今日はまゆーら文庫の花祭り。
昔は大鍋いっぱい炊いた、藤浪さんのカレーを頂くのが恒例だったが、
最近は子どもさんも減って、お菓子のお振舞いになっている。
変わらないのが、花御堂の水盤の中の誕生仏様に
柄杓で掛ける甘茶だ。
最後にみんなでいただく甘茶は、毎年「甘い甘い」と
みんな微妙な反応の末に頂くことになる。
お砂糖も人工甘味料も一切無しの、アマチャヅルの葉っぱを煮出したものだ。
なのにこんなに甘いのなら、ダイエット用に料理に使ったらどうかしらと
真剣な意見がお母さんの間で飛び交っていた。
それはともかく、誕生仏様に甘茶を掛けるのは、
お釈迦様が誕生した時に天から甘い雨が降ったとの故事にちなんでいるそうだ。
そんな不思議なお釈迦様の誕生を、分かりやすく絵本にした
谷真介作の『おしゃかさまのたんじよう日』を読み聞かせの本に持って行った。
まじめな本なので、反応が心配だったけれど、
みんな真剣に聞いてくれた。
改めて知った不思議なお話もあって、興味を持ってくれたのかも。
ついでにもう一冊、仏様が一杯出てくる楽しい絵本を読んで、
花祭りの読み聞かせ会はお終い。
もう一冊の方はまた今度ご紹介することにして、
この2冊はハンコを押して受け入れ手続きをするために、うちに持って帰った。
次回に文庫に持って行くね。
今日は初めて来てくれた可愛いお客さんもいて、花祭りの後も
文庫で遊んだ。 ドールハウスが気に入ってくれたらしい。
また来てね。
写真は池の鯉を手なずけようとしているお姉さんがた二人。
はるちゃんもりこちゃんも大きくなった。
花御堂の方は、若葉団地の毛呂さんが毎年きれいに飾ってくださるもの。
今年は花の時期が何もかも早くて、飾る花を集めるのにご苦労されたそうで、
団地の渡辺さんがお手伝いくださったそうです。
本当にありがとうございました。
次回は5月5日の祝日のため、文庫はお休み、
次の文庫の日は、5月19日です。
(芝 直子)