「ねずみのアナトール」 2013年7月6日
2013年07月07日
今日の工作は、ゴージャスな指輪。
とは言っても、材料はビニール針金。
パンなどの留め具に使われているアレだ。
それを2本使って、クルクル巻いて行くだけで出来る。
中の宝石にあたる部分ももちろんそれ。
カラフルな石になって、みきちゃんが
アクアマリンとかエメラルドとか命名してくれた。
今日初めて文庫に来てくれたはるかちゃんも
一緒になってみんなで一杯作った。
ものすごーいセレブ気分で、記念撮影。
写真で見えるかなあ。
絶対作らなさそうなけんたろう君まで、
妹のはるなちゃんにあげるのだと言って、大量生産。
みきちゃんも、ママにあげるのだとダイヤモンドのを…。
1カラット位あるかもね。
とどめは藤浪さん。
明日の法事にしていくと言って、
青いでっかい指輪をリクエストされたので、謹呈しました。
いいのかなあ。
さてみんなが両手に一杯指輪をはめて
境内に遊びに行った間に、本の立ち読み。
文庫なんだから座って落ち着いて読めばいいのに、
なぜか立ち読みしてたら、はるかちゃんに笑われた。
タイタス作の『ねずみのアナトール』だ。
チーズ工場の試食係として働くねずみのお話。
ロボットに仕事を奪われたアナトールが、
本当に良いチーズを作るには時間が必要で、
効率ばかりではダメだと人間たちに知らせる。
1970年代の出版だと思うと、ロボットとチーズとネズミの
組み合わせが楽しい。
へんてこロボットなんかに負けるな、アナトール。
立ち読みしていたら急に暗くなり、
大雨の予報が出たので、慌てて帰る。
幸い大雨は紀の川沿いを進んだらしい。
またゆっくり遊ぼうね。
次の文庫の日は、7月10日です。
(芝 直子)