「ねこざかなのはなび」2016年7月30日 

今日のまゆーら 2016/07/31

 

いよいよ夏休み。

季節に合わせて…と言う訳でもないけれど、

今日の絵本は、ゆきや君が読んでいた『ねこざかなのはなび』。

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度肝を抜く大胆な仕掛けの、わたなべゆういち作『ねこざかな』シリーズの中でも

『ねこざかなのはなび』は、音まで出るビックリの絵本だ。

 

花火の形に立ち上がるページを開くと、ふちが歯車状のギザギザで、

それがこすれ合って、音が出る仕組み。

結構大きい音で、びっくりしてしまう。

 

『ねこざかな』シリーズは、とにかくこれでもかと仕掛け満載の絵本なので、

買う時に、文庫ではすぐ壊れるかも…と心配したが、

みんな大事に使ってくれていて、きれいなままだ。

 

ふちのギザギザがすり減ってないから、いい音がする、と

一緒に覗いていた、しんみせのおばちゃんこと、

りこちゃんのおばあさんの言うとおりだ。

 

みんなが大事に見てくれるからか、それとも本棚に並んでいると

普通の背表紙に騙されて、中にこんなすごい仕掛けが隠れているのを

知らない人もいるのかも。

だったらもったいない! ぜひ手にとってページをめくってみてください。

 

さて、今日は久しぶりに顔を見せてくれたゆきや君と一緒に万華鏡作り。

キットがあるので、割と簡単に作ることができる。

 

思い思いにスパンコールや毛糸、カラーセロハンのかけらなどを入れて

外は自分の好きな模様で仕上げる。

ゆきや君はアニマル折り紙のひょう柄で、かっこいいのを作ったし、

めいちゃんのはヒヨコの写真がかわいい。

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並べて写真を撮ってから、中のきれいな所を写せないかと、

ゆきや君が私のスマホのレンズ部分に万華鏡をピッタリ当ててくれたら、

ご覧のように見事に撮影成功。

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ところで今日、お寺に鈴虫をたくさん届けてきました。

欲しい人には藤浪さんが分けてくれるとの事!

飼育ケースを持って行ったら分けてくれます。

8月9日に流しソーメンの会をするとのことなので、その時でもどうぞ。

 

ついでに鈴虫の飼い方と冬越しについて。

エサはナスビ・キュウリなどと、市販の粉末のエサか、かつお節の粉末などを併用。

うちの鈴虫は、たくさん出来すぎた苦瓜をもらってるわ。

でも食べてるのは中の白い綿の部分かも。

 

で、秋も深くなって成虫が死んでしまったら、死んだのは取り除いて、

土にたっぷりと水分をやってから、ビニールのごみ袋などで

しっかりとくるんで密封。

後は日のあたらない場所に保管するだけ。

 

翌年5月末位になったら、小さいのが生まれてくるので、ビニールから出す。

これだけなので、虫の音を楽しんだ後は冬越しにもぜひチャレンジを。

 

次の文庫の日は、8月6日です。

(芝 直子)

「マジックツリーハウス」2016年7月16日 

今日のまゆーら 2016/07/22

いよいよ夏休み目前。
楽しい予定を立てている子どもたちと、
今日はちょっぴり手の込んだ工作。
と言っても、まだ半分試作段階のをあれこれやってみたのだけれど。
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ハンドルを回すと、紙のチョウチョやまめうしくん等が
ペットボトルの中でクルクル回るというもの。
原理は簡単で、磁石の引きあう力と反発する力で回るのだ。

どんな種類や大きさの磁石がいいか、紙の人形は縦に吊るすか水平に吊るすか。
吊るすのはテグスか糸か。
条件を変えて作ってみるので、まあ試作品みたいなものだ。

とりあえずの結論として、紙は水平にして糸で吊るすのが一番よく動くかも。
でも子どもたちが作ったのは人形やウサギで、縦に吊るしたけれど、
それでも結構良く動いて、思わず笑ってしまうほど。

りこちゃんのウサギは、まあ大慌てでピョンピョン飛び跳ねて、
まるで「寝坊した、学校に遅刻する!」と言っているみたいだ。

絵を描くのがイヤだったらしいめいちゃんは、
赤の普通のマグネットでテントウムシを作って、吊っていた。
飛び跳ねないけど、クルクル回っていたよ。

みんな集めて写真を撮ろうとしたら、
なにしろ磁力で勝手にふわふわ動き続けるので、ぼやけてしまった。

さて、今日の本の紹介はりこちゃんママのリクエストの『マジックツリーハウス』。
メアリー・ポープ・オズボーン作のシリーズで、確か最新は40巻。

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以前映画にもなったから、名前は知っている方が多いと思う。
でも映画が良かったという話は、あんまり聞いた記憶がない。
やっぱり原作が読みやすいから、読んでみた方がいいのかもしれない。

この本を読んで、実際のツリーハウスに憧れたという子を知っているわ。
それに、本を開いて、その世界にタイムスリップしていくので、
歴史系や動物系など、いろんなジャンルのお話が楽しめる。

いくらなんでも40冊も文庫でそろえられないけれど、
図書館などで借りてみてください。
読みやすくて面白いです!

次の文庫の日は、7月30日です。
(芝 直子)

■第289回如月会例会のご案内■

如月会

〈7月時間表〉
「如月会」は、創立24周年です。おめでとうございます。

・12:00~13:15 ・楽しいお食事会
  ……………☆☆☆……………

・13:15~14:00 ・表紙(詩)鑑賞
              -金子みすず・日本唱歌集ー

・14:00~14:45  ・古典文学シリーズ

              「源氏物語」

 

・14:45~15:15  ・明治文学シリーズ
              与謝野晶子「みだれ髪」

 

・14:50~15:30  ・「くらしの法律」シリーズ

 

☆日時:2016年7月22日(金)
  12:00~13:15
  13:15~15:15
☆場所:正教寺
☆例会会費:1000円
お食事会に参加の方は、お弁当代(実費)が必要となります
☆初めての方は13:15からの例会にご参加下さい

「もし…」2016年7月2日 

今日のまゆーら 2016/07/03

 

 

今日の絵本はちょっと不思議な本。

高木仁三郎作・中野ひろたか絵の、福音館書店月刊かがくのともの1冊で、

『もし… ―どっちのみちへいこうかな。ー』

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遊びに出掛けた男の子が、わかれ道で、公園に行く道と森へ行く道の

どちらかを選んで進んでいくと、更にまたまたわかれ道。

ハチに追いかけられて逃げる先は、公園から出る道? 町へ出る道?

 

面白いのは、あらかじめ自分でページを線の通りに切ってから読む本だという所。

始めは1枚のページが、最後は横長の8枚の場面に変わる。

自分が選んだ道に従って、その場面をめくっていく仕掛けだ。

 

因みに最後のページでは全部家に帰るのだけれど、泥んこになっていたり、

ハチに刺されていたり、あっ、子ネコを拾って連れて帰る絵もあるぞ。

 

文庫にあるのはずっと以前にどなたかにまとめて頂いた月刊誌なので、

ペーパーバックの物。

人気の物はハードカバーで後に出版されるシステムだったが、

さすがにこれは自分で切らなきゃいけないから、ハードカバーになったかどうか。

 

この本をめくって、なんか既視感を覚えたのは、朝のテレビで『今日の選択』という

歌をよく聞いていたからだと気がついた。 Eテレの0655。

あのピース又吉さんが、朝起きてから、朝食はご飯かパンか…

お出かけ着は普段着かヨソ行きか、今日のお共に持って行く本は太宰かカフカか…

 

選択によって次のシーンが変わっていくという歌だった。

結果、きれいなお姉さんに帽子を拾ってもらったり、鳥の糞を浴びたりする。

あれとおんなじだ。 っていうか、この本の初版は28年前なのだけれど。

 

なんだか脱線してしまった。

夏休みの工作の準備をしようとして、古い使いかけの粘土を見つけたもので、

今日の文庫は紙粘土の日。

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写真は今日もおそろいの服を着て、粘土のメモスタンドを作っている

ゆいちゃんとめいちゃん。いつもおそろいのかわいい服なのよね。

 

さやちゃんはいつも通りヒカリもの大好きの作品を作っていたし、

りこちゃんはマイペースでどんどん作り続ける。

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出来上がったカラフルな作品の数々。

着色は絵の具を混ぜて作っているが、手にとってグチャグチャ混ぜて、こねこね。

楽しいけれど、服に付かないか心配だわ。

 

次の文庫の日は、7月16日です。

(芝 直子)