今日のまゆーら

  「チョビッとこわいおばけの話」 2021年11月20日

2021年11月28日



今日も本堂で、上田大愚先生のお習字の日。

今日は、筆で書く年賀状とのこと。

ママがお習字に勤しんでいる間、あお君が文庫で遊んで待っていてくれた。

 

私が着いた時、ママとあお君とで見ていた本が、

木暮正夫作、原ゆたか絵の『チョビッとこわいおばけの話』のシリーズ。

なにしろ『かいけつゾロリ』シリーズの原ゆたかさんの絵なので、

パッと目を引く、昔から文庫でも人気の本だ。

ちょびっとこわいおばけの話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『おばけの話』シリーズは、木暮正夫さんが昔話などをもとにして

わかりやすい文で書いた短いお話が、15、6編、載った本。

 

「読んで」と言われて、よしよし、と読み始めたら、結構言葉が難しい。

3歳のあお君には分からないような昔の言葉の連続なのに、

じいっと聞いてくれて、びっくり。

短いお話を一つ読み終わっても、また次を催促される。

 

嬉しくなってどんどん読んでいたら、今、私が覚えている途中の

昔ばなし、『さとりのばけもの』が出てきた。

山奥に住むさとりが、人の心を言い当てて脅かすが、得意になっていると、

火であぶって曲げていた竹がいきなりはじけて、退散する、おなじみの昔話。

 

原さんの楽しい絵と合わさって、木暮さんの文はいかにも今風でわかりやすい。

今度は私の語る「サトリ」も聞いてもらおうか。

あお君、聞いてくれるかな。

 

積み木をしたり、積み木のトラックに本を詰め込んだり、

ドールハウスの中をあえてグチャグチャに積み上げて遊んだり、

今日もいっぱい遊んだ。

 

 

 

 

 

 

 

途中で本堂に乱入して、上田先生に構ってもらっていたが、

お土産にセンセイ直筆のハガキを貰って帰ってきたので、びっくり。

よかったねー。

 

次回の文庫の日、12月4日は成道会。

お釈迦様が悟りを開かれた日のお祝いです。

どなたでもぜひ、遊びに来てください。

 

次の文庫の日は、12月4日です。

(芝 直子)