10日近くも雨が続く、困った夏休み。
困ったのは雨だけでなく、ここにきてのコロナ感染急拡大。
そのために今日予定されていた、親子でのお習字教室は急遽中止になった。
楽しみにされていた親子さんも、きっと残念だろうけれど、仕方ないよね。
中止を知らずにおいでになった方もあったようだ。
はるかちゃんに初めての毛筆体験をと、来てくれたせっちゃん親子は
代わりに文庫でいっぱい遊んで行ってくれた。
夏休みの帰省中だから、多分今日が最後かな。
前回工作をやりたいと言っていたはるかちゃんに、準備していった工作キットで
風車や磁石のおもちゃを作って遊んでもらう。
しばらく工作教室はしていなかったので、道具が散逸していて、
手間取ってしまったが、何とか完成してよかった。
トランプやカードゲームも一杯やりたいと、あれこれやったけれど
時間切れで、最後に本を借りてくれた。
写真は弟のあきら君リクエストの絵本を、貸し出しの紙に、きれいにすらすら
書いてくれているはるかちゃん。
さすが年長さん。
そういえば、帰り際にあきら君が、一生懸命私に
「おばちゃん、おばあちゃん、おばさん・・・」と呼び掛けてくれて、
「誕生日、4」と言って、来週4歳になると教えてくれた。
おめでとう!
きっと次に会う時には見違えるほど大きくなっているに違いないわ。
『11ぴきのねこどろんこ』は、私がはるかちゃんと工作をしている時に、
あきら君が自分で選んで、ママに読んでもらっていた絵本。
ばばのぼる作の、ご存じ11ぴきのねこシリーズだ。
あの11ぴきのねこたちが、森の中で恐竜の子どもに出会って、
一緒にどろんこ遊びをしたり、とにかくハチャメチャで楽しい。
最後はこの恐竜がお母さんになっていてビックリする。
ついつい工作の手が止まり、はるかちゃんが絵本を気にするのも当然だ。
せっかくのお客様と和子さんに、お話も2つ聞いてもらった。
岐阜県の昔話「みそ買い橋」と、ロシアの「金色とさかのオンドリ」。
お習字はなかったけれど、目いっぱい文庫で遊んでくれて良かった。
またいつか、お里帰りしたら文庫にも寄ってね。バイバイ。
次の文庫の日は、9月4日です。
(芝 直子)