるか?
そんなことを
学び、考え
そして、
音楽や朗読や漫才で
元気を貰ったり
楽しい気持ちにになったり
ほっこりして貰おう
そんな想いで
FM和歌山さんと
心のSOS サポートネットが
共催しています。
講演は
東京女子医科大学精神科教授の坂元薫先生
丁寧に作り込まれたパワーポイントと
軽妙な語り口で
聴衆を引き込んで
しみじみと命の大切さを
感じさせて頂きました。
そして、ピアノ演奏までご披露くださいました。
びっくりするほどお上手で
これまた、引き込まれました。
朗読は
山本和子さん
漫才はお馴染みのすみたに
音楽は
アコースティックデュオ天の羊
和歌山から紅白を目指すオジサンシンガーTONPEI
&神戸のJazz ピアニスト木村拓哉
しみじみしたり、大爆笑したり、
癒されたり、元気を貰ったり。
楽しい一時を皆様と過ごさせて頂きました。
ご参加の皆様、
ご出演の皆様、
ご協力下さった関係各位に感謝申し上げます。
ありがとうございました!!
前住職 中井裕恵(裕子)
9月2日19時53分
人生を卒業させて頂きました。
享年百歳
通夜 9月5日19時
葬儀 9月6日13時
場所 雲城山正教寺
和歌山市冬野1045
この場をお借りして
お知らせいたします。
生前のご厚情に感謝いたします。