「でっこりぼっこり」 2016年11月5日
2016年11月10日
さあ、今日の絵本は高畠那生作の『でっこりぼっこり』
久しぶりに文庫に来てくれたゆきや君が、見つけた絵本。
巨大人が地面を走り回ると、足跡にぼっこりと大きなくぼみができ、
どこかがぼっこりくぼんだら、どこかがでっこり盛り上がるはず?
さて盛り上がった所は…、そんな馬鹿な。
一緒に覗きこんださやちゃんと、大笑いしながら読んでいた。
「うそやん」「えーっ」
とびっきりのナンセンス絵本で、高畠那生さんの独特の世界にハマる。
最後のページで巨大人が泥人形みたいになって海から飛び上がっているのは、
実は本物じゃなくて、“でっこり”なのだとゆきや君が教えてくれた。
なるほどそうだったのか。まだまだ芝さんは絵本の見方が甘いわ。
そう言えばこの本は、ゆきや君が小さい頃に好きだった本だ。
久しぶりに本棚から見つけてくれたらしい。
ひとしきり笑った後は、クイズの本で盛り上がる。
前にこの本を読んでるというゆきや君の出題で、結構難しい。
同じ文字を入れて言葉を作る問題。
さ○ぜ○ま○え○…? か○○○き?
答えは、ん と た! ヒントをもらわなきゃ分からなかった。
その他、今日はさやちゃんのリクエストで、ボタンの工作。
さやちゃんはゴムをつけて髪止めに、ゆきや君はそのままでアクセサリーに。
服やレッスンバッグに縫い付けてもらうと自分だけの飾りが出来る。
だけど試しにヘアピンをつけるとしたらどうなる??
と言う訳で、お試しした所をすかさず写真に!
お迎えに来てくれたお母さん方とおしゃべりして、文庫は終了。
文庫の外では、ご住職が柚子でマーマレードを作るのだと、
大量の柚子をせっせと刻んでおられた。
あたりは柚子の香りで一杯。
次の文庫の日は、11月19日です。
(芝 直子)