第230回如月会のご案内

如月会 2011/08/26

8月如月会例会(第230回)予告
〈8月時間表〉

・13:00~13:40  ・8月のことば
  ・時事問題ワンポイント
  ・表紙(詩)鑑賞>
  ―金子みすず・日本唱歌集―

・13:40~14:30  ・古典文学シリーズ>>
「源氏物語」

・14:30~15:10  ・くらしの法律シリーズ
「相続」

・15:10~15:30  ・明治文学シリーズ
与謝野晶子「みだれ髪」

☆日時:8月26日(金)13:00~15:30
☆場所:正教寺

くつやのねこ

今日のまゆーら 2011/08/20

今日で夏休みの工作は最終回。
男の子向きに粘土でカブトムシを作る。

ちゃんと型があって、黒く着色した粘土を詰めて
型から抜き、ビニール針金の足を付けるもの。

なかなかリアルでいいけれど、
足のボンドを乾かすために裏返して置いた所は
殺虫剤を掛けられたゴキブリのようだ。

以前私の友だちがこれを作って、
部屋の観葉植物の葉に付けておいたら
帰ってきた高校生の息子さんが仰天。

大人げないと怒られたそうだ。

時間があったらきょうた君たちも
何匹も作りたかったのだろうけれど、
とりあえず1匹。

今日はそろそろ文庫が閉まる頃になって、
珍しいお客さんがあった。

小学生の頃、文庫に来ていた女の子が、
お母さんになって、二人のお子さんを連れて
遊びに来てくれたのだ。

きょうた君ママのみぃちゃんのお友だちで、
夏休みでお里帰りに来ているそうな。

「この本読んだわ」と、いろいろ
古い本を手にとって懐かしがってくれた。

また、文庫の子どもたちのおススメの
『へんしんシリーズ』など
新しい本をみんなと一緒に楽しんでいたが、
きょうた君とゆきや君が先回りして
言ってしまうので大騒ぎ。

懐かしがってくれたのは
馬場のぼるの『11ぴきのねこ』シリーズで、
文庫にあるのは結構ボロボロ…

でも何十年もずっと読み継がれるいい本だ。
新しいのを買うかなぁ。

新しいと言えば、今日持って行ったのが
いまいあやの作の『くつやのねこ』

とてもきれいな色遣いの本で、
作者はなんと30歳位だとか。
新しいはず!!

ご存知『ながぐつをはいたねこ』をモチーフにしていて、
貧しい靴屋のために飼い猫が活躍する話。

でも貧しい靴屋が、お金を払ってくれないのに
魔物につぎつぎ靴を作れる…?

不思議に思うべきはそこじゃない、と
叱られそうだが。

次の文庫の日は、9月3日です。
  (芝 直子)

とてもとてもあついひ

今日のまゆーら 2011/08/06

ズバリ、「とてもとてもあついひ」
こいでたん文・こいでやすこ絵の絵本。

ハンモックでお昼寝をしていた
3匹のネズミが目を覚ますと
庭にあったはずのブランコと手押し車が無い!

探して行くとあちこちでも色んな物が無くなっていて
どんどん追跡隊が増える。

結局シマリスたちが水遊びをするために
いろんな物を持ち出したと分かるが…

楽しそうに水遊びをしているシマリスたちに、
「それ私たちのよ」と追跡隊が割り込んで、
大騒ぎをするうちに、わぁ!

水遊びの楽しさと醍醐味が満喫出来て、
水の掛けっこををやってみたくなる事、
うけあいの本だ。

ぜひ夏に読んでほしい本…と言うまでもなく、
今日の文庫は盛大な水遊び会場になっていた。

境内の手洗いに放した亀が発端で、
子どもたち総出で、ホースで水の掛け合い。

みんな頭から水だらけで、服もびちょびちょだけど
とても気持ちよさそうだ。

帰りに、「通ります!おばちゃんに掛けやんといてよ」
と叫びながら通ったら、
けんたろう君がシャワーの蛇口を止めてくれた。

本当はチョビっと掛けてもらいたかったりして。
あ、いやいや、冗談です。

さて今日は夏休み工作の第2弾。
粘土とペットボトルで作った、パフェの貯金箱。

みんななかなか上手に出来て、
造花の花と葉っぱをあしらったトロピカルムード満点の
おいしそうな貯金箱がいっぱいできた。

写真をみると本物みたいだ。
もう一枚の写真は、粘土をこねる、りこちゃん。

粘土が気に入ったようで、
終わってからも黄色い粘土を握って離さない。

なのに、盛大な水遊びの途中で
文庫に大事な粘土を置きに来た!
どんだけすごい水遊びになっているんだ。

中心になっているのはもちろんいっと君。
「いっと君が来たら文庫がシマルわぁ」と
みぃちゃんが言っていたとか。

みんな水遊びに夢中で、
文庫が無人になって「閉まる」ってか!

次の文庫の日は、8月20日です。
  (芝 直子)