今日は久しぶりのお習字の日で、予定ではあお君の100冊のお祝い。
何しろ100冊になったお友だちが誕生したのは、10年ぶりだものだから、
この際、お習字に来られた皆様の前でプレゼントを渡すことになったのだ。
そんなに大したプレゼントではないのだけれど、せっかくだから、
皆様にもお祝いしてもらえたらうれしい。
お習字が一段落して呼びに来てくれるのを文庫で待ってたら、
前回に続いて、はるかちゃんとあきら君が来てくれた。
あれ、今日は東京に帰っちゃう日だと思っていた。
どうやら先日の台風の余波で、移動の予定が明日になったらしい。
嬉しいハプニングで、久しぶりにママのせっちゃんにもお会いした。
写真ははるかちゃんと、折り紙の傘を作っているところ。
今日も見えると分かっていたら、何か準備しとくんだったけど、
折り紙とゼムクリップで、かわいい傘ができて良かったわ。
3人でいっぱい散らかして楽しく遊んでいるところへ
和子さんが呼びに来てくれて、本堂に移動。
大人の方がいっぱいいる前で、あお君に100冊のお祝いを渡す。
皆さん、暖かく拍手してくださった。
それから和子さんに言われて準備していたお話を一つ、聞いてもらう。
お話ってどんなのか、初めて聞いてくださる方々がほとんどで、大緊張。
お話のろうそくも灯して、5分ほどの『円明はんの三宝柑』を語らせてもらう。
語り終わったら、前列の方が面白かったと言ってくださって、安心したが、
ほぼ押し売りだな。
早々に文庫に撤収して、また子どもたちと本を読む。
『ママ、ママ、おなかがいたいよ』を見つけて読んだけれど、
レミイ・シャーリップ とバートン・サプリー作のこの本、
女の子のおなかから、次々に飲み込んでいたものが出てくる。
それがほぼ影絵になっていて、影絵は小さい子にはわかりにくかったかも。
選択ミスだわ。
出産予定日を目前にしたあお君のママと、せっちゃんが、
初対面ながら絵本のアドバイスなどで盛り上がっていて、
そういえばお二人とも、昔、文庫に通ってたくさん本を読み、
今はお子さん連れで来てくださっている、という共通点。
すごいなあ、文庫半世紀の歴史を感じてしまうわ。
きっと次にお二人が文庫で会う時には、あお君の妹が一緒だな。
せっちゃんは、あきら君の出産で里帰りされた時から、
はるかちゃんの本を借りてくれていたわけで、
ちゃんとノートに付けていたら、100冊に近いのでは。
メモに付けてくれているのを、今度じっくり数えてみよう。
次の文庫の日は、9月2日です。
(芝 直子)