「せとうちたいこさん デパートいきタイ」 2018年11月17日 

今日のまゆーら 2018/11/24

文庫に着いたら、テーブルの上にお手紙。
県立図書館から来た、会合のお知らせだった。
ご案内はいただくものの、毎年参加したことはない。

代わりに紀北子どもの本連絡会の代表の宮本さんが、
毎回出席してくださっているから、後でご報告をきく事が出来る。
そんな事を思いながらお手紙を見ていたら、
今回の講演は絵本作家の長野ヒデ子さんとの事。

プロフィールに載っている代表作はもちろん『せとうちたいこさん』シリーズ。
文庫には『デパートいきタイ』と『えんそくいきタイ』がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでも(したい)(みたい)、鯛のたいこさんが、デパートに行って
あれもしたい、これも見たい、あれも着たいと大はしゃぎ。
ちゃんとヒレの先に靴を履いて、帽子をかぶり、バッグを持って
ちょっとレトロな感じのデパートを闊歩する。

細かい絵が面白くて、鯛がデパートに?とびっくりする本だ。
色々仕掛けも隠れていて、見つける面白さもある。

長野さんの講演かぁ、ちょっとそそられてしまった。
因みに私は、子どもたちの遠足にそそられて自分も遠足に行きタイ、と
出かけてしまう『えんそくいきタイ』の方が好きかも。

さて文庫はあいちゃんが来てくれて、門に座ってシャボン玉遊び。
モールを輪っかにしてシャボン玉液を浸けたら、すごくいい感じになる。
写真はフウッと吹いてたくさんシャボン玉を飛ばすあいちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いい風に乗って、本堂の屋根まで飛んで行った。
まぶしいお日さまの光の中を、たくさんのシャボン玉がクルクル回って、
それはそれはきれいで、いっぱい飛ばして楽しんだ。

もう一枚の写真は、その後で作った風車。
いい風を受けて回る物を、と作ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

でもドールハウスで遊んでいるうちにお迎えが来てくださって、
風車は帰り道で回すとのこと。
きっと良く回るよ。

次の文庫の日は、12月1日です。 ええっ、もう師走?!
(芝 直子)

■第317回如月会例会のご案内■

如月会 2018/11/12

村田溥積先生の楽しい身近な古典・法律の勉強会です。 お気軽にご参加ください。

〈11月時間表〉

・10:00~10:40 ・11月のことば
             ・表紙(詩)鑑賞
              -金子みすず・日本唱歌集ー

 

・10:40~11:30  ・古典文学シリーズ
              「源氏物語」

 

・11:30~12:00  ・明治文学シリーズ
              ・「みだれ髪秀歌」(与謝野晶子)

 

・12:00~12:30  ・「くらしの法律シリーズ」

 

☆日時:2018年11月30日(金)
    10:00~12:30
11月は午前10時はじまりですのでお間違えの無いようお願いいたします。
☆場所:正教寺
☆例会会費:1500円

 

  初めての方もお気軽にご参加下さい

 

「星の王子さま」 2018年11月3日 

今日のまゆーら 2018/11/10

 

 

あれ、今気付いた。

11月3日って祝日だったんだわ。

基本まゆーらは祝日は休みなのに、すっかり忘れて普通に開けた。

和子さんも、お部屋を文庫仕様にして開けてくれていたし。

 

今日は文庫で本を探して、見つからなくって他の本を読んでいたら、

はるちゃんが来て一緒に工作をして遊んだ。

 

 

 

 

 

 

 

作ったのはタオルハンカチのクマ。

ハンカチを丸めて折り曲げ、形を作って結ぶだけ。

本当は目になる手芸用の動眼を貼って完成なのだけれど、

持ち合わせが無くて、貼っていない。

 

はるちゃんが言うには、目が無い方が可愛いとの事。

んー、それならいいか。

ちなみに写ってないけど、ボンボンのシッポはついています。

 

小さいお客さん用に持って行っていたビーズのブレスレットも、

はるちゃんが作っていた。やっぱり女の子!

はるちゃんにはあどけないのではないかい、と思ったら、

ぬいぐるみのネックレスになるそうだ。なるほど。

 

ところで文庫で私が探していたのは、確か昔からあったはずの

サン=テグジャペリ作『星の王子さま』。

岩波書店発行の、古いヤツ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に廃棄するような類いの本ではないので、どっかに行っちゃったらしい。

まあそんなこともあるわ。また探そう。

 

紀北子どもの本連絡会の読書会で、この前に久しぶりに家にあったのを読んだ。

うちのは、版権が切れてから新たに別の出版社などから『星の王子さま』が

ドッと出版された中の一冊で、日本語訳の表現が全く違う。

 

声に出して読み比べて、その違いに驚き、文庫にあったはずの

古いのをもう一度読んでみたくなった次第。

 

でも誰の翻訳で読んでも、良さは変わらないのよね。

それこそ「本当に大事なものは目に見えない」から。

 

余談だけれど、何年か前に宝塚歌劇で『星の王子さま』を舞台化して、

その時のキツネ・壮一帆が良かったのを思い出した。

 

もう一枚の写真は、和子さんがお知り合いに頂いたと、

文庫に持って来てくれた、葉蘭の葉っぱで出来た実物大のキリギリス(バッタ?)

 

 

 

 

 

 

 

あんまりすごいので、写真を撮ってみた。

一緒に移っている10円玉の大きさと比べてください。

 

 

次の文庫の日は、11月17日です。

(芝 直子)