「もりのひなまつり」 2015年3月7日
2015年03月14日
雛祭りも過ぎて、そろそろ本当の春が近い季節。
今日のお客はお雛様みたいにかわいい女の子3人だった。
久しぶりに顔を見せてくれたさやちゃんと、お友だちのゆなちゃん、
それにりこちゃん。
この前の残りのペンシルバルーンでイヌを作ったり、
ちっちゃいトランプでババ抜きや七ならべをして遊んでいた。
初めて来てくれたゆなちゃんは、今度1年生になるとは思えないほど
てきぱきと遊びを仕切って、しっかりさんだ。
ぜひまたさやちゃんと一緒に遊びに来てね。
今日私が文庫で借りて帰ったのは、こいでやすこ作の
『もりのひなまつり』
森の子ネズミたちが、ネズミばあちゃんに頼んで
蔵の中のお雛様を森に招待するお話。
お雛様たちも大乗り気で出かけるが、
すっかりご機嫌で甘酒に酔っ払ってうたたねしてしまう。
どんどん暗くなって雪まで降ってきた森の中を、
子ネズミたちの曳くソリに乗って急いで帰る場面はハラハラ…。
そもそも森のネズミたちが雛祭りをしたいと思ったのは、
お雛様に祝ってもらうと元気で過ごせるからだとか。
そう言えばお雛様って、子どもの健康を守ってくれると言われていたんだ。
病気の子どもの身代わりになって、病気を治してくれるとか。
女の子に限らず、子どもの守り神として大切に飾られていたのだと思う。
飾る場所がないとか、めんどくさいとか、娘が大きくなったからとか、
ついつい飾らなくなってしまうけれど。
もっとも我が家の場合は、結婚した娘にいつか女の子ができたら
飾りたいとは思っているけれど、そんなチャンスに恵まれないだけで。
おっと、余計なことを書いたら娘に怒られるからやめよう。
ここでお知らせ。
4月18日の11時から、花まつりをします。
お釈迦さまがお生まれになった日のお祝いで、
まゆーらではお勤めの後、誕生仏さまに甘茶を掛けて、
その後みんなでカレーを頂くことになっています。
どんな花でもいいので、お花を持って来てください。
野の花で結構、1輪だけでも大丈夫。
それから忘れちゃいけない。
自分の分の白いご飯も。
お弁当箱か何かに入れて、スプーンもお忘れなく。
とは言っても、次回は4月4日なので、花まつりはまだですよ。
ちなみに次の第4土曜日3月21日は春分の日になるので、文庫はお休み。
次の文庫の日は、4月4日です。
(芝 直子)