「サンタさんからきたてがみ」2016年12月17日
2016年12月18日
さあて、いよいよ年内最終の文庫の日。
ストーブで暖かい文庫で、お客を待ちながら藤浪さんとおしゃべり。
昔話に花を咲かせ、ふと気が付いたら手元の毛糸がどんどん編み進み、
結構長いマフラーになっていた。
これは去年もこの時期にやった、割り箸の手製編み器だ。
筒型にしたものに割り箸を立てて、リリアンの要領で毛糸を掛けて行くだけ。
おしゃべりしながらでもできるし、一年生の子でもスイスイ編める。
今年は少し大きな海苔の筒に割り箸を11本立ててみたが、
大きくなった分、毛糸が一巻きでは足りなくなってしまった。
さてどうしようかと思案していたら、4時前になってりこちゃん登場。
最後の日だからって、忙しいのに顔を出してくれたようだ。
頭にはクリスマスっぽい素敵な髪飾りが揺れている。
文庫に来る前にあった、子ども会のクリスマス用におしゃれしたらしい。
可愛いのでぜひにと頼んで、写真を撮らせてもらう。
そのりこちゃん、本棚からやっぱりクリスマスの絵本を選んでいた。
たんのゆきこ作の『サンタさんからきたでがみ』。
いい本を選んだね。
この季節、世界中の子どもたちから、北欧のサンタクロース宛てに
たくさん手紙が届くと聞くけれど、これは反対。
サンタさんが自分で書いてくれた手紙だ。
なのに雪で宛名がにじんで読めなくなり、ネズミの郵便屋さんが大慌て。
誰に宛てた手紙か、みんなで推理するけれど、分からない。
さあ一体、サンタさんは誰に手紙を出したのか。
そして手紙は無事に宛先に届いたのか。
とってもワクワクして、素敵な結末です。
クリスマスが終わっても、ぜひ読んでみてね。
ところでこの後、大ハプニング。
駐車場の前に、上から電線(?)がぶら下がってきて、車が出せない!
電気?電話? 何の線かわからないのがアブナイ。
結局りこちゃんママが、毛糸の編み器を使って線を持ち上げて
私の車を通してくれた。
ありがとうございました。
次回は大みそかで、さすがに文庫はありません。
皆様今年も文庫に来てくださってありがとうございました。
来年も楽しい本にいっぱい出会えますように。
次の文庫の日は、1月7日です。
(芝 直子)