「キバラカと魔法の馬 ―アフリカのふしぎばなしー」 2026年4月18日
2026年04月25日
前回の花祭りは、にぎやかにお参りくださってありがとうございました。
さて今日は、きっとお客様は無いかなあと思っていたら、
なんと半年ぶりに佐武さんがお見えになった。
城ホールで開いたまゆーら文庫の作品展においでになって以来、
しょっちゅうお土産付きで遊びに来てくださっていた方で、
シャボン玉、航空写真と地図、ドングリ、図鑑など、
「手ぶらで来てくださいね」と言っても、
いつも何かしら子どもたちが使えるものを持ってきてくださる。
博識な方で、知らない知識を教えていただくのも楽しかった。
それが半年もお見えにならなくて、お加減でも悪くしておられるのではと、
和子さんと何度も話していたものだ。
どうやらとてもお忙しかったらしくて、元気なお顔で安心した。
お元気で何より。

佐武さんが見えるまで、本棚から引っ張り出して読んでいたのが、
『キバラカと魔法の馬』、ずっと前にユネスコたからくじ文庫の中の1冊として
寄贈を受けた本だ。
アフリカの民話を集めた本で、精霊や悪魔、動物たちが人間と係るお話。
50年ほど前に冨山房から出版された本だが、
その後絶版になったのか、今では岩波少年文庫から出ているらしい。
挿絵は太田大八さんで、迫力満点で面白いし、
恩を仇で返した人間が、すっかり昔の貧しい境遇になるという、
日本の昔話『はなたれこぞうさま』そっくりなお話や、
承知の上でヘビの息子に嫁いだ花嫁が、実は夫はヘビではなく、
人間の若者に変わって、幸せになるとか、馴染みのある話ばかりだ。
語りには少々長いかも、と思いながら読んでいた。
さあ、次回はもうゴールデンウイークか。
祝日でなければ文庫は開いています。
次の文庫の日は、5月2日です。
(芝 直子)
