新学期も始まって、新一年生になったあお君が来てくれた。
きっと新しい学校生活は、色々大変なこともあるようで、
今日はちょっぴり疲れて、プンプンモードかも。
頑張れ、1年生。先は長いのだ。
今日は『地図の日』とかで、佐武さんがこの近辺の航空地図や、
その他の詳しい地図をたくさんコピーして、プレゼントしてくださった。
市役所に行けば、最新の航空地図が入手できるらしい。
拡げて「ここが文庫で」と眺めていたら、珍しいお客さん。
「芝さん、いっとです」とやってきたのは、藤浪さんの初孫のいっと君。
そして、その横のきれいな女の人を「彼女」と言うではないか。
なんだと、待て待て…と、飛び上がってしまったわ。
あのいっと君が、彼女だと!
東大阪に住んでいて、ご住職がちょっとお体の具合を悪くされたので、
お寺の草引きに駆け付けたとのこと。
なんと、この暑い日に、彼女さんも一緒に?!
「ウグイスが鳴いていて、楽しかった」と彼女さんが言うので、
ぜひお話を聞いてと、『鳥呑爺』を押し売りして聞いてもらった。
「あやちゅうちゅう こやちゅうちゅう にしきさらさら
ごよのさかずき もってまいろうか びびらびん」と鳴く鳥の話。
ここだけの話、あの鳥はイソヒヨドリじゃないかと私は思っている。
和歌山には馴染みがないらしい彼女さんに、
佐武さんが、さっそくさっきの地図を見せて、色々紹介してくれた。
うん、パンダがいるのは、この近所ではありません。
太地町は、もっと遠いです。
写真はお二人と、いっと君が描いた作品。
いっと君はボールペンで精密な動物画を描いて、あちこちに出品している人。
使っているのは黒のボールペンだけなのだが、100均の黒のボールペンが
ペンごとに色が違って、微妙な色を使い分けるのに良いそうだ。
道理で、この絵のヒョウ(だよね?)の目玉は青いし、口元は赤く見える。
ふしぎだなあ。
いっと君たちが帰ってから、あお君のママが、佐武さんに
ルービックキューブの特訓を受けていた。
あお君もママも頑張ってくださーい。
ところで、このブログのタイトルを『モモ』にしたのは、探しているからです。
ミヒャエル・エンデの『モモ』、50年近く前に出版された本で、
今度紀北子どもの本連絡会の読書会に使いたいのですが、
文庫にあったはず、と探したら行方不明。
4年前に点検した時には既に無かったようなので、さて、どこへ行ったか。
どなたかご存じでしたら、教えてくださいませ。
祝日は文庫がお休みになりますので、次の文庫は、5月17日です。
(芝 直子)