☆☆第24回心のシンポジウムご案内☆☆

雲城山正教寺 お知らせ 2014/10/31

☆☆第24回心のシンポジウムご案内☆☆
一流に学ぶ。働く心構え。

11 月8日 土曜日
13時開場
13時半開始
16時終了予定

場所 ルミエール華月殿
和歌山市屋形町(三木町交差点)
参加費 1500円

講師 江河昌也氏
株式会社ワイズワークス代表

申し込み 074-479-1871
和歌山内観研修所まで

人は誰しもよりよく生きたい、
もっと社会に必要とされる人になりたい、
そんな志の火種をもっています。
その火を自分でどんどん燃やせる人もいますし、
よい縁があれば影響を受けて燃え出す人もいます。
燃えたいけれど、なかなか火がつかない人もいます。

幸せに生きるとは
不満を抱えながら働かされる人材ではなく、
自ら希望と喜びを持って働き、
社会で必要とされる人材に育って行くことではないでしょうか。

自分の強み、弱みを把握して
社会に活かす方法を考えて
心の火種を興す。
そんな第一線の研修の一端を体験して頂きます。

経営者や人材育成に関わる方
自分の社会人としての成長を望んでいる方
社会に必要とされる子供を育てたいお父さんお母さん
是非ご参加ください。

イベントについてもっと詳しく知りたい方は
以下をご覧ください↓↓

●「心のシンポジウム」とは・・
日本生まれの自己観察法、「内観」。
今や、国や文化の違いを超えて、
広く世界で「naikan」として多くの人々に親しまれ、
生活に取り入れられています。
そんな「内観」を身近に感じて頂き、
心が満たされて、幸せに生きるための物の見かた・考え方について、
第一線で活躍する講師をお招きし、
地元和歌山の皆さんと共に考える場にしたい・・

そんな思いを胸に、
和歌山で唯一の内観施設「和歌山内観研修所」主催でスタートし、
今年で24回目を迎える、歴史のあるシンポジウムです。

●内観とは・・
自分がどんな環境で生きて来たのかを
冷静・客観的な視点で確認し
人間関係の棚卸をすることで
誤った記憶や認識を是正し
これからの人生を前向きで充実したもにする
物の見かたや考え方を体験的に学ぶ
思考トレーニングのツールです。

内観法の考える枠組みは
シンプルなので、年令を問わず
簡単に取り組むことが出来ます。

自分とかかわりのあった人
(母、父、祖父母、兄弟、先生、上司等)
に対して年代を数年単位で区切り
以下の3点について記憶を掘り下げます。
・してもらったこと。
・して返したこと。
・迷惑をかけたこと。

たった、これだけですが
トレーニングでの気付きにより
苦しいこだわりや不安定な心から解放され
楽に、前向きに、対人関係も円滑に
生きることが出来るようになります。

今回のシンポジウムでご紹介しますが
ペーパーワークもできますし、
集中してトレーニングする場合は
一週間の宿泊プログラムが用意されています。

一流の経営者やアスリートは
座禅や瞑想で平常心を保つトレーニングを行いますが
内観法はあまり知られていませんが
同様の目的でファンの多いメソッドです。

●講師のご紹介・・
江河昌也氏
株式会社ワイズワークス代表
昭和年生れ

人間力養成のトレーナー
企業の内部研修を中心に幹部候補の
人間力育成で実績をあげておられます。

致知出版社のセミナー「中堅幹部人間力養成講座」を
同社の藤尾社長と担当されており、
「熱意の伝わるインストラクター」と紹介されています。

致知出版社は
人間力の育成に情熱を傾けている出版社です。
偉人の人生観や思想哲学や経営思想を通じて
熱意のある生き方を幅広く紹介しており、
多くの経営者やビジネスマンに支持されています。

また、先生は内観法の方法論を
「私的年表」という独自の方法に導入され
受講生の心構えを揃えるための道具として
活用しておられます。

企業の内部研修が主で
一般に講演活動などしておられないようですが
ご多忙のところ無理をお願いしました。
3日連続の研修を東京でこなされた後
和歌山入りしてくださいます。

●講演内容・・
前向きで、自ら率先して業務遂行する喜働型の人材育成。
働かされる人材ではなく、自ら希望を持って働き
社会で必要とされる人材に育っていこうという
心の火種を興す。
そんな第一線の研修の一端を体験して頂きます。

主な内容は
・自分の強みと弱みを認識する。
・強みを伸ばし、弱みを意味のないものにしてゆく。
・自分の強みを仕事や人生に活かす。

以上のようなことを
具体的にワークをしながら
一緒に考えてゆきます。

●受講をお勧めする方々・・
・志を同じくする社員を育てたい企業経営者
・部下や後輩、燃える組織の育成指導についてヒントを探している方
・社会に必要とされる人材に育ちたいと考えている
    ビジネスマンや学生
・社会に必要とされる子供を育てたいと考えている
お父さん、お母さん
・今、心に苦しみを抱えていて、
もっと前向きに建設的に生きたいと
ステップアップを模索している方

たった、2時間程度の講演とワークショップですが
今、皆様が抱えている課題を乗り越えて、
新しい人生が拓けるという期待感を
お土産にして頂けることと思います。

是非、この機会をご活用ください。

「ピーター・ラビットのおはなし」 2014年10月18日 

今日のまゆーら 2014/10/21

 

 

「ウサギにヒゲある?」と聞いたのはさやちゃん。

「え? 芝さん、ウサギってヒゲある? ネコならあるけど」とママの妙ちゃん。

「えー…、無いような気がする」と私。

 

折り紙で作ったうさぎに、鉛筆で顔を書こうとしているさやちゃんに

いきなり聞かれて、返事に窮してしまったのだ。

 

文庫を見まわしても、ブルーナのうさこちゃんにはヒゲが無い!

そしたら妙ちゃんが取りだしたのは、回転する本棚に並んだ

ビアトリクス・ポターの『ピーター・ラビット』のシリーズ。

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惜しい、最初に手に取ったのは 「…この本、ネズミばっかり!」

多分『2ひきのわるいねずみのおはなし』か、『まちねずみジョニーのおはなし』。

私はドールハウスが出てくる『2ひきのわるいねずみのおはなし』が好き!

という脱線は置いといて、

 

妙ちゃんはちゃんと『ピーター・ラビットのおはなし』でウサギの絵を見つけた。

みんなにヒゲがありました! すごい、そうだったのか。

 

そしたら、たまたま20年ぶりに文庫に遊びに来てくれていた

かつての文庫の常連さん・みきちゃんが、「この本、なつかしい!」と感激してくれた。

このシリーズに、もう一回り小さいサイズがあったのも、覚えていてくれた。

 

壁に貼った「200冊になったおともだち」の黄ばんだ表には、

4年生としてみきちゃんの名前がある。

うーん、20年前か!! あの頃はホントに大勢の常連さんが文庫に来ていたね。

久しぶりに来てくださると、すっかり大人になって見違えてしまう。

「芝さんは、変わってないですね」

うん、おばさんは20年たってもおばさんなのよ。

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写真は、なぜだか私のパーカーのフードにくっついていた巨大カマキリ。

さやちゃんと山の上に登った時についてきたらしい。

20年ぶりのみきちゃんに次いで、今日の文庫の珍客の2番手だ。

 

もう一枚は、急に気温が下がった夕方になって、境内で色水ごっこをする面々。

一面に境内を彩るコスモスをちぎって、水に浸けているけれど…。

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さやちゃんも、りこちゃんも、はだしで冷たい石畳を走り回っている。

見ている私の方が、ゾクゾクするからやめてほしい。

 

ところで、現在の文庫の常連さん ・ 5年生のみきちゃんは、

今日、和歌山市の陸上競技大会に出場して、見事1000メートルを走ったそうだ。

そして去年の県大会の順位を大幅に更新した。 やったね。

次の文庫の日は、11月1日です。

(芝 直子)

 

境内の庭木剪定

雲城山正教寺 行事記録 2014/10/19

檀家さんが庭木の剪定作業をしてくださいました。
何年もかけて木の形を変えて行きます。

枝のどの辺りを切り落とすのか
色々教えてもらいながら
住職、副住職も参加しました。

農家の皆さんは詳しいし手早いです。
境内がスッキリ綺麗になりました。

尊いご奉仕でお寺は維持されています。

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合掌

■第268回如月会のご案内■

如月会 2014/10/13

〈10月時間表〉

・12:00~13:15  ・中井裕子さんを偲ぶ会
―合掌―
―中井さん、ありがとうございました―

・13:15~14:00  ・表紙鑑賞
―金子みすず・日本唱歌集―

・14:00~14:45  ・「源氏物語」

・14:45~15:15  ・くらしの法律シリーズ(相続)

☆日時:2014年10月23日(木)
12:00~13:15 偲ぶ会
13:15~15:15 例会

☆場所:正教寺
☆会費:1000円
☆初めての方もお気軽にご参加下さい。

「おばけ美術館へいらっしゃい」 2014年10月4日 

今日のまゆーら 2014/10/05

 

台風接近のニュースの中で、今日は安原小学校の運動会。

先生方も、とにかく何が何でも運動会をやってしまいたいはずだから

曇り空をにらんで、大急ぎでプログラムを進めておられるに違いない。

 

そんなわけで、今日の文庫のお客はさやちゃん一人だった。

「みんな遅い」とブツブツ言いながら一人遊びに夢中のさやちゃんと、

時々おしゃべりしながら私も一人で本を読む。

 

そう言えばさやちゃんのお兄ちゃん・いっと君も

一人遊びの名人だとママが教えてくれた。

 

小さい頃、消しゴムのカスを見つめているうちに、次々お話が浮かび、

消しカスだけで1時間、更に新しい消しカスをプラスして1時間…。

どんなドラマチックなすごいお話だったのか、ぜひ聞かせてほしいものだ。

後はその物語を発表する表現力に期待しよう!!

 

文庫で一人遊びのさやちゃんも、ドールハウスやおもちゃの小物を駆使して

お話の世界に入り込んでいるようで、いきなり「おなかすいた」と言う。

 

「そう?」と聞き返すと、「違うで、この子がおなかすいたって言ったの。」

そうかそうか、そいつは失礼。

 

そう言えば、学童保育の教室でも時々ビックリするようなシチュエーションで

ままごと遊びをしている子たちがいる。

「妊娠5カ月なんよ」「もうすぐ生まれるわ」と言うのはいい方で、

「お前、別れてくれないのか」と言う声が聞こえた時は、マジでドキッとした。

 

クレヨンしんちゃんのねねちゃんが仕切る、リアルおままごとの世界だ。

子どものおままごとも、取り巻く環境やニュースに無関係ではいられない…。

 

さて、そんな物騒な世界ではなさそうなさやちゃんの一人遊びを見ながら、

私が読みふけっていたのは、柏葉幸子作、ひらいたかこ絵の

『おばけ美術館へいらっしゃい』のシリーズ。

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子どもにしか見えないおばけたちが、美術館の絵画や収集品から抜け出て、

10歳のアルバイト館長・まひるを困らせるお話。

何しろおばけたちは傍若無人にわがままで、テレビのチャンネル争いをしたり、

自販機の前で子どもからコーラを取り上げたりするのだ。

 

やんちゃな弟二人の面倒をいつも見ているまひるは、

同じノリで、暴走するおばけたちをなだめ、

「これじゃ弟たちの面倒を見てるのと変わらない」とぼやくのだ。

 

振り仮名のついてない漢字もあるけど、なかなか面白い。

ただ、現代を舞台にした読み物と言うのは、10年もすると

それまでの常識が今の子どもの常識として通用しなくなることもあるよね。

 

電気製品、特にIT関係になるともう大変だ。

他の本の読み聞かせで、子どもに

「なぜそのお母さん、ケータイしないの?」と言われたこともある。

 

私が今読んでる推理小説で、ITオンチの私立探偵が

「そのうちメールやら写真が撮れる携帯電話ができるんじゃないか」と

毒づくシーンがあるけれど、そんなの、アタリマエじゃん。

 

更に後10年したら、別の常識が生まれているに違いない!

 

ご住職がカルメラ焼の試作をして、なぜかふくらまなかった名残で

甘ーい匂いに満ちた文庫だった。

のんびりし過ぎて、写真、撮り忘れた!

次の文庫の日は、10月18日です。

(芝 直子)