今日のまゆーら

  「ぐるんぱのようちえん」 2021年10月30日 

2021年11月06日



一気に秋が来て、お墓の周りのコスモスもきれいになった。

和子さんが本の日焼けを心配するほどのいいお天気だ。

 

第5土曜日のせいか、誰もお客のない文庫で、和子さんとおしゃべり。

文庫のある日には、朝、雨戸を開けるのが楽しみだと言われる。

雨戸を開けて、ついでに腰かけてしばらくドールハウスを眺めるとのこと、

 

その時間がすごく楽しくて、昼からは文庫でお話を聞くのも幸せなのだと

言ってくださって、私もうれしい。

 

私が退職後に始めた昔話の語りは、現在毎月3か所に行っているけれど、

文庫で和子さんお一人に聞いてもらうのも、また楽しみなのだ。

拙いお話を聞いてくれて、私の方こそありがとうございます。

 

何しろ文庫は奇数土曜日。

月に2、3回はあるので、そのたびに聞いてもらおうと思うと

結構頑張って次々に新しいお話にチャレンジすることになる。

それも励みになっているのだ。

 

今日聞いてもらったのは、ポーランドのお話で『お月さまの話』。

なぜお月さまは毎月毎月、太ったり痩せたりを繰り返しているのか???

それはね。

ぐるんぱのようちえん

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日のおススメ絵本は『ぐるんぱのようちえん』。

西内ミナミ作・堀内誠一絵の、50年以上昔の絵本だ。

 

先月の絵本の勉強会のテーマだった絵本で、もちろん文庫にもある。

ゾウのぐるんぱが仲間のゾウにすすめられて働きに行く。

でも、ビスケット屋さんのびーさんにも、お皿作りのさーさんにも、

他のどこのお店でも、ぐるんぱの作るものが大きすぎて断られてしまう。

 

作った大きな車やお皿、ビスケットなどを持って、ぐるんぱが進んでいくと、

子どもがいっぱいいて大忙しのお母さんに出会う。

子どもたちを遊ばせているうちに…。

 

NHKの『グレーテルのかまど』で、この大きなぐるんぱのビスケットを

作っていたのを観たが、作れるんだ! とびっくりした。 いいなあ。

 

次の文庫の日は、11月6日です。

(芝 直子)