あけましておめでとうございます。
年明けから、何かと災害や事故続きの新年で、不穏な幕開けとなりました。
でもこれ以上大変なことが起きない年でありますように…。
新年最初の文庫には、東京から帰省中のはるかちゃんとあきら君が来てくれた。
明日新幹線で東京に戻るそうだ。
年末年始はおばあちゃんちでゆっくり過ごしたらしい。良かったね。
あとからママも見えて、最近よくおいでくださる佐武さんも、
きれいな植物図鑑などを持ってきてくださって、にぎやかになった。
佐武さんから頂いた栃の実を見せて、ついでに斎藤隆介作の絵本、
『モチモチの木』も読んでみる。
一人では夜中に雪隠にも行けない、おくびょうな豆太が、
急病になったおじいさんのために、夜道を独りでお医者さんを呼びに駆けていく。
けっこう長い絵本で、昔学童保育で国語の宿題で本読みを聞いていたときは、
大勢の子の本読みを聞いていると時間切れになって、困った思い出がある。
でもはるかちゃんもあきら君も、じっと楽しそうに聞いてくれて良かった。
モチモチの木に明かりがともる、幻想的なページでは、歓声が上がったし、
小さい国語の教科書と違って、すごい迫力。
それから二人のリクエストで、カードゲームをしたり、いっぱい遊ぶ。
せっかく遠いところから来てくれたものなあ。
だんだん時間が無くなって、お話を聞いてもらう暇がなくて残念だった。
また春休みに来てくれたらいいな。
写真は、グッチャグッチャだったドールハウスをきれいにしてくれている
はるかちゃん。
どうやらお正月に来た、大きいお兄さんたちが、おもしろがって、
斬新なレイアウトに変えていたのが、気に入らなかったみたい。
キューピーたちがごみ箱を帽子代わりに被っていたし、
犬小屋にはぬいぐるみが無理やり頭を突っ込んでいたものなぁ。
佐武さんには、図鑑の他にイガに包まれた栗の実もいただいた。
子どもたちが触っても大丈夫なように、ちゃんとボトルに入っている。
今年も楽しく遊んで、いっぱい本も読みたいね。
次の文庫の日は、1月20日です。
(芝 直子)