上田大愚先生のおとなの書道講座 2025年6月の開催日について

雲城山正教寺 お知らせ 2025/06/08

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

以前にもお伝えしましたが、

6月の日程が変わっています。6月21日→6月14日

ご注意くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

一年の予定は以下リンクをクリックしてください。PDFで御覧いただけます。

令和7年 おとなの書道講座1月~12月年間予定表(6月日程変更)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は2024年10月の様子です。

 

 

 

 

 

過去の予定表

令和4年 おとなの書道講座4月~年間予定

令和5年 おとなの書道講座1月~12月年間予定表

令和6年 おとなの書道講座1月~12月年間予定表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くだもの」 2025年6月7日 

今日のまゆーら



そろそろ梅雨入りも近そうな曇り空。

今日の文庫は、りょうたろう君とやまと君兄弟と、そのお母さん、おばあさん。

文庫に遊びに来てくれたのは、初めてかもしれない。

 

うれしいな、お客さんでにぎやかな上に、先週に続いて佐武さんもみえた。

さっそく先週、佐武さんにいただいたシャボン玉液の登場だ。

佐武さんが手際よく準備をしてくださって、境内で飛ばしたけれど、

写真のような大きいシャボン玉が次々に飛び出して、大騒ぎで遊んだ。

すごくきれいで、おばあさんも動画を撮っておられたようだ。

しゃぼんだま

 

 

 

 

 

 

 

 

 

りょうたろう君もだんだん上手になって、

お兄ちゃんの真似をしたいやまと君も大騒ぎ。

本当に楽しく遊んでくれて、良かった良かった。

 

境内の石畳に液をこぼしてしまったので、バケツの水を何杯か掛けた。

でもひょっとして、雨が降ったら誰かが滑らないか、ちょっと心配です。

次回は置き場所に気を付けなくては…。

くだもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文庫の中で、絵本が好き、果物が好き、という二人に読んだのは、

ズバリ、平山和子作の『くだもの』

表紙いっぱいのサクランボの他、スイカ、リンゴ、柿、バナナなどの身近な果物が、

きれいな絵で描かれて、「はい、どうぞ」と…。

子どもたちが絶対に食べる真似をしてくれる絵本だ。

古い本だけど、とてもいい絵本。

 

さて、今日のお話は、『手伝い猫』を皆さんに聞いてもらう。

何しろ冬野の周りは、右向いても左向いても、今が田植えの真っ盛り。

てんてこ舞いのおかみさんに、手伝ってくれたらいいのに、と言われたネコが、

田んぼに入って田植えをする話で、この季節に語りたかったのだ。

 

きれいな姉様に化けで田植えをしていたのが、年寄り猫と知ったら、

姉様にいいところを見せようと我れ先に働いた若い衆らは、

たまげるだろうなあ。

ばれなくて良かった。

 

いっぱい遊んで、風船を抱えて帰ったりょうたろう君たち、また遊びに来てね。

それにしても、次々に子どもたちに本や手作りおもちゃ、木のコレクションなどを

持ってきてくださる佐武さん。

子どもたちにシャボン玉のやり方を教えている姿は、

すっかり文庫のスタッフに見えたわ。

いつもありがとうございます。

 

次の文庫の日は、6月21日です。

(芝 直子)

「じゃあじゃあびりびり」 2025年5月31日 

今日のまゆーら 2025/06/02



5月もお終い。

暑くも無し、寒くも無しのいい気候になった文庫に、

お客様は大人の方ばかり3人だった。

 

まず佐武さんがいらっしゃって、今日はお手製のシャボン玉一式をいただく。

きちんと講習を受けに行って作ったという、シャボン玉液と、

それを大きく飛ばすためのチェーンやら、道具一式を持ってきてくださった。

 

あいにく小さいお客さんが無くて、実際に遊べなかったのは悔しいけれど、

絶対に子どもたちが喜ぶのは間違いない。

楽しみだなあ。

 

こんな日は蛍が飛んでいるから、夜には見に行くのだと佐武さん。

もう55年もお気に入りのスポットで、子どもたちに蛍の案内をされているとか。

小さい子の手の中に、そっと蛍を入れてあげるって!

親子で、佐武さんに蛍を手の中に入れてもらった体験者もいるらしい。

 

私も小さい頃に、母の実家に蛍を見に行った体験を思い出した。

捕まえて籠に入れ、持って帰ったっけ…。可哀そうなことをした。

 

おしゃべりをしているところへ、栄田さんが本を借りに来てくださった。

数少ない、本を借りに来てくださる大人だ。

さっそくお二人にお話の押し売り。

今日のお話はフランスの昔話で、『小さな白ネコ』

恩も恨みも忘れない、とってもネコらしいネコで、大好きなお話。

 

佐武さんと入れ替わりに、もう一人、2年ぶりくらいで、私の知人が来た。

「芝さん、俺の友だちに、出産祝いの絵本を送りたいんやけど。」

ホウホウ、いつ生まれた赤ちゃん? えっ、1週間前?

 

それは素敵なご質問、と、栄田さんと二人で赤ちゃん絵本を選んでみる。

栄田さんも、かいがら文庫に携わってきた方で、絵本に詳しいし、

彼はなんと、小学生の頃にかいがら文庫に行ったことがあると分かった。

奇遇だわ。

 

赤ちゃん絵本は一杯あるよ。

私が何冊か出し、栄田さんも次々に選んでくれて、

テーブルの上は赤ちゃん絵本だらけ。

 

『たるまさん』シリーズ、『いないいないばあ』、『くつくつあるけ』

『もこもこもこ』、『ぴよぴよぴよ』、『じゃあじゃあびりびり』

『ばあ ぷっぷ』、『はじめまして』

じゃあじゃあびりびり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はまついのりこさんの『じゃあじゃあびりびり』に詰まった、たくさんの音が好き。

でもきっと私の知らない赤ちゃん絵本も、たくさんあるに違いない。

時間切れになって、彼がまたゆっくり見に来ると言って帰ったので、

私も考えておくことにした。文庫にもまだまだあるし。

いいなあ、赤ちゃん絵本。

 

次の文庫の日は、6月7日です。

(芝 直子)

「いっぽんばしわたる」 2025年5月17日 

今日のまゆーら 2025/05/18



午前中の台風さながらの風雨が一段落。

でもまだ風がひどい。

 

きっとお子さん連れのお客はないだろうから、読みかけの本を持って行く。

でもうれしいことに、文庫を開けて早々、佐武さんがおいでになった。

持ってきてくださった地図を見たり、本のついてのおしゃべりをしたり、

あっという間に時間が過ぎた。

 

途中で顔を出してくれた和子さんも一緒に、きょうもお話を聞いてもらう。

今日のお話は岐阜県の昔話で、『治兵衛さとカッパ』

ちょっと長めの、しっかりした昔話だ。

佐武さんが「今の子には、自在鉤とかいろりの説明が要りますなあ」。

いやいや、それが案外子どもらはしっかり分かって聞いてくれるの。

聞きなれてるというのもあるかもしれないけど。

 

さて、お雛様仕様にしたままだったドールハウスを、五月人形に変えて、

返却用の箱にたまった本を片付けて、今日はお終い。

でも、ついつい出てきた本を本棚に戻す前に読んでしまう。

いっぽんばしわたる

 

 

 

 

 

 

 

見つけたのは五味太郎作の『いっぽんばしわたる』だった。

誰が借りてくれたのか、テーブルの上にあった。

この本、見れば見るほど好き。

そうきたか…、え、いやあ、それは無理だろう、と

ついついニマニマしてしまう本だ。

 

こんな素敵な本に、最近巡り合わない気がして、ちょっと不安だった。

メディアに溢れるたくさんの流行りの絵本があるけれど、

その中で、『いっぽんばしわたる』に負けない力のある本はどれだろう。

 

というわけで、新刊の児童書情報が知りたくなって、

明日は岸和田市立図書館まで行って来ます。

昨年度に出版された児童書についての講演会。

実物も見られるので、楽しみだわあ。

 

次の文庫の日は、5月31です。

(芝 直子)

「モモ」 2025年4月19日 

今日のまゆーら 2025/04/29



新学期も始まって、新一年生になったあお君が来てくれた。

きっと新しい学校生活は、色々大変なこともあるようで、

今日はちょっぴり疲れて、プンプンモードかも。

頑張れ、1年生。先は長いのだ。

 

今日は『地図の日』とかで、佐武さんがこの近辺の航空地図や、

その他の詳しい地図をたくさんコピーして、プレゼントしてくださった。

市役所に行けば、最新の航空地図が入手できるらしい。

拡げて「ここが文庫で」と眺めていたら、珍しいお客さん。

 

「芝さん、いっとです」とやってきたのは、藤浪さんの初孫のいっと君。

そして、その横のきれいな女の人を「彼女」と言うではないか。

なんだと、待て待て…と、飛び上がってしまったわ。

あのいっと君が、彼女だと!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東大阪に住んでいて、ご住職がちょっとお体の具合を悪くされたので、

お寺の草引きに駆け付けたとのこと。

なんと、この暑い日に、彼女さんも一緒に?!

 

「ウグイスが鳴いていて、楽しかった」と彼女さんが言うので、

ぜひお話を聞いてと、『鳥呑爺』を押し売りして聞いてもらった。

「あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう にしきさらさら

ごよのさかずき もってまいろうか びびらびん」と鳴く鳥の話。

ここだけの話、あの鳥はイソヒヨドリじゃないかと私は思っている。

 

和歌山には馴染みがないらしい彼女さんに、

佐武さんが、さっそくさっきの地図を見せて、色々紹介してくれた。

うん、パンダがいるのは、この近所ではありません。

太地町は、もっと遠いです。

 

写真はお二人と、いっと君が描いた作品。

いっと君はボールペンで精密な動物画を描いて、あちこちに出品している人。

使っているのは黒のボールペンだけなのだが、100均の黒のボールペンが

ペンごとに色が違って、微妙な色を使い分けるのに良いそうだ。

道理で、この絵のヒョウ(だよね?)の目玉は青いし、口元は赤く見える。

ふしぎだなあ。

 

いっと君たちが帰ってから、あお君のママが、佐武さんに

ルービックキューブの特訓を受けていた。

あお君もママも頑張ってくださーい。

モモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、このブログのタイトルを『モモ』にしたのは、探しているからです。

ミヒャエル・エンデの『モモ』、50年近く前に出版された本で、

今度紀北子どもの本連絡会の読書会に使いたいのですが、

文庫にあったはず、と探したら行方不明。

4年前に点検した時には既に無かったようなので、さて、どこへ行ったか。

どなたかご存じでしたら、教えてくださいませ。

 

祝日は文庫がお休みになりますので、次の文庫は、5月17日です。

(芝 直子)

「きいろいのはちょうちょ」 2025年4月5日 

今日のまゆーら 2025/04/09



今日は花祭り。お釈迦様がお生まれになったお祝いだ。

うれしいことに、4組の親子連れのお客様が来てくれて、

花御堂にレンゲや水仙など、春の花を供えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花御堂の屋根の花をさわって、「本物やわ」という声が上がる。

花御堂はもう何十年も、若葉団地の毛呂さんがきれいに飾ってくださっている。

同じ時期とはいえ、年によっては花の少ない時もあるのに、

本当にありがたいことだ。

 

その花御堂の中の誕生仏様に、ひしゃくで甘茶を掛けて、

みんな、小さい手を合わせて、お母さんと一緒にお参りをしてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は4年生になる、はるかちゃん。

そう、本当なら今日帰京するはずだったのに、このために延ばして、

あきら君と一緒に花祭りに参加してくれたのだ。

 

お参りが終わってから、お菓子をもらい、こわごわ甘茶も飲んでみる。

お砂糖も入ってないのに、ものすごく甘い。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから絵本を聞いてもらう。

40年も前に出版された、五味太郎作の『きいろいのはちょうちょ』。

男の子が虫取り編みを持って、あちこちの黄色いものを捕まえて回る。

絶対にちょうちょ、今度こそちょうちょ、と網をかぶせてみると…。

単純な穴あき絵本だけれど、これがとても楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて今日のお話は、『王子さまの耳は、ろばの耳』と、

お母さん方が多かったので、身分違いの結婚話、『にぁ~う』にしてみた。

先週聞いたはるかちゃんたちには、シーッと口止め。

お母さん方もすごく聞いてくださって、ありがとうございました。

 

さて、文庫に戻ってからは、絵本を読んだり、

はるかちゃんのお母さんが持ってきてくれた、JALのロゴ入りの

飛行機を組み立てたり、いっぱい遊ぶ。

 

1家族に1ついただいたので、みんなお母さんと一緒にせっせと作って、

あとは境内で飛行機飛ばし大会になった。

これがよく飛ぶのなんの!!

写真はあきら君。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境内に飛行機を飛ばす子どもの声が響くって、何年ぶりかしら。

屋根に乗って、副住職様に脚立で取っていただくハプニングもあったけど!

昔の子は、境内の階段の上から飛ばしたものだ、と言ったら、

それからはみんな石段を駆けあがって、せっせと飛ばしていた。

応援のお母さんたちの声も、久しぶりかも。

 

子どもたちは疲れ知らずで、私も楽しかった。

久しぶりににぎやかな花祭りでした。

 

次の文庫の日は、4月19日です。

(芝 直子)

「げんきなマドレーヌ」 2025年3月29日 

今日のまゆーら 2025/04/01



桜がチラホラ咲き始めて、境内ではウグイスの声が聞こえる。

今年初めて聞いたわ!!

裏の山にいるらしく、とてもきれいに鳴いている。

季節の初めはたいてい下手くそな声なんだけど。

 

そういえばもう春休みだったんだ。

この前、いつもお話に行く施設が、春休みは時間が変わるのを忘れて、

すっかり忘れて大失敗したばなりなのに。

施設の子どもさんに「仕方ないよ、いつも3時半だし」と慰められた。

 

なのに、文庫にあきら君が来てくれて、あっ、春休みだったんだと思い出した。

東京からいつもの里帰りで、お姉ちゃんと一緒に来てくれて、とてもうれしい。

久しぶりに会う二人の成長ぶりにもびっくり。

きっと夏休みになったら、はるかちゃんは私より大きくなってるわ。

その大きくなった二人の写真を撮り忘れたのは、大失敗。

最近失敗が多いなぁ、私。

 

あきら君は座り込んで9冊も本を読み、

はるかちゃんはドールハウスの模様替えに夢中。

それから、佐武さんに貨幣の本を紹介してもらったり、

一緒にカードゲームをしたりと、目いっぱい遊んだ。

 

途中ではるかちゃんが、文庫にあるマドレーヌちゃんの人形を見つけて、

着こんでいるコートやマフラーを脱がし始め、いつのまにか裸んぼに…。

そしたらなんと、右の下腹に傷跡の線が出てきて、びっくり。

まさか、こんな絶対見えない所に誰か落書きした?と言いかけて気がついた。

盲腸の跡だ!!

げんきなマドレーヌ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルドウィッヒ・ベーメルマンス作・絵の、文庫にもたくさんある『マドレーヌシリーズ』、その中にマドレーヌちゃんが盲腸になると言うお話があった。

『げんきなマドレーヌ』だ。

さっそく本棚から見つけたのを、後から来たお母さんも一緒に聞いてもらう。

 

パリの寄宿舎に暮らしている12人の女の子、その中の一番おチビの

マドレーヌが、盲腸になって手術をして入院してしまう。

先生のミス・クラベルが、他の11人を連れてお見舞いに行くと…。

とても生き生きとして、素敵な本だ。

 

そうだったのか、文庫にあるマドレーヌちゃん人形は、盲腸の後だったのね。

パンツまでぬがして遊ぶ子がいなかったから、気がつかなかったわ。

 

お話も楽しみにしてくれていたようで、あきら君のリクエストで二つ語った。

貧しい男がお大尽さまの娘を好きになる『にぁ~う』を語ったら、

はるかちゃんが冷静に、「えー、だめよ」と言ったのかおかしかったわ。

 

来週の土曜日は花祭りなんだけど、はるかちゃんたちはその日に帰京するらしい。

また夏休みになったら会えるかな。

 

次の文庫の日は、4月5日です。

花祭りなので、何かお花を持ってきてください。

タンポポでも、レンゲでも何でもいいよ。

(芝 直子)

♪花まつりのご案内-2025♪

雲城山正教寺 お知らせ 2025/03/17


花まつりはお釈迦さまの誕生日をお祝いする行事です。お花をお供えし、誕生仏に甘茶をかけて、仏教に触れながら幸せな人生を送ることを願って手を合わせます。

毎年4月8日が花まつりですが、今年は4月5日(土)にとり行います。

お子さんとお寺参りのひと時をすごしませんか?

 

4月5日土曜日 2時から

正教寺本堂にて

お供えするお花を一輪お持ちください。

参加費は無料です。

 

住職による短いお経の読経とお寺の内部をいろいろご紹介します。

また「まゆーら文庫」でお世話くださっている芝直子さんの絵本朗読があります。

 

「くつくつあるけ」 2025年3月15日 

今日のまゆーら



しばらく暖かくて、さすがお水取りがすんだだけのことはある…と

思っていたら、一転、今日は冷たい雨の土曜日。

お客様も無くて、文庫で本を読んで過ごした。

 

ついでに、南コミセンのお話とわらべうたの会に持っていく絵本選び。

きっと入園前の小さい子たちが来てくれるに違いないので、

赤ちゃん絵本を中心に探していたら、林明子作の『くつくつあるけ』を発見。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登場するのは、ほんとに小さい赤ちゃん用のくつが1足だけ。

ぱたぱたぱた…と、くつだけが歩いてお散歩。

ぴょーんと跳んだり、ごろんと転がったり。

 

これはやっと歩き始めた赤ちゃん向けの絵本だな。

駐車場から歩いて文庫まで来られるようになった、

しずくちゃんに見てほしい本。

 

でも赤ちゃんって、あっという間に大きくなるのよね。

1ヵ月か2ヵ月したら、きっとしずくちゃんもすたすた歩いてるのでは。

そう思うと、小さいお客さんにちょうどいい絵本を見つけるのは

ちょっと難しいかもしれない。

 

そういえば前回の文庫の日に、「なんか面白い本ない?」の

あお君のコールに、一生懸命探したのは、みんな絵本ばかりだったわ。

あお君は4月から1年生なんだ!

絵本ももちろんいいけど、今度は少し読み物系も混ぜてみよう。

よその子はすぐ大きくなる。

思い込みはいけないなぁ。

 

さて、4月と言えば花祭り。

お釈迦様のお誕生日のお祝いで、4月5日に開きます。

その日には、どんなのでもいいので、お花を持って集まってください。

 

でも次の文庫の日は、3月29日です。

(芝 直子)

「やきざかなののろい」 2025年3月1日 

今日のまゆーら 2025/03/02



やきざかなののろい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなり『やきざかなののろい』って、呪いの絵本?
いやいや、そんな恐ろしい絵本ではなく、なかなかユーモラスな絵本。
文庫の帰り際になって、10冊借りると決めた絵本を探していたあお君に、
「おススメ絵本は?」と聞かれて、引っ張り出した何冊かのうちの1冊だ。

焼き魚が嫌いで、食べ散らかした男の子が、お風呂に入っていると
食べ散らかされた焼き魚が、「嫌わないでくれぇ、ちゃんと食べてくれぇ」って
お風呂の中に出てくる。
断固拒否し続ける男の子が…

塚本やすし作の絵本で、決して食育の本などではない所が好き。
なにしろ男の子は焼き魚の逆襲に会って、食べられるのだ。
あお君の好きな魚は鮭、鯛、それからブリだっけ?
あんまり逆襲されるイメージはないよね。

さて、今日の文庫は大入り満員。
佐武さんが見えたので、和子さんも一緒にお話を聞いてもらっていたら、
あお君たちや栄田さんも来てくれて、お絵描きやら坊主めくりやら。
そばではすごくしっかりしてきたしずくちゃんが、
紙からはみ出る勢いで色鉛筆を使っている。
その絵がなぜか、キャベツに見えた。いいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、あお君が上手に描いていたのは、鬼滅の刃のせんごくさんだったよね。
ちゃんと覚えたぞ。
写真は、4月並みの陽気になった境内で、ランニングシャツになったあお君。
なんぼ何でも早すぎないか?と思ったけど、平気らしい。元気ねぇ。
さすがもうすぐ一年生。小学校まで3㎞あるから、頑張らなくては。

あお君の「おススメ絵本は?」のコールに応えて、
栄田さんも絵本を選んでくれていた。
「それ、うちにある」とか言われていたけれど。
とっさにおススメ絵本を積み上げられない私の勉強不足。
次には頑張るわ。

栄田さんもお話してくれたので、今日の文庫はお話三昧。
ろうそくを消した後、天井に煙が漂っているのを、
しずくちゃんが見つけて、声を上げてくれていた。

次の文庫の日は、3月15日です。
(芝 直子)