「これはすいへいせん」2017年4月15日
2017年04月17日
今日は花祭り。
お釈迦様がお生まれになった日のお祝いで、
誕生仏に甘茶を掛けて、お花を供える日。
初めておいでになる方もいて、小さいお子さんも何人か。
はて、読み聞かせに用意した本は、適当だったか…、
いつもドキドキする瞬間だ。
今日読んだのは、ご存じ『これはのみのぴこ』でおなじみの谷川俊太郎作で、
やっぱりどんどん文が積み重なっていく、『これはすいへいせん』だ。
「これはすいへいせん」に始まり、パイロットのイチローや
いじめられっこのトテカ、ドクター・ヤーモウに恋している大工さんのさんざえもん。
時を越え、国を越えて、不思議なお話が続いて行く。
でも「のみのぴこ」の方が読みやすかったなあ。
双眼鏡で水平線を覗いているきれいな表紙に惹かれて買った。
またみなさんチャレンジしてみてください。
甘茶を頂いた後は、自由に境内で遊ぶ。
満開の桜に因んで、用意した風船に桜のフェルトを貼りつける工作もした。
両面テープがなかなか剥がれなくて、イライラしながら、みんな頑張っていた。
でもなんといっても風船の宿命で、そのうち山の上でりこちゃんのが
割れたそうで、お気の毒だった。
まあ、いずれは割れるか、しぼむ定めなのよ。
その後は文庫でけんちゃんとたのしくおしゃべり。
けんちゃんにリクエストされた本は、今度持って行くわ。(忘れなければ!)
そのテーマなら、古いけど面白い漫画の本もあるんだけどなあ。
次回は4月29日が祭日なのでお休み。
次の文庫の日は、5月6日です。
(芝 直子)