今日はお習字の日で、文庫には早くからあお君の姿が。
ママがお習字に行く間、文庫で遊ぼう。
前回に続いて、ポケモンの塗り絵に励むあお君の横で、
私もすみっコぐらしの絵を見ながら、それを下絵にして風車作り。
絵は無くてもいいんだけど、あった方が楽しいかと。
そしたらあお君も、ポケモンの絵を描いた風車が欲しいと言い出して、
細かいポケモンの絵にてこずりながら、リクエストに応えてそっちも制作。
とてもよく回るのができて、境内で回してみる。
む、私のすみっコぐらしのよりもよく回るぞ。
ところで、なんとあお君、文庫で借りた本の数が100冊になった!!
最近は100冊になるまで借りてくれる人が無かったので、
前回の平成25年の藤浪賢太郎君以来、10年ぶりか?!
文庫をリニューアルした時に、100冊や200冊になった人の貼り紙が
劣化していたので取り外して、パソコンとパウチできれいにした。
だから書き足すとなると、上からマジックで書くしかなくて、
写真のようになったけれど。
我ながら下手な字やなあ、と眺めていて、ハッと気がついた。
書き足した2枚目の上にある、1枚目の『100冊になったおともだち』の中に、
かつて三兄妹で文庫に通ってくれていた、ママの名前もあるではないか。
ママたちは三人とも幼稚園の時に100冊になっている。
あお君と一緒だ!!
恐るべし、文庫の歴史。
さて、今日あお君が借りてくれた本は、鶴見正夫作の『ブルドーザーのガンバ』。
ちょうど返却に来てくれた方が置いていかれた絵本だ。
あお君が目ざとく見つけて、「これ借りる」と言ってくれた。
古くなって捨てられたブルドーザーが、救急車を通すためにがけ崩れを
取り除いて、男の子を救うお話。
ちょっと終わり方が気になるけれど、この本は50年も前に出版されている。
団地がどんどん作られて、造成の花形だったブルドーザーのガンバ。
下の息子がこの本を好きだったのを思い出した。
さあ、あお君に100冊のお祝いだわ。
あお君、ママたちは200冊の貼り紙にも名前があるよ。
次の文庫の日は、6月3日です。
(芝 直子)