前回のこのページで、次の文庫の時には梅雨明けしてるといいな、と
書いたら、なんと本当に今日が梅雨明け発表。
それにしては毎日急に雨が降ってきて、慌てて洗濯物を入れているけれど。
境内でもセミの声が聞こえて、その中をお習字教室の方々が通られる。
始まる前に、早くいらした方が文庫をのぞいて行ってくれたそうだ。
子どもは来ないけど、大人のお客様があったという事だな。
そういえば和子さん情報によると、来月のお習字の会は、
お孫さんと一緒にお習字をしようという企画だとか。
そしたらだれか子どもさんがのぞきに来てくれるかしらん。
今日も文庫でたくさん本を読んだ。
面白かったのは『たんたのたんてい』。
中川李枝子作・・山脇百合子絵の、幼年童話の名作で、文庫には2冊もある。
しばらく読んでなかったら、お話を忘れていて、楽しく読んだ。
お父さんの新聞を取りに出た、たんたが、新聞の代わりに次々に
おかしなものを見つけて、虫メガネ片手に新聞を追いかけて探偵をする。
そうか、こんなに登場人物が多かったっけ。
昔うちの子どもに読んだ時とは、また違う発見もあった。
絵本って、昔読んだ時の情景や、その時の空気まで思い起こさせてくれる。
本当に不思議にツールだと思わずにはいられない。
さあ、今日は和子さんがエネルギー切れでお疲れのようだったので、
おはなしはせずに帰る。
この頃お話の時に使うろうそくを手作りしていて、
夏らしく貝殻を閉じ込めた海のようなろうそくを作ってみた。
それをともして、今パソコン作業。
おはなしに使うろうそくがないわけではなく、うちに埃だらけになった
古い箱入りのろうそくがたくさんあったので、再利用です。
次の文庫の日は、7月31日です。
(芝 直子)