「10ぱんだ」 2015年5月2日
2015年05月06日
ゴールデンウィーク真っ最中。
誰もお客は無いかも、と思っていたのに、いつものみんなが来てくれた。
いいお天気で、紫外線もピークかも知れない境内でさっそく泥遊び。
ご機嫌で水路を作るさやちゃんとりこちゃんの二人組だが、
写真はその土木工事の仕上がりを点検するだいちゃんだ。
泥んこのプールではダンゴ虫が泳いでいたし、
時々は頭の上を飛ぶ蝶々もいて、静かで自然いっぱいの境内…。
色んなお花もどっさり咲いていて、さやちゃんたちの水遊びを眺めていると
なんだかほのぼのといい気持で、眠くなってくる。
眠気覚ましに、お花の上を飛び回る蝶々を写真に撮ってみた。
さやちゃんに見せたら、一言、「それ、蛾やで」
えーっ、おばちゃんは蝶々だと思うけどな。
蝶々と蛾の違いはなんだ??
文庫に戻ってお母さんたちに聞いてみたら、
妙ちゃんがさっそくスマホで調べてくれた。
それによると定説は無いらしく、触角の形とか、活動する時間帯とか、
花にとまるときに羽を閉じるか開いているか?とか。
今は昼間で、こいつは羽を閉じたり開いたりしていたぞ??
つまりは女の子を代表してさやちゃんの意見、
「見た目がきれいだったら蝶々、気持悪かったら蛾」
という独断と偏見が正解であってもいいのかも。
さて文庫では、いつの間にかみんなが思い思いに何かしている。
片っぱしから絵本を出して、しっかり読みふけっているりこちゃん。
ユニット折り紙できれいな作品作りに励むみきちゃんとるなちゃん。
お話の本をスラスラと読みながらも、おばさんたちの大人の話にも
しっかり参加しているみうちゃん。
だいちゃんは初め恐竜の絵巻絵本を見ていたが、パンダが好き、と
岩合光昭写真・岩合日出子文の『10ぱんだ』を見ている。
思わず「ぜひ借りて行って、その本おもしろいでぇ」と押し貸ししてしまった。
ネコの写真で有名な岩合光昭さんだけれど、そのパンダもいいよ。
同じく岩合さん夫妻の本で、『にゃんきっちゃん』という
自身の飼いネコをテーマにした写真集もあるよ。
そう言えば、このゴールデンウィークに和歌山の百貨店で
岩合光昭写真展が開かれている。
ぜひ行ってみたいと思ってるんだけどな。
なんでも、自慢のネコ写真を持っていくと会場に展示してくれて、
招待券ももらえる、とチラシに書いてあった。
自慢のネコ写真ならうちにいっぱいあるわ。
でもホントにそんないい話があるのかな。
珍しく文庫らしくなった、すし詰めのまゆーら文庫でした。
次の文庫の日は、5月16日です。
(芝 直子)