「きょうはなんのひ?」 2015年2月21日 

今日のまゆーら 2015/02/24

 

 

きょうはなんのひ?

風船の日。

 

みんなが欲しがっていた縄跳びを買いに行ったついでに、

百均でペンシルバルーンを買ってみたから。

長い風船をひねって動物などの形を作るヤツだ。

でもどうも百均の風船は弱いっちいらしくて、

初めから穴があって空気が漏れたりして、悪戦苦闘。

 

それでも結構形にはなって、初めはネズミ、次にイヌ、キリン…

色々作って楽しんだ。

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実を言うとこの3種類は全部一緒の作り方。

全体の長さとバランスで、ネズミになったりキリンになったりするのだ。

ホントは私が何も見ないで作れるのが、これだれなので。

 

みんなが喜んでくれたから、今度はバルーンアートの本も買ってみよう。

あ、風船もおもちゃ屋さんで買ってこよう。

 

風船の宿命で(?)、途中で割れたり空気が抜けたりもするけれど、

たくさん作った風船を手に、境内でかけっこ。

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写真は、るなちゃん作のキリン。

初めは全然できなかったるなちゃんが、最後は一人でスイスイ作った。

一人でするのはものすごく大変なんだよ。 すごいわ。

帰りまでに、このキリンは茶色の模様も付けてもらっていた。

 

そういうわけで今日は風船の日だったけれど、

明日はネコの日なんだって知ってる?

222、にゃんにゃんにゃんで、2月22日はネコの日なのです。

 

飼いネコ10匹と暮らしているうちの家は、年中ネコの日という気がするけれど。

息子は自分の部屋にいる1匹のために、今日スペシャルご飯を買ってきたし。

 

で、きょうはなんのひ?って書いてて本命の絵本を紹介しなくては。

瀬田貞二作・林明子絵の『きょうはなんのひ?』。

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林明子さんと言えばあの『こんとあき』や、『くつくつあるけ』の人だ。

これも同じ柔らかいイラストで、見るからに林さんの本、と思ったら

文は瀬田貞二さんで、素敵な絵本になっている。

 

子どもが一生懸命書いたお手紙を、

もらったことのないお母さんは多分いないハズ。

 

うちの娘も昔、字が読みにくかったり、ひらがなが間違っていたお手紙をくれた。

その時マサカ怖い顔で、字の間違いを指摘したりはしなかったと思うけれど、

あんまり昔過ぎて、よく覚えていないのが辛いところだ。

私はいいお母さんじゃなかった気がするし。

 

結婚記念日にこんな可愛いお手紙でクイズを仕掛けてくれたら、

お母さん冥利に尽きるかもね。

 

人生、色々手遅れになってから気づくことがあるんだと

最近しょっちゅう思います、はい。

 

次の文庫の日は、3月7日です。

(芝 直子)

「雪の結晶ノート」 2015年2月7日 

今日のまゆーら 2015/02/10

 

 

前回の雪の文庫に比べて、今日は暖か。

境内に干してある藤浪さんお手製の切干大根も、お日さまを浴びている。

良く乾きそうだ。きっとおいしくなるぞ。

 

でも今日文庫で探したのは、『雪の結晶ノート』だ。

マーク・カッシーノ、ジョン・ネルソン共著のとてもきれいな写真絵本。

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お話のついた本ではなく、雪の結晶がどうしてできるのか、

なぜ色んな形があるのかなど、結晶の写真とともに分かりやすく書いた本だ。

 

6角形になるのはどんな時、柱みたいになるのはどんな時、

枝が伸びていくのはどうして?

 

でもびっくりしたのは、雪というのは全部中心に微細なゴミや灰などの

核を持っているということ。

それに、同じ形は一つとして無いんだって。

 

で、なぜこの本を本棚から探したかと言うと、るなちゃんやだいちゃんのママが

お友だちから送られてきたきれいな雪の結晶の写真をみせてくれたから!

 

アメリカ在住の方で、車のフロントガラスにちっちゃな白い粒がついていて

よーく見ると、6角形のみごとな結晶の形なのだ。

 

ママのお話ではアメリカのそのあたりは湿度が低く、

結晶が溶けずにきれいに降ってくるのだそうな。

見てみたい!

 

絵本によると、雪の結晶を観察する方法は、黒い厚紙などを準備して、

しかもそれをあらかじめ冷やしておいて、

後はひたすら雪が降るのを待つだけ…って、おい。

 

とりあえずは雪が降ってきたら、手のひらではなく、帽子や手袋で受けましょう。

きれいなものは見たいけど、寒いのは大嫌いな私としては

やっぱり炬燵で見てるのがいいかも。

 

夕方になって急に曇り空になり、寒くなった境内でみんなは元気に

走り回って遊んでいる。

 

ついていく根性が無くて、夕べお腹をこわしてダルしなあと思いつつ、

文庫のストーブのそばでこの雪の結晶の絵本を読んで過ごしてしまった。

 

そう言えば今日の天気予報は、晴れのち曇り。 雪じゃなかった。

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写真は珍しく文庫で宿題をしているるなちゃん。

なかなかスラスラと問題を解いていたけれど、そのプリントって

タイムを計るやつじゃなかったっけ。

 

さて曇ってきたので密かに心配していたら、藤浪さんが帰って来て、

無事に切干大根を取り入れた。安心。

次の文庫の日は、2月21日です。

(芝 直子)

「扉のむこうの物語」 2015年1月31日 

今日のまゆーら 2015/02/04

 

 

雪・雪・雪!!

朝から寒いと思ったら、時々ボタン雪が舞う一日。

久しぶりに来たゆきや君は境内に出て口をあけ、雪を食べようとがんばっている。

風がすごいから口でキャッチするのは難しかろう…と、

暖かい文庫で見ている私とママのみぃちゃん。

 

そう言えば久しぶりに見たゆきや君の背が高くなっていて、びっくりした。

どんどん大きくなるなあ。私は縮んでいくのに!

水泳も習い始めたそうで、ひときわ逞しくなっているわ。

 

今日持っていったのは、ご存知妖怪ウォッチの塗り絵だ。

学童保育の時間つぶし用に作ったプリントだが、ゆきや君もさっそく塗っている。

 

ちょっと聞いたら、私の知らない妖怪の名前をすらすら教えてくれて、

ママが「他に覚えること、あるやろうに」と言う。

 

そう言うみぃちゃんも、だいちゃんが持ってきたポケモンの名前を当てて、

妖怪ウォッチに詳しくなってしまった私と二人して、

「自分たちも他に覚えること、あるのになあ」と言う結論に達した。

 

ぎゅうぎゅうづめになった文庫で、この前の続きでマフラーを編んだり、

塗り絵をしたり、本を読んだりする子どもたち。

 

夢中で本を読んでいたのはみうちゃん。(あれ? みゆちゃん、だったっけ。

どっちかわかんなくなっちゃったぞ。なんて失礼な。ごめんなさい!)

ちゃんと見なかったけれど、多分あんびるやすこさんのシリーズだった。

女の子に大人気の本だったと思う。

 

そこでおススメ。

岡田淳の『扉のむこうの物語』はいかが?

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小学校6年生の男の子が主人公のファンタジーの名作で、

そのうちみきちゃんにも薦めたいと思っていた本。

ただし字はとても細かいです。

 

小学校の物置みたいな部屋にうっかり閉じ込められてしまった少年と女の人が、

そこにあった何かの小道具らしい扉だけの扉を開けて…

 

時間も空間も超えていろんな経験をして、不思議な結末を迎えるお話。

ずっと前からある本だけれど、最近読みなおして感激した本です。

そのうちに誰かが読んでくれないかなあ、と思っている本の一つ。

 

文庫の棚の上の方にたくさんある本は、久しく誰も手に取らないけれど、

あの辺をそろそろ読んでもらえる時期が来てたらうれしいんだけどな。

読み応えのある本がいっぱいあるよ。

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写真は、雪の境内を走り回る子どもたち。

惜しいことに、写真に雪が写らなかった。

 

ゆきや君の真似をして口をあけてる所を撮ろうとしたら、

やっぱり女の子。

撮らせてくれませんでした。 ははは・・・

 

次の文庫の日は、2月14日です。おっと、バレンタインじゃないか。
Web管理者註 次回は2 月14日ではなく、21日です!
芝さんから間違えた!! とご連絡頂きました。
勿論、本の貸し出しはできますよ。

(芝 直子)