今日は成道会。
いつもの奇数土曜日ではないけれど、文庫を開けた。
成道会のお勤めをしている間は、残念ながら子どもはいなくて、大人が6人。
せっかくなので大人の方のお話会という事にして、私の昔話を聞いていただいた。

年末年始が舞台の『ものいう亀』と、地元の民話『扇之芝のたぬき』。
どうせならと、ろうそくも点けて語り、このご時世でろうそくは吹き消さず、
うちの仏壇から持って行った、ろうそく消しをかぶせて消した。
子どもたちが来てくれたのは、成道会が終わって本堂から文庫に戻った後で、
お散歩のついでに寄ってくれた、ママとめいちゃん、りなちゃんのかわいい姉妹。
本堂で一応お参りをしてもらって、文庫でお菓子をプレゼント。
それから子どもが喜んでくれるかなあと準備していたお話、ミャンマーの昔話
『ひなどりとネコ』をろうそくなしで聞いてもらった。
お姉ちゃんでも幼稚園の年中さんで、聞いてくれるかちょっと心配だったけれど、
お姉ちゃんは初めから終いまで、身動きもせずにじっと私を見ながら聞いてくれて、感激した。 また聞いてね。
お話の後はお絵かきや、積み木遊び。
写真はお姉ちゃんのめいちゃんが書いてくれた、自分と、妹のりなちゃんのお顔。
りなちゃんの方が大きいぞ。

りなちゃんが途中で、読んで、と本棚から抜き出した本を持ってきてくれたが、
あいにく字ばかりの物語の本だった。
「こっちがいいと思うよ」と、寺村輝夫作の『まいごになったぞう』を出してみた。

「あばば、うぶう」しか言えないゾウの赤ちゃんが迷子になるお話だ。
村上勉さんの絵が面白くて、小さい子向きの絵本。
ワニやライオンに出会ってしまって、危機一髪のはずなのに…
「あばば、うぶう」の赤ちゃんは、お母さんに会えるのか?
りなちゃんは自分が持ってきた本じゃなくて、おかんむりだったけれど、
お姉ちゃんが聞いてくれた。
そろそろ干した洗濯物が気になる時間まで、いっぱい遊んで、今日はおしまい。
もう一枚の写真は、こたつを出したドールハウス。
料理も鍋になって、いよいよ冬支度です。

次の文庫の日は、12月19日です。
(芝 直子)