いよいよ年内最終の文庫の日。
あお君と、持ってきてくれたカードゲームで遊ぶ。
今日、保育園でもらったばかりで、ビニールが掛かってる。
反対言葉を探す、絵合わせと字のカードゲームだ。
字が読めないというあお君が、絵だけででスイスイ取っていく。
…初めて触るんだよね。すごいぞ。
写真は今日設置した、きれいな絵の額。
なんでも20年くらい前に描いていただいた、『遊びいろいろ』という
淡い色彩の絵で、遊んでいる子どもたちが大勢描かれている。
季節ごとに、人形遊び、草花遊び、ままごとなど、とてもきれいだ。
文庫のリニューアル後も、なかなか日の目を見なかったものが、
やっと壁に収まった。
付けたのはうちのお父さんで、うまく収まったと胸をなぜおろしていた。
その下でドールハウスに夢中のあお君。
ほんとに楽しそうに遊んでくれるので、私もうれしい。
あお君が借りてくれたのは、ホーバンのフランシスのシリーズだった。
確かこの前にも、同じシリーズの『フランシスのおともだち』を借りて帰ったとか。
気に入ってくれたのかな。
アナグマのフランシスは、子どもらしくて、何でもストレートに言ったり
行動したりする、女の子。
妹ができて、ちょっぴり複雑になって、(いえで)してみたり、
男の子に意地悪されると、妹と一緒に、「おとこのこおことわり」を
やってみたり、負けていません。
私は、そのフランシスを見守るお母さんも、大好き。
可愛いばかりの絵本じゃない所もいいな。
それでは皆様、今年もありがとうございました。
来年もたくさんの素敵な本に出合えますように。
よいお年をお迎えください。
次の文庫の日は、1月7日です。
(芝 直子)