今日は外の方が暖かくて、もういよいよ春が来た感じ。
境内であお君が縄跳びをしているのを見ていたら、日差しが熱い。
それにしてもあお君、縄跳びが上手でびっくりだわ。
もうすぐ二重跳びだってできそうだ・
文庫に初めて来てくれた3歳の頃は、
すぐに本堂でお習字をしているママの様子を見に行きたがったのに、
この頃はそんなこともなく…と思っていたら、
なぜか今日は「しずくちゃんを見てくる」と、本堂に行きたがる。
しずくちゃんの泣き声が気になるらしい。
お兄ちゃんだなあ。
写真は、ドングリと爪楊枝で作ったコマをバッチリ回すあお君。
静止しているように見えるのは、高速で回転してるからだ。
文庫にあった、クヌギのドングリで、コマを作ってみたのだけれど、
なかなかよく回るのが作れなくて、苦労したわ。
お習字が終わってからきてくれたしずくちゃんは、
なんと寝返りができるようになっていた。
この前は仰向きに寝て、アブアブ言ってただけだったのに!
しかも両腕を突っ張って、上体を反らしている。
「腕の力が強いんやねえ」と言おうとして、思わず
「前足の力が強いんや」と口走ってしまった。
慌てて言い直すが、ネコじゃあるまいし、ごめんなさい。
さて、春の気配と、しずくちゃんで、クマの赤ちゃんが出てくる絵本、
『ぽとんぽとんはなんのおと』を思い出した。
神沢利子作の素敵な絵本で、冬ごもりの穴の中で生まれた双子の坊やが、
春になって穴から出てくるまでの、お母さんクマとのやり取り。
じんわり、あたたかい気持ちになる素敵な絵本だ。
しまった、この本ならお話で語れるのに。
押し売りで聞いてもらったら良かったなあ。
また今度ね、って、早春のお話だった。遅いかなあ。
ところで4月6日の文庫の日は、花祭りです。
お花を持ってきてくださいね。
次の文庫の日は、3月30日です。
(芝 直子)