ちょっとだけ

今日のまゆーら 2009/01/31

今日新しく持っていったのは、末崎茂樹の『こねずみチッチのひとりでおつかい』と、瀧村有子作・鈴木永子絵の『ちょっとだけ』、それにかがくいひろしのだるまさんシリーズ『だるまさんと』。

『だるまさんと』を持って行ったら、たまたまシリーズのもう一冊の『だるまさんの』も、みきちゃんがお家から持って来ていて、一緒に見せてもらった。

見れば見るほどハマる絵本だ。
裏表紙の、キモカワイイだるまネコが…。
ううう。

『ちょっとだけ』は、うまれた赤ちゃんの世話に忙しいお母さんを見て、自分のことはなんでもちょっとだけやってみるお姉ちゃんの話。

甘えたいけどがんばっている女の子が健気で、お母さんじゃなくても、ヨシヨシって抱きしめたくなる。

学童保育の教室にも、お母さんがインフルエンザで何日も寝込んでいるという女の子がいる。

たまたま昨日、ちょっとしたことで、強い口調でその子を叱ってしまった。

そしたらトイレに閉じこもって泣いている、と!!

仰天して飛んでいって、抱っこしていろいろお話をしたら、しゃくり上げながら、お母さんのお熱が続いていることや、お父さんが弟や自分の送り迎えをして、それでお迎えが遅くなる、などとお話ししてくれた。

お父さんのお手伝いをして、ジャガイモを切ってカレーを作ったとか。

お母さんのことも心配だし、きっと健気に頑張っていたのだと思う。いろいろ我慢して、気持が張り詰めていたのに気付かず、本当にかわいそうな事をしてしまった。大反省。

写真は、やっと完成した樹人君ママ・妙ちゃんの、結婚式記念のミニチュアフレーム。

なかなか立派な作品になった。

その後、作りたくてたまらないみきちゃんのために、もうひとつウエディングドレスのミニチュアを制作する事にした。

すっかりドールハウスの腕を上げた妙ちゃんに、みきちゃんの作品作りの応援を下請けに出す。
ワタシの助手が出来た!

元気にピースしてくれたそうたアニキのお父さんも、インフルエンザだとのこと!

皆様どうぞお気をつけて。

次の文庫の日は、2月7日です。
  (芝 直子)

第199回如月会のご案内

如月会 2009/01/23

予告 第199会『如月会』例会

〈1月〉

・13:00~14:00  ・1月のことば

               ― あけましておめでとうトーク ―

              ・表紙(詩)鑑賞

・14:00~14:45  ・古典文学シリーズ

               「源氏物語」― 「澪標」(みおつくし) ―

・14:45~15:30  ・楽しみながら学ぶ暮らしの法律シリーズ― 親族・相続 ―

・15:30~16:00  ・明治文学シリーズ

               樋口一葉 ― たけくらべ―

・新年第1回は、1月23日(金)午後1時~4時(正教寺)です。

・みなさん、お気軽にお越し下さい。

よもぎだんご

今日のまゆーら 2009/01/17

新年最初の文庫の日。
そろそろお正月でもないのだが、一応「あけましておめでとう」の言葉が飛び交う。

樹人君たちいつもの男の子がお休みで、樹人君のお母さんだけが作りかけのミニチュアを仕上げに来てくれた。

そこへお母さんに連れられたみきちゃん登場。
しばらくすると、妹のりこちゃんをベビーカーに乗せてお父さんが。

更に別の要件でお寺を訪れたのが、みきちゃんのおばあちゃん。今日の文庫はみきちゃん一家だ!

この前には這い這いだったりこちゃんもしっかり歩いて、一時もじっとしないで手当たり次第に絵本を取り出して見てくれる。すごいなあ。

ところで今日一番先に読んだのは、さとうわきこ作の『よもぎだんご』。

実は先日、私の勤めている学童保育の教室で、おやつに三色団子を出したら、緑の団子がひどく不評…。

着色料じゃない本当のヨモギだったのが、「にがい」「まずい」と言うことらしい。

「それはヨモギっていう草で…」と言ったら、
「草?! オエーッ」

この子らにヨモギの説明をしたくて思いついたのが、さとうわきこ作 福音館書店の はじめてであうかがく絵本『よもぎだんご』。

確かまゆーらには無かったので、文庫仲間の『かいがら文庫』の宮永さんに聞いてみた。

「あいにく見当たらないので、探すついでにあちこちの図書館にも聞いてみたけど、なかったわ」とのお返事が。

それが今日文庫に来て、思いついて、頂き物の福音館の月刊誌ばかりを置いている棚を探したら、出てきた!

宮永さんごめんね!!
あはは…と笑ってごまかそう。

みきちゃんと一緒に読みながら、最後のページのばばばあちゃんは、いったい何歳の誕生日なんだろうと考えてしまった。

次の文庫の日は、1月31日です。
  (芝 直子)