ご案内:日本内観学会認定資格制度開始

内観研修所 お知らせ 2018/05/27

日本内観学会の認定資格制度がスタートしました。

認定医師、認定心理療法士、認定内観面接士

以上の認定資格が誕生しました。

 

内観面接士は

日本内観学会が内観面接に最低必要と考えられる教育課程を

終了することで認定されます。

5年ごとの更新になるので、

学会大会やワークショップの参加により

継続的に知識や経験のリフレッシュを求められます。

 

これまで玉石混淆だった内観面接に

最低ラインが設けられることになったわけです。

だからと言って、認定資格を持っていない面接者でも

素晴らしい方がおられるでしょうし、

認定資格を持っていてもダメな面接者もおられるでしょう。

これはどんな資格でも同じことです。

あくまで、最低限の教育を受けたとご理解ください。

 

資格があってもなくても、継続的な自己啓発が大切です。

特に内観のように自分自身を探求してゆく実践的方法論は

面接者の倫理観や人間性が強く問われます。

 

煩悩をむき出しにして生活する人を見て

楽そうでいいなぁと感じることもあるでしょうし、

身勝手だと憤ることもあるでしょうし、

罪作りで気の毒だと哀れに思うこともあるでしょう。

けれど、その人その人の状況を冷静に観て

やむにやまれぬ因縁のつらさに思いをはせ

自分自身への学びと戒めを感じる感性が大切ではないでしょうか。

 

内観を学びたい方、毎月第4日曜日8時~

呼吸を中心としたマインドフルネスと内観の会を開催しています。

 

内観学会の認定資格にご興味のある方、

詳しくは学会ホームページをご覧ください。

学会認定制度リンク

 

 

竹子会での半日内観研修のご案内

内観研修所 2017/09/22
和歌山内観研修所では
9/24 日曜日
朝8時から12時まで
和歌山市冬野 雲城山正教寺本堂をお借りして
半日内観会を開催します。
お寺をお借りするので
はじめに数分程度の読経があります。
宗教・宗派に関係なくご参加いただけます。
費用は1000円 昼食つきです。
8時~9時は正教寺の日曜学校の方も一緒に
参加されます。
お気軽にご参加ください。

自己発見の会が再始動しています。

内観研修所 お知らせ 2017/05/04

内観を経験した方々の集い 自己発見の会を
ご存じの方も多いでしょう。

かつて「やすら樹」という冊子を発刊していました。
2011年に125号を発刊してその活動を
休止していましたが、
このたび運営を30代の若い方々に世代交代して
再始動しています。

内観をいろんな方々に知ってもらい
日常生活の役に立ててもらいたいと
ホームページも素敵な雰囲気に刷新されています。

サイトは会員制なので
すべてのコンテンツはご覧いただけませんが
「やすら樹」のバックナンバーはご覧いただけます。

ぜひご覧ください!

熊本への義援金

雲城山正教寺 お知らせ 2016/04/21

内観研修所も併設されている
熊本の真言律宗別格本山 蓮華院誕生寺さまが
被災者向けの炊き出しをしてくれています。

今日4月21日も熊本市内2カ所で
炊き出しをされました。

ぜひ、ご支援を宜しくお願いします。

(認定NPO法人)れんげ国際ボランティア会では被害者救済のための支援金募金活動を行っております。
最初の活動として、現在、震源地の熊本県益城町で、炊き出し活動中です。金額はいくらでも結構です。頂いた募金は、被災者の生活必需品等の購入に使用させて頂きます。
どうか皆様の熱いお志を下記にお送り下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。合掌

◎郵便振り込み

口座名:特定非営利活動法人 れんげ国際ボランティア会

番号:01710-2-107858

竹子会の皆さまに年末の掃除 ご奉仕いただきました。

雲城山正教寺 行事記録 2015/12/20

おはようございます。今朝、この辺りは霜が降り

多分今年一番の寒い朝になりました。
内観の集い竹子会の皆さまが

  年末の掃除に来てくださっています。
先週の心のシンポジウムの運営に

引き続き

ご奉仕をいただいて

ありがたいことです。
皆さんと一緒に

掃除させていただいて

気持ちが引き締まります。
来週の日曜日は

子どもたちが掃除に来てくれる

正教寺日曜学校があります。
いよいよ今年も

ラストスパート

年賀状に大掃除

やり残したことのないよう

頑張りましょうね♪

第25回心のシンポジウム ご報告

雲城山正教寺 行事記録 2015/12/13

第25回心のシンポジウム盛会に終了することが出来ました。
参加者は約210人 満席となり、途中で受付をお断りさせて頂く事態になりました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
ご参加いただけなかった皆さまにはお詫び申し上げます。

会場ではたくさんのすすりなきと笑い声。
順子ファミリーのお話は魅力いっぱいでした。
心の洗濯させていただきました^。

パネルディスカッションは
社会人になられた順子さんの子供さんたちに
お話を伺いました。

30歳前後であんなに清々しく
周りの方への感謝を話す様子を見ていて
精神的な成熟を感じて驚きました。
家族で懸命に取り組んできた証なんでしょうね。

「今の辛さはいつか宝になる」

元気を頂ける言葉でした。

ご参加くださった皆様。
準備運営にご協力下さった皆様。
ご紹介下さった皆様。
後援、協賛下さった皆様。
そして岩崎ファミリーの皆様
ありがとうございました‼︎
心から感謝申し上げます。

配布させて頂いた別冊「み・ち」は
オフィスコカワ様がご提供くださいました。
城善建設様からは
是非語り伝えたい人々の真心を描いた
映画「海難1890」のチケットを
参加者全員分をご提供くださいました。

温かいお気持ちを頂きました。

また岩崎ファミリーの応援に駆け付けて下さった
ご来賓の皆さま。ありがとうございました。
・株式会社和島興産社長 梅田千景様
・花グループ代表 木村隆子様
・和歌山県病院協会会長・医療法人千徳会 桜ヶ丘病院 理事長 成川守彦先生
・日赤和歌山医療センター精神科部長・心のSOSサポートネット 東睦広先生ご夫妻
・映画「いのちがいちばん輝く日」監督 溝淵雅幸様
・もはらクリニック院長 茂原治先生ご夫妻
・城善建設株式会社社長 依岡善明様ご夫妻

会の中でご紹介させて頂いた方は以上ですが
他にも社会でご活躍の方が多数、
応援にお越しくださっていました。

ありがとうございました。

お蔭さまで
和やかで学びの多い1日でした。

皆様の幸せな日常生活の
お役に少しでもなれば
幸いです!

また、当日の運営などで
不手際などありましたら
お詫びいたします。

●当日の様子
講演:岩崎順子さん
パネラー:岩崎朝蔵さん、岩崎漁次さん、岩崎蕗子さん
聴き手:藤浪明覚
 

 

●当日の準備風景
終日の対応ありがとうございました。

竹子会 松野威代表ご夫妻、有田さま、藤原さま、松尾さま、毛呂さま
心のSOSサポートネット 東睦広代表理事ご夫妻
フォルテワジマ スタッフの皆さま

  

●懇親会の様子 参加者約50人
ご挨拶下さった皆さま
もはらクリニック院長 茂原治先生
城善建設社長 依岡善明様
映画「いのちがいちばん輝く日」監督 溝淵雅幸様

乾杯のご発声
日赤和歌山医療センター精神科部長 東睦広先生

 

●配布物、設営など
配布物準備はオフィスコカワ様がご協力くださいました。

第18回日本内観医学会和歌山大会のご案内

内観研修所 お知らせ 2015/09/16

【日本内観医学会のお知らせ】

10月に和歌山県で日本内観医学会が開催されます。
一般演題やシンポに加え、認知行動療法で御高名な大野裕先生、気分障害の臨床で御高名の坂元薫先生の講演もあります。

非会員でも参加可能ですので、奮って御参加頂ければ幸いです。

■「第18回 日本内観医学会和歌山大会」
大会テーマ:心理社会的治療における内観療法の可能性
日 時:10月17日(土)9時~18時
場 所:和歌山ビッグ愛(和歌山県和歌山市手平2丁目1-2)
大会HP:http://naikan-med-wakayama.com/
参加費:4000円(10月1日以降は1000円増)
申 込:必要。当日参加も可能。

『内観療法』とは、本来修養法として開発された吉本伊信の内観法を医療、臨床心理的目的のために応用する心理療法(精神療法)です。

一般(非会員)の方もご参加いただけます。

プログラムの一部をご紹介します。(敬称略)
8:30~     開場
9:00~     開会
9:10~11:10  一般演題
11:30~12:10 ランチョンセミナー

◎「これからの地域精神保健において心理支援職に求められるもの」
松岡 信一郎(和歌山市保健所保健対策課 こころの健康対策班 班長)

12:20~13:05 総会(学会員のみ)
12:20~13:05 メインシンポジウム
「心理社会的治療における内観療法の可能性」
◎「精神保健過疎地域におけるメンタルヘルス対策について」
東 睦広(日本赤十字社和歌山医療センター 精神科部長)
◎「実存的精神療法(スピリチュアルケア)領域における内観療法の可能性について」
千石 真理(心身めざめ内観センター主宰、浄土真宗本願寺僧侶、神戸常盤大学看護学科講師)
◎「認知療法的な立場からの内観法の実践」
塚﨑 稔(三和中央病院 院長)

15:25~16:35 教育講演
◎「認知行動療法のエッセンス」
大野 裕(一般社団法人認知行動療法研修開発センター センター長)

15:25~16:35 公開講演
◎「現代日本のうつ病を解剖する」
坂元 薫(東京女子医科大学 神経精神科 教授)

18:00~    閉会
18:30~    懇親会(T-LABO)

*参加費は学会員、非会員(一般)共に同額です。
9月30日までに申込・振込の場合は4000円。
10月1日以降は5000円。当日参加も可能です。
*お弁当は10月10日まで予約、お茶付1000円です。
*懇親会は5000円です。どなたでもご参加できます。
*チラシを希望、配布、設置して頂ける方は、希望部数を郵送いたしますので、ご連絡下さい。
(厚坊浩史;hkoubou@naramed-u.ac.jp まで)

◆詳しくは和歌山大会のHP… http://naikan-med-wakayama.com/
◆日本内観医学会のHP… http://naikan-igaku.jp/
※当講座は、以下のポイント対象学会です。
①公益社団法人日本精神神経学会「精神科専門医資格」ポイント対象学会です。(C群:40点)
②社団法人日本心身医学専門医・認定医および認定医療心理士の資格更新取得単位(参加者3単位、演者2単位加算)です。

皆さまのご参加をお待ちしております!

第25回心のシンポジウム いのちをつなぐ~『ガンが病気じゃなくなった時』その20年後~

内観研修所 お知らせ

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チラシのダウンロード→the25th sympo iwasaki-family

大好評!申込受付中 

メール kokoro.sympo@gmail.com

FAX 073-460-0315

電話 073-479-1871

Facebook   https://www.facebook.com/events/545281938958925/545284515625334/

 

「死があるからこそいのちは生まれ育つ、そして生きる力となり、受けつがれ、親から子へ、孫へと伝えられる」

肺ガンのご主人の最後を幼い3人の子ども達と共にご自宅で看取られた経験を著し、講演している岩崎順子さん。あれから20年。幼かった3人はそれぞれ立派に成人し、当時いのちの期限がわずか数か月だとわかったご主人と最後の家族旅行となった思い出のロタ島へ母を招待した。

「おかんとして十分してくれた。これからは、岩崎順子を生きろ。」そう言って母をねぎらい礼を伝える3人。

亡き夫岩崎圭介さんと岩崎順子さん夫妻が伝えたかった事は何だったのか。3人がそれぞれに経験した大人への道。苦しかった事、悲しかった事、嬉しかった事。それらを乗り越える原動力となったのは何だったのか。

第25回目の心のシンポジウムは『いのちをつなぐ』と題し、岩崎家の宝物を拝聴する二時間半です。

●講演とディスカッション 資料・会場費 1000円

13:00開場
13:30~14:30 講演『最も辛かったロタ島への旅は時を超えて最高の旅に  その訳は・・・』
講師:岩崎順子さん

14:40~15:50 パネルディスカッション~岩崎順子さんと3人の子ども達~
岩崎朝蔵(あさぞう)さん、岩崎漁次(りょうじ)さん、岩崎蕗子(ふきこ)さん
聴き手:藤浪明覚(本シンポジウム事務局)

●懇親会 参加費:3000円(先着順)

16:30~18:00 懇親会(軽食とソフトドリンク

■主催:心のシンポジウム実行委員会、和歌山内観研修所和歌山市冬野1045 和歌山内観研修所内
担当 藤浪明覚 073-479-1871

■後援予定:和歌山県、和歌山市、和歌山市教育員会

 

竹子会が開催されました。

雲城山正教寺 行事記録 2015/05/26

5月24日土曜日 正教寺本道にて
内観体験者の集い『竹子会』が開催されました。
日頃感じたことや気付きをお互いにシェアしました。

・日本内観学会大阪大会の報告をさせていただきました。
   職業人の自己研鑽や、人格向上のための自己研鑽として、
   あるいは宗教家の求道の下地作りなど
   修行的に捉えられている内観の側面を掘り下げた大会でした。
   200席の会場に、100席追加して対応しましたが
   満席で、大会事務局の尽力と共に、
   テーマはの関心の高さがうかがわれました。

・今秋開催予定の
第25回心のシンポジウムについても予定をお知らせしました。

今年は命の講演家 岩崎順子さんと
そのお子さん方に講演とディスカッションをお願いしました。
12 月12日土曜日 フォルテワジマにて午後開催予定です。

『ガンが病気じゃなくなったとき』
そして、その後の岩崎家について
お伺いしたいと企画者自身非常に楽しみにしています。

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第38回日本内観学会大阪大会が開催されました。

雲城山正教寺 行事記録

 

 

5月15日~17日 追手門学院大学の追手門大阪城スクエアで開催されました。

大会長は溝部教授 今回関心が高く、200席の会場に補助席を100席追加し対応。

ほぼ満席となりました。

以下大会ホームページより転載

大会テーマは、「内観SAIKOU サイコセラピーとして修行としての内観を考える」です。「最高のサイコセラピーでもある内観を再考して、宗教性の彩光を取り戻し、内観再興に繋げられたら」と、素晴らしい先生方を招待講演、シンポジスト、司会にお招きすることができました。

招待講演の、北山修先生(精神分析家)には、「罪と恥~劇的な精神分析入門~」で日本の昔話を素材にした「恥」と「罪意識」を精神分析家の立場から述べていただきます。援助者としての有り様を考えさせられるお話になると思います。山折哲雄先生(宗教学者)と本山陽一先生の対談、「親鸞の世界と内観」では、内観の原点である親鸞の世界や宗教性についてお話しいただきます。東豊先生(臨床心理士)には、「心理臨床から学ぶ良い人間関係や環境の作り方」をリフレーミングと内観の類似性を踏まえた上で、名手ならではの問題解決法についてご教示いただきたいと考えています。大山真弘先生の「お母さんにしてもらったことは何ですか?(内観のご紹介)」では内観の基本について、市民の方にも分かりやすく解説していただき、そこから奥深い修行について話が展開する様です。

 

大会会場からは大阪城がよく見えました。

 

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大会スタッフによる準備風景

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5月15日金曜日 学会シンポジウム 「内観面接者は何をしているのか?」

全体写真 左から コメンテーター/巽信夫(いのちの森クリニック院長)

河本泰信(久里浜医療センター精神科医長/精神科医)
高橋美保(東京大学教育学研究科准教授/臨床心理士)
清水康弘(瞑想の森内観研修所所長/内観面接者)
遠藤香澄(米子内観研修所助手/内観面接者)
座長/本山陽一・溝部宏二

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メインシンポジウム

「サイコセラピーとして修行としての内観を考える」
井原彰一(聖マルチン病院前院長/キリスト教神父)
千石真理(心身めざめ内観センター主宰/浄土真宗僧侶)
胡桃澤伸(精神科医)
座長/竹元隆洋(指宿竹元病院会長)
コメンテーター/真栄城輝明(奈良女子大学教授)image

大会長講演(写真なし)

「ロクデナシの私の『底』に汝を観るコト~罪と恥の彼岸、『原恩』の自覚~」
溝部宏二(追手門学院大学心理学部教授/精神療法家)
座長/堀井茂男(日本内観学会理事長)

公開講座 「お母さんにしてもらったことは何ですか?」(内観のご紹介)(写真なし)
大山真弘(蓮華院誕生寺内観研修所所長/真言宗僧侶)
座長/三木善彦(大阪大学名誉教授)

公開講座 「心理臨床から学ぶ良い人間関係や環境の作り方」(写真なし)
東豊(龍谷大学文学部教授/臨床心理士)

公開講座 「親鸞の世界と内観」
山折哲雄(国際日本文化研究センター名誉教授/宗教学者)
本山陽一(白金台内観研修所所長/内観面接者)
座長/溝部宏二(追手門学院大学教授)

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懇親パーティーの様子 先生方の出し物や交流で和やかな時間でした。image

 

大会スタッフ 裏方の仕事

大会長の溝部先生の教え子のみなさんが多数参加しておられましたが、

その場、その場の仕事の目的を的確に認識され、主体的に動いておられたのが

印象的でした。20代の若い方がほとんどでしたが、素晴らし動きでした。

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公式・非公式の飲み会など・・・

内観を通じて人生を考えるという共通のリテラシーが存在するので、

偉い先生や研究者、一般の方など垣根なく、楽しく交流させてもらえます。

この飲み会が楽しくて昨年から参加しだしたという編集者の方もいらっしゃいました。

この交流が主目的ではありませんが、内観学会の大きな特徴の一つだと思います。image