やかんのおかんとふと…??
なんとも読みにくいタイトルの絵本は、
今日りこちゃんが一生懸命読んでいた本。
和歌山弁の親戚位の大阪弁の絵本なので、結構読みやすい。
作者はサトシン、挿し絵は赤川明。
側からのぞいたりこちゃんママが「長谷川義史さんの本?」と錯覚したけれど、
長谷川さんよりか、ちょっとソフトな絵だ。
でも内容はなかなかの迫力とインパクトに満ちている。
とにかく怒ってばかりいるお母さんが、『ヤカンのおかん』で、
日曜日はいつも寝てばかりいるお父さんが、『フトンのおとん』
読み聞かせしたら間違いなく受ける本だわ。
読んでる方は、そこはかとなく見につまされて、胸が痛かったりして。
だからこんなおかんやおとんにならないように…という
教訓めいた取り方も出来てしまって、何となく居心地が悪かったりする。
でも押しつけがましくならない所は、大阪弁のなせる技だったりして。
一生懸命本を読んでいるりこちゃんのそばで、私とママはおしゃべり。
と言うか、一方的に私が愚痴を聞いてもらっていたようなものだ。
文庫で関係ないおしゃべりしてごめんね、りこちゃん。
あっという間に作れる、端切れのボタンを作って、今日はお終い。
ピンにつけて髪留めにしたり、ゴムをつけて髪ゴムにしたり、色々使える。
リクエストしてくれたさやちゃんがお休みだったけれど、
また次も持って行くわね。
おしゃべりしていたら、写真を撮り忘れた。
お姉ちゃんは紀三井寺競技場でテニスの試合だとか。
木枯らし1号が吹いたというのに、がんばってるなあ。
次の文庫の日は、11月5日です。
(芝 直子)