「二千円でとげのあるいばらにとびこむのと、
一万円で死んだかえるをのみこむのと、
二万円でお化け屋敷に泊るのと、どれがいい?」
なんて言う究極の質問ばかりの楽しい絵本。
ジョン・バーニンガムの『ねえ、どれがいい?』
どれもいや、という答えはナシで、どれかを答えてもらう。
久しぶりで文庫で読んでみたら、りこちゃん、ゆいちゃん、めいちゃんが
真剣に答えてくれた。
どれかを選ぶためには、それぞれを想像しないといけないわけで、
選んだ理由もみんな様々でおもしろい。
「うーん、そっちかぁ。」
うんと昔からある定番絵本で、表紙も中身もかなりボロボロだ。
読み聞かせには大盛り上がりでうってつけだけれど、
気をつけないと収集のつかない騒ぎになってしまう本だ。
で、たいていのページは暗記してしまっているのに、
今回表紙の画像を取るために検索してみたら、新しい版になっているのか、
言葉の変わっているページがあってビックリ。
良くも悪くも違和感が…。
写真はお手玉で盛り上がる3人と、空飛ぶお手玉…は見えない。
お母さん方が、意外や(?!)お手玉が上手で拍手した。
うんうん、これが正しいお手玉の使い方。
学童保育はでみんなが投げ合って武器に使うので、堪忍袋の緒が切れて
回収してしまったから、正しいお手玉遊びを見るとホッとしたりして。
もう1枚の写真は、ぐりとぐらの指人形を両手にはめためいちゃん。
こっちも30年以上前に他の文庫のバザーで買った手作り品だ。
そう言えばあの時代は市内にもいっぱい文庫があった。
今残っているのはまゆーらを含めて、多分2つか3つだ。
その文庫に、なにがしかの補助を下さるかもしれない団体の方が、
前の月曜日に文庫見学に来られたとのこと。
『公益財団法人 日本公衆電話会』という団体で、
災害用伝言ダイヤルをPRするグッズをたくさん置いて行かれた。
他の文庫にも声をかけるとおっしゃったそうで、
少なくなった他の文庫にこそプレゼントがあるといいなと思う。
まゆーらは幸いなんとか回っているので。
さあ、次回は7月。夏休み目前なのが辛いわ。
次の文庫の日は、7月4日です。
(芝 直子)