今日は初めてお目にかかるかわいいお客さん。
年長さんのこはるちゃんと、2歳のかほちゃんの姉妹とお母さんだ、
だいぶん前に、お姉ちゃんが赤ちゃんの時においでになったそうで、
文庫の日ではなかったとのこと。
だから私は初対面だったのね。
とてもかわいい二人がドールハウスで遊びたいと言ってくれたので、
テーブル一杯にドールハウスを広げて、遊んでもらう。
かほちゃんが「どうぞ」と言って、ビールを2回もご馳走してくれた。
うれしいなあ。

いっぱい遊んで、後はお絵かきをしたり、簡単な工作をしたり。
写真はお絵かきをしながら、おやつをいただいているところ。
食べている二人に、おはなし『ねこが、ごはんのあとで顔をあらうわけ』
を聞いてもらった。
私が、うっかりおやつの前に手を洗わなかったから。
後でネコみたいに顔を洗っておこう、というお話だ。
かほちゃんが「読んで」と出してきた絵本を何度も読んで、
その中の一つが、きむらゆういち作、せべまさゆき絵の仕掛け絵本。
パッチン絵本というヤツで、ものすごく古い。
隠れたかばくんを探して、パッチンと引っぱると、リスさんやネコさんが…。

実は文庫で読んだ絵本のタイトルを忘れた。
ネットで探したら、出てこないのよね。
もしかしたらこれではなかったかもしれません。
作者と絵も同じ、パッチン絵本なのに。
かほちゃんが近くにあった小型の赤ちゃん絵本の棚から、
次々出してくれるのを見て、他にもいい赤ちゃん絵本があるんだけど、と
考えてしまった。
やっぱり赤ちゃん絵本はまとめて手近に置いときたいなあ。
でもサイズ的に入らなくて、それぞれの作者の棚になったいる。
貴重なお客さんだからこそ、考えてみよう。
また赤ちゃんが来てくれるといいなあ。
次の文庫の日は、11月1日です。
(芝 直子)





