年明け初めてのお習字の日で、駐車場は早くから車がいっぱい。
文庫も、お習字のお母さんについてきた子どもさんが、二人も待ってくれていた。
一人はおなじみのあお君で、もう一人は初めての女の子。
りぜちゃんというかわいいお名前で、たまたまおんなじ5歳。
おもちゃやゲームなど、興味を持つものも似ていて、よく遊んでいた。
りぜちゃんはドールハウスが好きだそうで、目いっぱい引っ張り出して、
お鍋にビーズを入れてかき回したり、とてもお料理っぽい。
写真はドールハウスで遊ぶりぜちゃんと、ビーズをゴムに通しているあお君。
なかなか通しにくそうなのを、手際よく通していって、最後はブレスレットが完成。
途中で、縛ってなかったゴムの端から、ぽろぽろ落っこちたのはお気の毒だった。
二人でマンカラカラハをやっていたのに、写真を撮り忘れたわ。
簡単な方のルールで、一生懸命数を数えながら遊んでいた。
気に入ったらしいあお君は、お習字の後で迎えに来てくれたママにも
教えてあげて、一勝負していた。 また今度やろうね。
りぜちゃんも、また遊びに来てね。
ところであお君の妹のしずくちゃんは、ママの側で本堂にいたらしい。
文庫に来てからは、座布団の上に斜めにねんね。
昔、うちの息子たちも、文庫の座布団に斜めに寝かされていたなあ…。
うーん、40年以上の昔だわ。
さて、ママがお迎えに来るからと、あお君が大急ぎで借りてくれた中に、
ローラ・M・シェーファー作の、『うえにはなあに したにはなあに』があった。
うん、この本、面白いよ。
モグラだったら、頭の上には何が見える?
クジラだったら、下には何が見える?
縦長に開いて、ちょっと読み方が難しいかもしれないけど、頑張れ。
この頃、あお君は面白い本を見つける嗅覚がすごいなぁ。
次の文庫の日は、2月3日です。
(芝 直子)