(お休みのご連絡)上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内 21.8.21 書で結ぶ絆

雲城山正教寺 お知らせ 2021/08/20

8月22日(土曜日)に予定していました、

上田大愚先生のおとなの書道講座は

おやすみさせて頂きます。

非常に残念ですが、コロナがまた急速に広まってきていますので、

大事を取っておやすみにします。

皆さまどうぞお気を付けください。

尚、9月は変体仮名のお稽古です。

ご期待ください!

 

 

 

 

 

 

 

以下の内容は一旦延期とさせていただきます。

 

テーマは「書で結ぶ絆」

夏休みの特別企画

コラボで作品作りをしてみませんか?

親子、きょうだい、夫婦、孫、友達など

どなたでも構いません。

一緒に作品を作ってみたいと思う方をお誘いください。

一緒に作業することで絆が深まりますし、

思い出深く面白い作品が出来上がると思いますよ。

もちろんお一人での参加も歓迎です。

ご参加お待ちしています♪

 

そして9月のテーマは

「変体仮名を学ぶ①」です。

ひらがなが決まるより以前に使われていた

いろいろな仮名文字

読めるだけでも書道展などでの作品鑑賞がぐんと楽しくなります。

お楽しみに!

 

おとなの書道講座第22回

 

 

 

 

 

 

 

おとなの書道講座第22回PDFダウンロード

 

 

■第350回如月会のご案内■

如月会 2021/08/16




村田溥積先生の楽しい身近な古典・法律の勉強会です。

 

 

 

 

 

 

 

お気軽にご参加ください。

如月会(第350回)予告

〈8月時間表〉

・13:00~13:40  ・8月の言葉
              ・表紙鑑賞
              -金子みすず・日本唱歌集-
・13:40~14:40  ・古典文学シリ―ズ
              「源氏物語」
・14:40~15:00  ・「方丈記」
・15:00~15:30  ・「くらしの法律」シリ―ズ
☆日時:2021年8月27日(金)
  13:00~15:30
☆場所:正教寺
☆例会会費:2000円
☆初めての方もお気軽にご参加ください。

 

 

「とらよりつよいうさぎ」 2021年8月7日 

今日のまゆーら 2021/08/13



今日もうれしいことに、せっちゃんがお子さん二人と来てくれた。

お姉ちゃんのはるかちゃんと、3歳の弟あきら君。

 

来るなり「お話聞きたい」と言ってくれたので、

早速ろうそくをつけておはなしを二つ聞いてもらう。

新潟県の昔話「ねずみのすもう」と、ミャンマーの「ひなどりとねこ」だ。

 

ひなどりが、ネコに追われて壺の中に隠れたのに、

お母さんに「くしゃみがしたい」というシーンでは、

はるかちゃんの表情がクルクル変わって、楽しんでくれたようで何より。

初めてお話を聞くあきら君も、じっと聞いてくれて有難かった。

 

そのあと、カードゲームをしたり、本を読んだり、文庫らしい時間。

うれしいなあ。

写真はブンブンゴマを作って、上手に回すはるかちゃんだ。

さすが年長さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも作りたいと言ってくれたものがあるのだけれど、

何分準備が無くて、すぐにさせてあげられなかったのがつらい。

夏休みしか、和歌山に居られない子たちなので、

「また今度ね」と言えないのが悲しい。

次の文庫の日に、もし来てくれたら、何か作ろうね。

 

ところで小さいあきら君は、なかなかの本好きみたいで、

いつの間にかテーブルの上に『とらよりつよいうさぎ』が出ていた。

君島久子作の、ものすごい古い本だけれど、面白い本を見つけたようだ。

この本、今はきっと手に入らないかもしれない。

いつか、このお話を覚えて語ることが出来たらいいな、と思っている本だ。

とらよりつよいうさぎ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あきら君は他にも、『魔女の宅急便』を読んでくれとお母さんにリクエストしていた。

「長すぎるよ、絵本にしない?」と言いながら、

最初のページを一生懸命読んであげていたせっちゃんはえらい

他にも『かいけつゾロリ』を読んでもらっていたし、

きっと聞くことが好きなんだわ。

 

さて、来週は本堂で上田大愚センセイのお習字の会。

夏休み限定企画で、お子さんと一緒にお習字をするらしい。

ついでに文庫ものぞいてくれたらうれしいな。

 

次の文庫の日は、8月21日です。

(芝 直子)

上田大愚先生のおとなの書道講座特別編第五回連綿 動画公開と資料のご案内

雲城山正教寺 お知らせ 2021/08/09

毎月第3土曜日に本堂で開催してくださっている

「上田大愚先生のおとなの書道講座」のオンライン特別編です。

第五回連綿です。

 

 

 

 

 

 

今回は文字のつながり 連綿を練習します。

尚、この動画は2020年6月のコロナ禍の際に活動自粛の代替として撮影されました。

動画編集が遅れ公開は2021年8月となりました。

一部上田先生のコメントが時期に合わない部分がございます。

上田大愚先生、ご視聴のみなさまに深くお詫び申し上げます。

丁寧に解説してくださっていますので

どうぞお楽しみください。

↓以下リンクからも動画を見ることができます。

上田大愚先生のおとなの書道講座特別編第五回連綿

↓以下リンクはお手本のダウンロード

おとなの書道講座第五回連綿①

おとなの書道講座第五回連綿②

上田大愚先生のブログはこちら

●当講座は2019年7月からスタートしました。

当山で同時に開始した「サロン・ド・まゆーら」という

人生を考え楽しむサロンへの協力として

書道に触れてみたい大人の方を対象に テーマを絞って

月に一度開催していただいています。

新型コロナウィルス拡散防止自粛のため

2020年は3月、4月、5月、6月は残念ながら中止となりました。

(7月18日土曜日から再開予定です。)

その際、

上田大愚先生に協力いただいて

いつも来てくださっているみなさんをはじめ

書道に親しんでみたい方を対象に オンライン特別編を公開することにし

録画したものです。

どうぞ、お楽しみください。

●改めて上田大愚先生ご経歴をご紹介します。

1968年和歌山市生まれ

書歴

日展入選 読売書法展 読売新聞社賞

日本書芸院大賞 史邑賞・魁星作家展出品

一東書道会全国書道展 文部科学大臣賞・龍洞賞

和歌山県展 知事賞・県議会議長賞

現在(2021年6月)

日展会友

和歌山県美術家協会 理事・書部副部長

和歌山県展・和歌山市展 招待作家

県書道協会会員

一東書道会会員

書道愚得会主宰

●「おとなの書道講座」本講座は毎月第3土曜日14時~ 開催されています。

開催の告知はホームページにアップします。

会費はお寺へのお供えとして500円を頂戴しています。

お供え講座のため、最初に皆さんと読経をさせていただいています。

上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内 21.8.22 手紙を書こう

雲城山正教寺 お知らせ 2021/08/02

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

今月は8月22日(土曜日)に開催されます。

 

テーマは「書で結ぶ絆」

夏休みの特別企画

コラボで作品作りをしてみませんか?

親子、きょうだい、夫婦、孫、友達など

どなたでも構いません。

一緒に作品を作ってみたいと思う方をお誘いください。

一緒に作業することで絆が深まりますし、

思い出深く面白い作品が出来上がると思いますよ。

もちろんお一人での参加も歓迎です。

ご参加お待ちしています♪

 

そして9月のテーマは

「変体仮名を学ぶ①」です。

ひらがなが決まるより以前に使われていた

いろいろな仮名文字

読めるだけでも書道展などでの作品鑑賞がぐんと楽しくなります。

お楽しみに!

 

おとなの書道講座第22回

 

 

 

 

 

 

 

おとなの書道講座第22回PDFダウンロード

 

 

「からすのそばやさん」 2021年7月31日 

今日のまゆーら



「芝さん、えらいこっちゃで!」と、和子さん。

お電話で、「今日まゆーら文庫、開いてますか」という

お問い合わせがあったそうだ。

確かにそれは大ごとだ。

 

いつか誰かが来たいと思った時のために、と、まゆーらを開けているけれど、

実際のところ、文庫の時間に、文庫目当てでお客さんが来てくれたのは、

去年の12月が最後だったのだ。

わお、それは大変と、トランプや折り紙の用意をして、お迎えの準備。

 

お電話をしてまで、来てくださったのは、お母さんと3歳のあお君。

お母さんはずっと昔にまゆーらに来てくれていた方だった。

確か3きょうだいで…と、お話していてみんなのお名前も思い出した。

 

トイレトレーニング中のあお君は、海南の図書館に行くのが好きで、

今日も行ったけど、着いたら眠ってしまっていて、帰ってきたのだとか。

そしたら目が覚めてから、「図書館は?」とぐずられて、

お母さんがまゆーらを思い出してくれたらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あお君がドールハウスで遊んでいるところへ、なんと2組目のお客さん。

マスクでわからなくて失礼したが、お里帰り中のせっちゃんが、

はるかちゃんを連れてきてくれたのだ。

 

以前会ったときは赤ちゃんだったはるかちゃんが、幼稚園の年長さん!

そりゃあ分からんわ、小学生みたいに背が高いし。

背が高いのはお母さんの遺伝だな、と、

背の高さで、マスク越しにせっちゃんだと気づいた言い訳。

 

積み木やドールハウスで楽しく遊んで、絵本もしっかり見て行ってくれた。

『鬼滅の刃』や『るろうに剣心』が好きだというあお君の、

最近のテーマは、剣の出てくる絵本らしい。

とっさに思いつかない。無い気がするなあ、ごめん。

 

はるかちゃんは『からすのそばやさん』を借りてくれた。

かこさとしさんが名作『からすのパンやさん』シリーズから40年後に

新しく出した本だ。

からすのそばやさん

 

 

 

 

 

 

 

 

『からすのパンやさん』に出てきた、りんごちゃん、れもんちゃんなどの

4きょうだいが大人になって、修行してそば屋さんを始める。

見開き一杯のパンの絵が素敵だった前作のように、この本でも

おいしそうな麺料理などがこれでもかと出てくる。

 

かこさとしさんは3年ほど前に亡くなられたが、なくなる少し前まで

たくさん新しい絵本を作られた。

 

さて、せっかく来てくれたお客さんなので、昔話を聞いてもらうことにした。

カーテンだけ閉めて、ろうそくを灯して、初めは『ねこの名前』。

はるかちゃんがしっかり聞いてくれて、「ねこの名前が、ねこって、へん」と

喜んでくれた。

ついでに、和歌山にも昔話はあります、と、お母さん方に『扇ノ芝のたぬき』。

 

ちなみに使ったろうそくは、夏をイメージして砂や貝殻を入れた手作りのもの。

中に見えるピンクの貝は、昔和子さんにもらった桜貝だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもさんが来てくれる文庫の日は、本当に楽しかった!

また来てね。

 

次の文庫の日は、8月7日です。

(芝 直子)

「たんたのたんてい」 2021年7月17日 

今日のまゆーら 2021/07/22



 

 

前回のこのページで、次の文庫の時には梅雨明けしてるといいな、と

書いたら、なんと本当に今日が梅雨明け発表。

それにしては毎日急に雨が降ってきて、慌てて洗濯物を入れているけれど。

 

境内でもセミの声が聞こえて、その中をお習字教室の方々が通られる。

始まる前に、早くいらした方が文庫をのぞいて行ってくれたそうだ。

子どもは来ないけど、大人のお客様があったという事だな。

 

そういえば和子さん情報によると、来月のお習字の会は、

お孫さんと一緒にお習字をしようという企画だとか。

そしたらだれか子どもさんがのぞきに来てくれるかしらん。

 

今日も文庫でたくさん本を読んだ。

面白かったのは『たんたのたんてい』。

中川李枝子作・・山脇百合子絵の、幼年童話の名作で、文庫には2冊もある。

たんたのたんてい

 

 

 

 

 

 

 

しばらく読んでなかったら、お話を忘れていて、楽しく読んだ。

お父さんの新聞を取りに出た、たんたが、新聞の代わりに次々に

おかしなものを見つけて、虫メガネ片手に新聞を追いかけて探偵をする。

そうか、こんなに登場人物が多かったっけ。

 

昔うちの子どもに読んだ時とは、また違う発見もあった。

絵本って、昔読んだ時の情景や、その時の空気まで思い起こさせてくれる。

本当に不思議にツールだと思わずにはいられない。

 

さあ、今日は和子さんがエネルギー切れでお疲れのようだったので、

おはなしはせずに帰る。

 

この頃お話の時に使うろうそくを手作りしていて、

夏らしく貝殻を閉じ込めた海のようなろうそくを作ってみた。

それをともして、今パソコン作業。

おはなしに使うろうそくがないわけではなく、うちに埃だらけになった

古い箱入りのろうそくがたくさんあったので、再利用です。

 

次の文庫の日は、7月31日です。

(芝 直子)

上田大愚先生のおとなの書道講座ご案内 21.7.17 手紙を書こう

雲城山正教寺 お知らせ 2021/07/06

ご好評いただいている上田大愚先生のおとなの書道講座

今月は7月17日(土曜日)に開催されます。

 

テーマは「手紙を書こう」

スマホでちょいちょいっと

ラインやメールを、送ったりして

随分手紙も文字すらも書かなくなってきました

デジタルやペーバレスの対極の世界

硯で墨をすり、筆で手紙を書いてみましょう

心休まる素敵な時間、過ごしませんか?

ご参加お待ちしています♪

 

そして。8月は夏休み特別企画。

近々発表しますのでお楽しみに!

 

第21回おとなの書道講座

 

 

 

 

 

PDFはこちらのリンクから

 

 

「空をとぶ小人たち」 2021年7月3日 

今日のまゆーら 2021/07/04



今日文庫で読んでいた本は、『空をとぶ小人たち』。

メアリー・ノートン作の、岩波少年文庫の1冊だ。

別の本を探していたのだけれど、これが目について、読みふけってしまった。

空をとぶ小人たち

 

 

 

 

 

 

 

 

ジブリのアニメ、『借りぐらしのアリエッティ』の元になったシリーズだ。

人目に触れないことを第一にして生きている、不思議な小人たち。

屋敷の床下、壁の中などで、人間そっくりの生活をしている小人たちが、

この本ではなんと、空を飛んでしまうのだ。

 

もちろん面白半分で飛ぶはずもなく、見世物用に捕まってしまった屋根裏から、

一冬かけて、手作りの気球で脱出する話だ。

 

読み始めたらぐんぐん引き込まれて、一気に読んでしまった。

この本でも、好奇心旺盛なアリエッティは健在で、

気球の作り方をお父さんにレクチャーする。

 

どんなに理解のある人間相手でも、たとえ小人用の家具まで全部

整えてくれていても、人間に知られて生活することは自分たちの生き方ではない、

そう言う両親との意見の違いも描かれる。

 

久しぶりにファンタジーの世界にどっぷりはまって、文庫の時間はおしまい。

おまけに和子さんにおはなし一つ、聞いてもらって失礼する。

 

今日は福島県の昔話で、『ねこの名前』。

もらってきた子猫に、強そうな名前を付けようと考える、じい様とばあ様。

ばあ様の言いなりに、次々名前を考えていったら、最後には…。

 

ばあ様の尻に敷かれているらしいじい様、

でもねこに名前を言い聞かせるのはじい様の役目で、

いちいちにゃーぉんと返事をするねこも可愛くて、楽しいお話だ。

 

夏休みも目前。次の文庫の頃には梅雨が明けてるといいな。

 

次の文庫の日は、7月17日です。

(芝 直子)

「やあ、ねこくん!」 2021年6月19日 

今日のまゆーら 2021/06/21



今日は梅雨本番の雨の中、上田大愚氏の浄土三部経奉納法要。

午後からは併せて作品展も開かれていて、境内をお客様が次々と通られる。

 

文庫からその様子を見ていて、せっかくの作品展を拝見に行こうかと思いつつ、

来るときに濡らしてしまった靴のせいで、はだしになったので、遠慮する。

 

文庫で本を読んでいたら、珍しくはるちゃんが入ってきてくれた。

午前の法要から来ていたらしい。

絵を描いたり、スマホの写真を消したり、こんなおばさんの側で遊んでいた。

中学2年生ともなると、スマホの扱いも神速だ。

 

ついでに数年前に撮ったお兄ちゃんとの2ショットを見せてくれた。

まあ、お兄ちゃんとそっくりで、どう見てもコピペして合成したみたいで、

二人で大爆笑してしまった。

 

今はこんなにきれいな女の子になって、似てなくて良かったね、

と言えばいいのかどうか。お兄ちゃん、ごめん。

久しぶりにはるちゃんとたっぷりおしゃべりして、楽しかったです。

 

今日、私が借りて帰ったのは、エズラ・ジャック・キーツの『やあ、ねこくん!』

キーツの本を探していて、ああ、これもキーツだったかと再発見した。

やあねこくん!

 

 

 

 

 

 

 

キーツの絵本でおなじみの、少年たちの生き生きとしていること。

本当に子どもらしくて、ピーターも、この本のアーチーも、大好きだ。

 

この『やあ、ねこくん!』は、友だちとの待ち合わせ場所へ

アイスクリームをかじりながら歩くアーチーが、たまたま見かけたネコに

「やあ、ねこくん!」と声をかけたばかりに始まる大騒ぎ。

 

この絵本に出てくるネコが自然でいい。

最近ネコの出てくるお話にはまっていて、絵本もネコ…・

 

さて写真は作品展に来た子どもさんたち。

お父さん、お母さんが作品を鑑賞中、ちょっと文庫に来てくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めはドールハウスや積み木を出して、静かに遊んでいたのに、

私がはるちゃん相手に『ネコの家に行った女の子』を語りだしたら、

どうも様子が違うと不安になったらしく、お姉ちゃんのお目目がウルウル。

 

ごめんね、怖いお話じゃないんだけれど、お母さんが恋しくなったのかも。

後で、泣かしてしまったと落ち込んでいたら、そんな事ないと思うで、と

はるちゃんが慰めてくれた。

せっかくのお客さんだったのに、申し訳ない。

 

次の文庫の日は、7月3日です。

(芝 直子)