「ドリトル先生シリーズ」2019年1月5日
2019年01月10日
新年あけましておめでとうございます。
今年も楽しい本にたくさん出会えますように。
年明けの文庫はお客ゼロ。
のんびりと本の片付けなどをしていたら、
紙袋にどっさり本が入っているのを見つけた。
どなたかが返却に来てくださった本らしいので、
もとあった場所に片づけをする。
出てきたのはロフティング作の『ドリトル先生シリーズ』が数冊だった。
懐かしいなあ。読んでくださったのは誰だったかしら。
動物の言葉がわかるドリトル先生の物語で、児童文学の名作だ。
十数冊出版されていると思うが、文庫にも『ドリトル先生のキャラバン』など
井伏鱒二の翻訳で岩波少年文庫から出た本が7冊か8冊ある。
30年以上前に買った本で、どれもみんな茶色に変色していて、
表紙の絵もイマイチ鮮明ではなく、今回は最近出版の同じ本を表示してみた。
内容は同じはずなので、面白いんだけどな。
久しぶりに読み返してみようかしら。
帰り際に、よっこちゃんから、本はしばらくお顔を見ていないたえちゃんが
返してくださったのだと聞いた。
そうか、楽しく読んでくださったのならいいなあ。
さて、和子さんから長年使っている和綴じの本2冊を修理してほしいとの
依頼があったので、次回の文庫の日に材料と道具を持って行きます。
一冊は綴じ糸を替えるだけで大丈夫と思うが、
もう一冊の方は表紙ごと新しくした方がいいと思う。
それとも古い表紙に愛着があるなら、裏打ちしなくてはいけないか。
もしまた和本を作ってみようと思われる方がいたら、
材料と道具はありますので、次回の文庫の時にどうぞ。
次の文庫の日は、1月19日です。
(芝 直子)