村田溥積先生の楽しい身近な古典・法律の勉強会です。 お気軽にご参加ください。
〈9月時間表〉
村田溥積先生の楽しい身近な古典・法律の勉強会です。 お気軽にご参加ください。
〈9月時間表〉
今年も早いものでもうお彼岸です
正教寺の境内にも彼岸花が咲いています
お彼岸の中日には本堂で法要が営まれました
法要のあとはおはぎをいただきながらお参りの皆さんとお話をしましたが、台風21号の被害の話が多かったです
この地域は3日ほど停電しました
みなさんいろいろな工夫や体験をされたようです
檀家さんには瓦をたくさん飛ばされたお宅もありますが、みなさんご無事でお彼岸にお参りくださって有り難いの一言です
正教寺では、桜の木を始め数本の木が倒れました
残念でしたが、チェーンソーで切ってしまいました
改めて自然の脅威と、生かされているいのちのありがたさを感じました
人生の無常を教えられ学んできたきたつもりですが、平和ボケのような状態になっていますね
改めて自分の人生を大切に生きたいと感じさせていただきました
いきなり『カブトムシのかいかたそだてかた』って、
文庫で飼うのかと思われたらごめんなさい。
飼っているのは自宅と学童保育の教室で、今年もそろそろ成虫は死んで、
残されたのは幼虫がどっさり、という状態。
毎年そうやって命をつないでいるのだけれど、いつもなら幼虫の数は十数匹。
なのに今年は、学童保育の教室では39匹、自宅ではなんと61匹…。計100匹。
どっちも飼っていた雄雌あわせて十数匹の成虫から生まれたので、
ものすごい増え方だ。
なんでやねん、と言うと、実はこの本。
岩崎書店の児童書図鑑『カブトムシのかいかたそだてかた』。
今年は猛暑のせいか卵が産まれてもなかなか孵化しなくて、心配になり、
団体貸出しを受けている県立図書館の本を調べて、見つけた。
実は毎年卵を見つけては、別の容器に移していたのだが、
卵は必ず小さな空間の中に産みつけられている。
その小さい部屋が壊れると孵化しない、と書いてあってびっくり。
そうだったのか!!
そこで本の通り、土に割り箸でくぼみをつけて、
その穴に見つけた卵をそっと入れておいたら、気付くと容器が幼虫で一杯になり、
あわてて食べ物にもなる用土を交換することになった。
すっかり大きくなっていて元気いっぱいの幼虫が100匹、さあ大変。
誰かカブトムシを幼虫から育ててみたい人、ぜひもらってくださーい。
毎年飼っていても、本は知らないことを教えてくれると実感した次第。
見やすい良い図鑑だ。
さて文庫は今日もお客が無かったので、この前の続きの封筒作りをする。
和紙で出来た封筒がいくつもできた。使い道があるといいな。
実は新しい工作のネタを仕入れたので、もし誰か来たら
一緒にやってみようと思っていた。
ガムテープが、すごく丈夫でかわいいカバンになるのだ。
またいつかやろうね。
次の文庫の日は、9月29日です。
(芝 直子)
境内の上の山で、大きい木がパックリ裂けているのが見えるのは、
多分夕べの落雷ではなくて、先週の台風のせいに違いない。
なのに、なんだかまた、次の台風が不気味…。
文庫のお客ははるちゃんだけで、そのはるちゃんは自力でスライムを作っていた。
なんでもおうちで目分量で試したら大成功したそうで、
材料一式を持って来て、文庫でもスライム作りにいそしんでいる。
絵の具を入れてきれいな色になった所を撮影してみた。
うー、手の隙間から垂れそうだ。
一緒にやろうと誘ってくれたけれど、私は、昔作ったことはあるものの、
スライムは基本作らない。
なぜかというと学童保育の教室では、このネバネバが天敵なので!!
ところではるちゃんのお誘いを断って何をしていたかと言うと、
前に和本作りに使った襖紙の見本帳で、今日は封筒を作っていたから。
型紙を作って和紙を切り、ボンドで貼ってみる。
結構すごいのが出来たわ。
でもこんなの、使う機会があるのかしらん。
サイズは定型郵便サイズなので、普通に切手を貼ればOK。
和子さんが使ってくださるとのことなので、調子に乗っていくつも作ってみた。
でも分厚い分、重量にご注意を。
ところでお寺の副住職でもある、はるちゃんのお父さんが文庫で読んでいたのは
シェル・シルヴァスタイン作の『ぼくを探しに』だったと思う。
それとも続編の『ビッグ・オーとの出会い』だったかしらん。
普通に絵本の棚にあるけれど、小さい子向きの絵本とはちょっと違う。
なにかが足りない・足りないかけらを探しにいく…
何が足りないのか、そして続編では大きな丸・ビッグ・オーに出会う。
世界中で読み継がれている、大人の童話だ。
哲学的すぎて、私なんかはついついスルーしてしまう手の本だけれど、
そんな本もあるよ、と並べているのが文庫だと思っている。
絵本の世界も多様なのです、と笑っておこう。
次の文庫の日は、9月15日です。
(芝 直子)