「だーれだだれだ」 2025年10月18日 

今日のまゆーら 2025/10/20



今日は初めてお目にかかるかわいいお客さん。

年長さんのこはるちゃんと、2歳のかほちゃんの姉妹とお母さんだ、

 

だいぶん前に、お姉ちゃんが赤ちゃんの時においでになったそうで、

文庫の日ではなかったとのこと。

だから私は初対面だったのね。

 

とてもかわいい二人がドールハウスで遊びたいと言ってくれたので、

テーブル一杯にドールハウスを広げて、遊んでもらう。

かほちゃんが「どうぞ」と言って、ビールを2回もご馳走してくれた。

うれしいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぱい遊んで、後はお絵かきをしたり、簡単な工作をしたり。

写真はお絵かきをしながら、おやつをいただいているところ。

食べている二人に、おはなし『ねこが、ごはんのあとで顔をあらうわけ』

を聞いてもらった。

 

私が、うっかりおやつの前に手を洗わなかったから。

後でネコみたいに顔を洗っておこう、というお話だ。

 

かほちゃんが「読んで」と出してきた絵本を何度も読んで、

その中の一つが、きむらゆういち作、せべまさゆき絵の仕掛け絵本。

パッチン絵本というヤツで、ものすごく古い。

隠れたかばくんを探して、パッチンと引っぱると、リスさんやネコさんが…。

だーれだだれだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は文庫で読んだ絵本のタイトルを忘れた。

ネットで探したら、出てこないのよね。

もしかしたらこれではなかったかもしれません。

作者と絵も同じ、パッチン絵本なのに。

 

かほちゃんが近くにあった小型の赤ちゃん絵本の棚から、

次々出してくれるのを見て、他にもいい赤ちゃん絵本があるんだけど、と

考えてしまった。

 

やっぱり赤ちゃん絵本はまとめて手近に置いときたいなあ。

でもサイズ的に入らなくて、それぞれの作者の棚になったいる。

貴重なお客さんだからこそ、考えてみよう。

また赤ちゃんが来てくれるといいなあ。

 

次の文庫の日は、11月1日です。

(芝 直子)

「あっちへいけよ」 2025年10月4日  

今日のまゆーら 2025/10/06



小雨模様の静かな日。

今日もお客さんゼロの日で、和子さんと二人だった。

和子さんもお元気そうで、ゆっくりと文庫でおしゃべり。

 

半年前まで小さいお子さん連れで見えていた、

育休中のお母さん方が最近お見えにならないのは、

みんな復職してお忙しいのだと思う。

そのうちまたお見えになる日もあるだろう。

 

時間がたっぷりあって、和子さんも聞きたいと言ってくれたので、

今日はお話の日になった。

最近覚えた、紀三井寺のもう一つのお話。

山門の仁王さんについての『力くらべ』と言うお話だ。

 

毛見に住む仁吉という大男が、阿波の国の力持ちの所へ

どちらが日本一かと、力くらべに行くのだが、

相手が強すぎて、逃げ帰ろうとする。

そこを紀三井寺の観音様に助けてもらい、

約束通り今も紀三井寺の山門で、門番をしているそうな。

 

本物を見たいと妹が言うので、この間紀三井寺に行ってきた。

仁王様は金網越しに阿吽二体がおられて、

はて、どちらが仁助やら。

 

それともう一つの紀三井寺のお話、『円明はんの三宝柑』。

実は文庫の後、美山村のお月見お話会に呼ばれていて、

そこで語るのだが、練習に和子さんに聞いてもらった。

あっちへいけよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本棚から目についたのは、『あっちへいけよ』という小さい絵本。

なぜか大きい絵本の間で、不思議にピカッと光った本だ。

背表紙が見えなくても、『あっちへいけよ』だと分かったわ。

あ、こんなところにいたのね、と言う感じ。

 

クロスビー・ボンサル絵、ジョウン・ヌッドセット作の絵本で、

最近は絶版で、復刻の予定もないらしい。

中古のマーケットでは数千円の根がついているようだ。

ネコ好きの私でも大好きな、イヌの絵本。

感想を聞いてみたい、小さい子たちの顔が浮かんだ。

 

下の県道で待ち合わせなので、少し早めに文庫はお終い。

雨は上がったようだが、お月さまは見えるかなあ。

文庫にあった、お月見のミニチュアでも写しておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の文庫の日は、10月18日です。

(芝 直子)