先週まで冷房を使っていたはずなのに、なんと肌寒くなったこと!
今朝の散歩は本当に寒くて、上着をしっかり着込んだ。
…秋はどこへ行った、とぼやいてしまう。
今日の文庫は、和子さんがお留守で、境内ではご住職が畑仕事。
文庫で本の片づけをしていたら、栄田さんがお見えになった。
数少ない、本を借りてくれるお客様だ。
今日も新しく数冊を借りて、素敵なリュックサックに入れて、
自転車で帰られた。
稲刈りの進む田んぼの中を、颯爽とマウンテンバイクで走るそうだ。
本を借りて、白い紙に書いてくれていたら、その紙がいっぱいになった。
新しい紙をお渡ししたけれど、子どもたちみたいにノートへ作ったらよかったな。
大人の方でも、読みやすい楽しい本は一杯あるので、ぜひ借りてください。
そんな物語の一つをご紹介。
マーガレット・マーヒー作の『魔法使いのチョコレート・ケーキ』だ。
短編集で、読みやすいし、中身はちょっぴり不思議な、魔法めいたお話。
登場人物は子どもが多いけれど、
子どもの心がわかる、素敵な大人もたくさん出てくる。
『メリー・ゴウ・ラウンド』も、好きだし、
『魔法使いのチョコレート・ケーキ』は、ちょっと切ない。
童心に返って、ファンタジーを楽しみませんか。
ところで、11月にまゆーらに縁の方たちの作品展を開くとのこと、
確かに、上田大愚氏を筆頭に、物作りや芸術に秀でた方はたくさんおられる。
私のドールハウスも展示してくださるとのお話で、それは大変。
あっちこっち壊れてしまっているから、修理して、埃も拭かねば。
あのドールハウスは、まゆーらに来た子どもたちが自由に遊んでくれるように
置いてあるので、壊れても、小物がなくなっても、一向に困らない。
直せばいいだけの事だから。
よし、久しぶりに気合を入れて修理しよう。それも楽しいぞ。
次の文庫の日は、10月21日です。
(芝 直子)