今日のまゆーら

  「さるのてぶくろ」 2020年10月3日 

2020年10月12日




 

 

どうやら今流行りの、無観客になってしまったらしい文庫で

自分のための本選びに精を出す。

 

退職以降お世話になっているお話の会『語りの森』で、

いつもいつも楽しいお話を聞かせてもらっていたのだが、

やっぱり自分でもお話を覚えてみたくなったのだ。

 

文庫にある、民話やお話の全集から、楽しいお話や大好きなお話を

改めて選んででみる。

 

私が好きなのは、ちょっぴり不思議で、美しい景色が目に浮かぶようなお話。

そして吹き出すような楽しいお話も好き。

文庫に来た子どもに「お話しして」と言われて語れるのが夢だ。

それとも、もしできるようなご時世になったら、成道会とかの行事の時に。

 

そういえば、確か去年の成道会は忍者のおじさんが来て、お話ししてくれたっけ。

あれは絵本読みだった気もするが。

くノ一になろうとは思わないけれど、普通にお話が語れたらいいな。

 

そんなことを思いながら、改めて本を探す。

そして見つけたのが、花岡大学氏の『さるのてぶくろ』。

「世界のお話・子ども図書館」シリーズの1巻らしいが、

文庫にあるのはこれだけだ。

 

何しろ花岡大学氏と言えば、まゆーらの名づけ親とも言える方だし、

この本も、童話から民話、神話に至るまで集めた短編集で読みやすい。

氏は仏教文学の方かと思っていたが、ずいぶん幅広い!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにタイトルの『さるのてぶくろ』は、最近別の出版社から

単独の絵本として出版されているようだ。

今日の写真は数十年前に出版された、文庫にある本の表紙。

 

和子さんに言って何冊も借りたから、頑張ってお話を覚えてみよう。

今日も和子さんとおしゃべりしているうちに時間になり、

なんとお土産までいただいて帰る。 ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

もう一枚の写真は、前回上田大愚センセイに指摘されて作った、

栄養バランスの取れたドールハウスの食卓。

何のことはない、定食メニューだわ。

 

次の文庫の日は10月17日です。

(芝 直子)