「猫のあいさつ」2014年3月29日
2014年04月04日
桜がいっぺんに開いた暖かい日、
子どもたちやお母さん方が次々集まって来て、
勿体なくも私の誕生日会を開いて下さった。
何しろ最近は自分の年どころか誕生日も失念しているので、
すわ、今日は花祭りだったのかと泡を食った。
お墓の花は持って来たけど、他には何も持ってなかったから。
マサカお墓にお供えしたのを一本抜いて来るわけにもいかんなあ…と
罰当たりな思案をしていたら、「芝さんの誕生日やで」。 へ?
そうたアニキのママお手製のケーキにはロウソクまでが…。
年を聞かれたので例によって「ネコ年13歳」と言ったら、
ホントに大きいロウソク1本と小さいのを3本立てて下さった。
信用しない学童保育の子どもたちに(当たり前か)、
ホントに13歳だぞと言うために写真を写す。
みんなからも、手作りのプレゼントやお手紙を持ち切れないほど頂いた。
こんなに良くしていただいていいのだろうかと、内心ドキドキする。
いやらしい謙遜とかではなく、マジでいつも馬鹿な自分自身に対して
内心忸怩たるものがあるから。
あかん、涙が出そうだ。
それから、妙ちゃんが下さったのは、
浅生ハルミンのパラパラ絵本で、『猫のあいさつ』。
他に『猫のきまぐれ』などがある、小さい小さい絵本だ。
パラパラとページをずらしていくと、
猫が寄ってきて顔をなめてくれたりする。
ただし先にしっかり開き癖をつけておく必要あり。
小さいくせに高価な本なのだ。頂いてものすごーく恐縮です!!
もう一枚の写真は、山でヘビを追いかける一行。
久しぶりに高校受験を終えて進学の決まったいっと隊長の勇士。
頂いたプレゼントに中では、そうたアニキといっと隊長の作品が
ずば抜けて芸術的!
さすがデザイン科の先輩後輩だと感心した。
前回頂いたあいかちゃんの切り絵と並べて額装しなくては!
そのうちに値上がりするかもよ、と さもしい期待をしておこう。
さて危うく勘違いした花祭りはまだまだ先です。
4月19日の11時からで、藤浪さんがたくさんカレーを炊くからね、との伝言。
みなさんどうぞ。
でもそれまでにまだ文庫はあるのだよね。
次の文庫の日は、4月5日です。
(芝 直子)