■第288回如月会例会のご案内■

如月会 2016/06/24

〈6月時間表〉

・13:00~13:40 ・6月 新しい旅立ち
             ・表紙(詩)鑑賞
              -金子みすず・日本唱歌集ー

 

・13:40~14:30  ・古典文学シリーズ
              「源氏物語」

 

・14:30~14:50  ・明治文学シリーズ
              与謝野晶子「みだれ髪」

 

・14:50~15:30  ・「くらしの法律」シリーズ

 

☆日時:2016年6月29日(水)
  13:00~15:30
☆場所:正教寺
☆会費:1000円
☆初めての方もお気軽にお越し下さい。

「へんしんトイレ」 2016年6月18日 

今日のまゆーら 2016/06/21

前回とはうって変わって、静かな文庫。

ひたすら本を読むりこちゃんと、プラバンのお絵描きに夢中のさやちゃん。

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私もさやちゃんと一緒に、プラバンを作ることにした。

職場のトイレの鍵に付ける、キーホルダーのタグが欲しかったのだ。

 

プレハブの学童保育の建物にはトイレがなく、校庭のトイレに行くので、

戸締りの鍵が必需品。

開けた後、うっかり自分のポケットに入れてしまおうものなら、

閉める時に他の指導員が大探しする羽目になるのだ。

 

それでポケットに入らないように、でっかいウサギのぬいぐるみを

ぶら下げてあるのだが、ついでにトイレと書いたタグも欲しい!

 

「よし、トイレの鍵ってわかる絵を書くぞ」と、文庫でそれらしい絵本を探す。

何しろ子どもたちって、トイレだのウンチだのが出てくるお話が大好き。

 

パッと心当たりの本を集めてくれてビックリ。

ついでに言うと、二人が来た時に座る場所が毎回同じ所…と気がついて、

なぜかしらと、さやちゃんママと話したのだが、答えは明快。

 

りこちゃんは自分がいつも読む、お話の本棚の前に陣取るし、

さやちゃんは絵本の溢れた場所にまず座るのだった。

まぁ、文庫は狭いから、たいして場所に悩むこともないし。

 

その自分のテリトリーから、りこちゃんがパッと出してくれたのは、

ウンチが出来る仕組みの科学絵本。

多分タイトルは『うんこのできるまで』、佐藤守著。

 

一方、わたしと妙ちゃんがウンチの本と聞いてまず連想したのは、

ご存じヴェルナー・ホルツヴァルトの『うんちしたのはだれよ!』だった。

ウンチを頭に乗っけたまま、犯人捜しをするモグラ君の絵は忘れられない。

 

そしたらさやちゃんは、「絶対へんしんトイレ!」と言って、

あきやきただし作の『へんしんトイレ』を出してくれた。

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『へんしんトンネル』のシリーズで、子どもたちにも大人気の絵本だ。

まこちゃんが「まこまこまこ」と言いながらトイレに入ると、

コマになって出てくるとか、色んな物に変身する言葉遊びの絵本。

 

でもこの絵本に、普通のトイレやウンチの絵があったかなあと言ったら、

さやちゃんがかわいいウンチの絵を見せてくれた。なるほど。

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面白いから二つともプラバンにしてしまった。

モグラ君の方はちょっと強烈だから、他の指導員のひんしゅくを買うかも。

インパクトはあるんだけどなぁと、思案中です。

 

さて、ウンチに明け暮れて文庫はお終い。

ご協力ありがとうね。

 

次の文庫の日は、7月2日です。

(芝 直子)

「猫と五つ目の季節」2016年6月4日 

今日のまゆーら 2016/06/10

 

 

なんと今日は文庫が満員!

さやちゃんのクラスメートが二人、それぞれお母さんやきょうだいと一緒に

遊びに来てくれたのだ。

座るところも窮屈でお気の毒なくらい。

 

私はなるべく邪魔にならないように、隅っこの定位置に引きこもる。

そこはいつも座布団が何枚か積んであって、何だか牢名主のようだ。

もしくは最近はやりの『笑点』か。

 

みんなでお手本の順番待ちをしながらプラバンをする。

たえちゃんにトースターで焼いてもらい、可愛いのが出来た。

直前に使った名残か、トースターからニンニクっぽい

香ばしいにおいが立ち込めたのはご愛敬。

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写真はみんなでプラバンに絵を描いている所と、

その後、ドールハウスで夢中になって遊んでいる所。

お嬢さんばっかりで、なかなかにぎやかだ。

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いつもの常連さんたちは、ひたすら本を読んでいる。

雨模様で蒸し暑い文庫にも網戸が入ったし、いい感じだ。

 

「蒸し蒸ししてきたね。6月4日だけに…」と

柄にもなさそうな駄洒落を言ってくれたのはりこちゃんママ。

 

そのりこちゃんママが、私に貸してくれたのがこの本。

お知り合いのシンガーソングライター、山田稔明さんの書いた

自伝的小説『猫と五つ目の季節』だ。

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うちには現在9匹のネコがいるので貸してくださったもので、

「よくある猫本の一つだけど」との注釈つきだったが、

読み始めたら止まらなくて、その夜のうちに読んでしまった。

 

三毛猫ポチ(!)との13年間の暮らしを、

悲喜交々の赤裸々なエピソードで綴った本で、

ネコ飼いのあるあるから始まって、別離の悲しみ、新しい出会いで終わる。

 

生き物が死んで行くのは避けられないことだけれど、慣れることは出来ない。

うちにも、今まで旅立った7匹のネコたちの思い出があることを、

しみじみ思いだしながら読んだ。

 

病気でだんだん弱り、静かに息を引き取ったネコもいれば、

ベランダの高い手すりから落ちるという、ネコにはあるまじき事故で

私の腕の中で一瞬の死を迎えたネコもいた。

一つ一つ書いてたら紙面が足りなくなってしまうわ。

 

今いる9匹に手を焼いて振り回されている日々も、大切な日々だと再認識。

貸して下さってありがとう。

 

次の文庫の日は、6月18日です。

(芝 直子)

おてらおやつクラブご報告

雲城山正教寺 お知らせ 2016/06/05

皆様のご理解とご協力のおかげで

おやつを発送させていただきました。

ありがとうございます。

本堂でお供えし

いつものように重誓偈を

上げさせていただきました。

あまねく一切に

阿弥陀如来の慈悲を

届けるという

法蔵菩薩の誓いの偈です。

お供えのおすそ分けとして

応援の気持ちとして

お供え頂いた方の功徳として

ぴったりのお経じゃないか

との気持ちを

心の中に起こしていただいたので

お唱えしています。