「レタスをたべたのはだれ?」 2020年5月31日 

今日のまゆーら 2020/05/31

 

 

いよいよ来週からは学校が始まるそうだ。

しばらくは給食なしの分散登校とのことだけれど、良かったこと。

 

文庫も今日は女の子たちが4人も来てくれて、けっこうにぎやか。

前回来てくれたひなのちゃんが妹さんと来てくれたのを始めに、

ののかちゃん、それにはるちゃん。

 

プラバンを作り、スポットイットなどのカードゲームで盛り上がり、

本も借りてくれて、ホントに文庫らしい時間が過ぎる。

 

一緒になって騒いでいたら、ののかちゃんたちが帰ってから、

写真を撮らなかったのを思い出した。

 

仕方がないから、文庫の前の花壇にあったレタスを写してみる。

きれいに草引きもされて、手入れの跡が見える花壇の真ん中に、

なぜかレタスが二つ転がっていて、来た時から気になっていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるちゃんに「なんでレタスを転がしているのか分かる?」と聞いたが、

「??? 要らないのかなあ」

 

帰りに今日ご住職が収穫したばかりのジャガイモのおすそ分けにあずかり、

和子さんのお言葉に甘えてたくさん紙袋に入れていただいてから、

ふと思い出して、レタスの訳を聞いてみた。

 

「なぜこんな所にレタスを置いてるのかと思って…。 何かのエサ?」

そう聞いたら和子さんが笑って、「ナメクジがついてるねぇ」と言いつつ、

なんと花壇の中に足を入れて、レタスの一つをグイと引く。

折れて転がるレタスと、外葉についたいくつものナメクジ!!

 

「…植えてたんだ!!」

周りに雑草も何も無いから、植わっているとは気付かなかった。

ご住職の菜園だったらしいのに、失礼な事を聞いてしまった。

 

「これもどうぞ」と和子さんに頂いてしまい、申し訳ない事をした。

因みにいくつも付いていたナメクジさんを、うちの玄関で払い落したら、

コツン、と音がして転がったではないか。

ナメクジではなくてカタツムリの塊だったらしい。

 

慌ててつまみあげて、玄関の植木鉢にそうっとリリースして、

家に入ってから思い出した絵本がある。

 

 

 

 

 

 

 

ジル・ムントン作の『レタスをたべたのはだれ?』。

ド派手な仕掛け絵本で、レタスを食べてしまった犯人捜しに

ページをめくるといろんな生き物が飛び出してくるのだ。

 

仕掛けがすご過ぎて、あちこち傷んだ本を持っている。

ヘビでもハチでもカエルでもなくて、ギラギラの足跡をつけた犯人は?!

 

でも、今回に限って言えば、レタスを食べたのは私です…。

 

次の文庫の日は、6月6日です。

(芝 直子)

おとなの書道講座特別編第二回線の練習 動画公開と資料のご案内

雲城山正教寺 お知らせ 2020/05/22

毎月第3土曜日に本堂で開催してくださっている

「上田大愚先生のおとなの書道講座」のオンライン特別編を公開しました。

第二回は線の練習です。

どうぞお楽しみください。

上田大愚先生のおとなの書道講座特別編(於 雲城山正教寺)第二回線の練習

おとなの書道講座特別編第二回線の練習 資料

●当講座は2019年7月からスタートしました。

当山で同時に開始した「サロン・ド・まゆーら」という

人生を考え楽しむサロンへの協力として

書道に触れてみたい大人の方を対象に テーマを絞って

月に一度開催していただいています。

新型コロナウィルス拡散防止自粛のため

3月、4月は残念ながら中止となりました。

そんなわけで、

上田大愚先生に協力いただいて

いつも来てくださっているみなさんをはじめ

書道に親しんでみたい方を対象に オンライン特別編を公開することにしました。

お楽しみいただければ幸いです。

●改めて上田大愚先生ご経歴をご紹介します。

1968年和歌山市生まれ

書歴

日展入選 読売書法展 読売新聞社賞

日本書芸院大賞 史邑賞・魁星作家展出品

一東書道会全国書道展 文部科学大臣賞

和歌山県展 知事賞・県議会議長賞

現在(2020年4月)

日展会友

和歌山県美術家協会 理事・書部副部長

和歌山県展・和歌山市展 招待作家

一東書道会会員

書道愚得会主宰

●「おとなの書道講座」本講座は毎月第3土曜日14時~ 開催されています。

開催の告知はホームページにアップします。

会費はお寺へのお供えとして500円を頂戴しています。

お供え講座のため、最初に皆さんと読経をさせていただいています。

コロナウィルスを克服し みなさんと本堂でお会いできます日を楽しみにしています。

「しっぽしっぽしっぽっぽ」 2020年5月16日 

今日のまゆーら 2020/05/17

 

 

緊急事態宣言が解除になって、近くのパチンコ屋さんには

明日から再会、の電飾が光っていた。

 

大雨で文庫はひっそりだけれど、

これからはだんだん普通の日が戻るかな。

お客は2年生のひめのちゃんと、中学生になったはるちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はるちゃんがトランプなどのカードゲームの相手をしてくれた。

ツルッツルの新しいテーブルは、トランプが貼りついてめくりにくいらしい。

 

神経衰弱に興じる二人を、記憶力に一切自信がない私は横から見物。

最近夕べのご飯も思い出せないと言ったら、二人に笑われた。

 

トランプが一段落して、借りる本を選び始めたひめのちゃんの側で、

私も絵本を見る。

 

木曽秀夫作の『しっぽしっぽしっぽっぽ』を発見。

ずっと前に、本堂で読み聞かせに使った事があるなあ。

ページを開くと、本物のゴムでできたネズミの長ーいしっぽが現れて、

めくると色んな場面で長いしっぽが活躍する。

 

 

 

 

 

 

 

 

僕のしっぽが長かったら、あんな事やこんな事もできるのになあ…と

夢を膨らませるネズミだけれど、

やっぱりこのままがいいのかもしれないね。

 

2、3歳の小さい子にも大受けする絵本だ。

赤ちゃん絵本を卒業する頃にぴったりかもしれない。

そんな子が文庫にいないのは残念だわ。

 

雨が小降りになって、作った工作を手にひめのちゃんが駆けて帰って、

文庫も店じまい。

今度は境内で遊べるといいなあ。

 

次の文庫の日は、5月30日です。

(芝 直子)

行事中止のご連絡 2020年5月分

雲城山正教寺 お知らせ 2020/05/16

いつも正教寺の活動にご理解・ご支援をいただきありがとうございます。

新型コロナウィルスの感染拡大防止の社会情勢を鑑み

下記の行事を中止いたします。

・大人の書道講座

・如月会

一日も早く収束するよう皆様のご協力をいただいて拡散予防に協力したいと思います。

楽しみにしてくださっている皆様にはお詫びいたします。

どうぞ手指の消毒や換気の悪い人ごみに行かないなど感染予防につとめてください。

緊急事態宣言が一部解除になり、もう一息でしょうか。

気を抜かづに頑張ってまいりましょう。

 

おとなの書道講座特別編第一回道具の使い方 動画公開のご案内

雲城山正教寺 お知らせ 2020/05/10

毎月第3土曜日に本堂で開催してくださっている

「上田大愚先生のおとなの書道講座」のオンライン特別編を公開しました。

第一回は道具の使い方です。

どうぞお楽しみください。

上田大愚先生のおとなの書道講座特別編(於 雲城山正教寺)第一回道具の使い方

●当講座は2019年7月からスタートしました。

書道に触れてみたい大人の方を対象に テーマを絞って

月に一度開催していただいています。

新型コロナウィルス拡散防止自粛のため

3月、4月は残念ながら中止となりました。

 

そんなわけで、

上田大愚先生に協力いただいて

いつも来てくださっているみなさんをはじめ

書道に親しんでみたい方を対象に オンライン特別編を公開することにしました。

お楽しみいただければ幸いです。

 

●改めて上田大愚先生ご経歴をご紹介します。

1968年和歌山市生まれ

 

書歴

日展入選 読売書法展 読売新聞社賞

日本書芸院大賞 史邑賞・魁星作家展出品

一東書道会全国書道展 文部科学大臣賞

和歌山県展 知事賞・県議会議長賞

現在(2020年4月)

日展会友

和歌山県美術家協会 理事・書部副部長

和歌山県展・和歌山市展 招待作家

一東書道会会員

書道愚得会主宰

 

●「おとなの書道講座」本講座は毎月第3土曜日14時~ 開催されています。

開催の告知はホームページにアップします。

会費はお寺へのお供えとして500円を頂戴しています。

お供え講座のため、最初に皆さんと読経をさせていただいています。

コロナウィルスを克服し みなさんと本堂でお会いできます日を楽しみにしています。

「これは王国のかぎ」 2020年5月2日 

今日のまゆーら 2020/05/05

ドールハウスのお庭部分の修理が済んで、文庫に持って行く。
ついでにこの前に忘れていた、暖炉の中に焚き木を作りこむ。
それからお庭の赤いポストの位置を変えて、あちこち手直しする。

誰もお客の無い文庫で、好きなドールハウスの修理をしている時間。
こんな時もいいな。

気の済むまでドールハウスをいじってから、
テーブルの上の返却本を台帳と照らし合わせて、片付ける。
しばらくぶりに戻って来た本だ。

どっちも私が大好きなファンタジーの読み物で、
確か「ぜひ読んでみて」と、その方に押し売りした記憶がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一冊は萩原規子作の『これは王国のかぎ』。
中学生の普通の女の子が、誕生日に失恋して泣き疲れて眠ってしまい、
目が覚めたらなんとそこはチグリス川のほとり。

アラビアンナイトそのままの世界で、しかも自分は魔物で、
目の前にはわけありのイケメンが…。
これが面白くないわけがない。

魔物になった「私」に操られた木馬が王子を乗せて空を飛び、
囚われの美姫を間一髪で救い出す、という
クライマックスのシーンが文庫本の表紙になっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、残念なことにまゆーら文庫にあるのは単行本の方で、表紙絵が違う。
文庫本でも中公文庫の物にだけ、その絵が付いているのだ。
うちにはお気に入りの絵のついた中公文庫のがあって、
時々読み返している。

誰かこの本、読んでくれないかなあ。
外に行けないこの時期に、きっとうってつけの本ですよ。

次の文庫の日は、5月16日です。
(芝 直子)