日本内観学会の認定資格制度がスタートしました。
認定医師、認定心理療法士、認定内観面接士
以上の認定資格が誕生しました。
内観面接士は
日本内観学会が内観面接に最低必要と考えられる教育課程を
終了することで認定されます。
5年ごとの更新になるので、
学会大会やワークショップの参加により
継続的に知識や経験のリフレッシュを求められます。
これまで玉石混淆だった内観面接に
最低ラインが設けられることになったわけです。
だからと言って、認定資格を持っていない面接者でも
素晴らしい方がおられるでしょうし、
認定資格を持っていてもダメな面接者もおられるでしょう。
これはどんな資格でも同じことです。
あくまで、最低限の教育を受けたとご理解ください。
資格があってもなくても、継続的な自己啓発が大切です。
特に内観のように自分自身を探求してゆく実践的方法論は
面接者の倫理観や人間性が強く問われます。
煩悩をむき出しにして生活する人を見て
楽そうでいいなぁと感じることもあるでしょうし、
身勝手だと憤ることもあるでしょうし、
罪作りで気の毒だと哀れに思うこともあるでしょう。
けれど、その人その人の状況を冷静に観て
やむにやまれぬ因縁のつらさに思いをはせ
自分自身への学びと戒めを感じる感性が大切ではないでしょうか。
内観を学びたい方、毎月第4日曜日8時~
呼吸を中心としたマインドフルネスと内観の会を開催しています。
内観学会の認定資格にご興味のある方、
詳しくは学会ホームページをご覧ください。